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変人公爵一家の義娘  作者: 双葉小鳥
第二章 変人公爵の娘
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第三十四話 自覚あるよ?

 まぁ、お父様が変なのは今に始まったことじゃないけどさ。

 でも、心配になるんだよ?

 いくら変人だって言ってもね。

 その変人さも、個性ってとらえれば平気なんじゃないかな?

 ……嫌だな。

 認めて、開き直ったなんて、そんなこと。

 めちゃくちゃあるけど。

 そんなことないんだよ?

 だってほら。

 あたし、お父様大好きでしょ?

 だから、その変人さ加減もお父様だって思うことにしたんだよ。

 うん。

 なんか、自分で言っときながら。

 なんて言ってるのか分かんなくなってるのは気づいてるよ?

 だから、なかったことにする。

 さ、お父様探さなきゃ!

 ……いやだなぁ。

 誰もめんどくさいなんて思ってないよ?

 ただ、お父様が自分からこっちに走ってきてくれたらいいな。

 って思ってるだけだよ?

 その方が手っ取り早いでしょ?

 そしたら、あたし。

 動き回らなくていいんだよ?

 ……さて。

 現実逃避やめ!

 探さなきゃね……。

 まったく、どうしてお父様とお母様ってこうも思い込みが激しいんだろう?

 不思議だね。

 もっとおおらかに考えればいいのに。

 あたしはなんて考えながら廊下を歩いてる。

 お屋敷に居る人数はあたしを入れて六人。

 除いて五人。

 そして、ひろーい家のなか。

 どうやってすれ違えと?

 いやまぁ。

 おそらくリビングか台所にいるとおもうけどね。

 だって、お母様は大抵この時間はそのどっちかに居るからさ。

 きっとお母様を困らせてるんじゃないかな?

 ま、そんな気がするから、リビングじゃなくて、台所行ってみよっと!

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