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「雨、上がる」 -第二部-  作者: 神智 紗環
40/64

四十雨 「抱きしめる」

挿絵(By みてみん)


"コッ コッ コッ コッ コッ....˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹˛៹"


「(部屋、か┈┈┈┈… ?)」


梯子(はしご)が掛かっていた氷穴からその梯子を伝い、征四郎 ジャミが


氷穴の中を下へと降りて行くと、梯子の途切れた先に氷の壁や床に覆われた


余り広くはない、切り取られた様な造りをした


「氷室」が姿を現す_______________


「სამოსი ამბონი ხის ნაჭრები,


 არ გამოიყურებოდეს ამ ადგილას რაღაცის გაკეთება,

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ローブ、アンボン、木片_____________


 何か、この場所でმედიტაცია(ワカロッォアロ=瞑想、苦行)


 をしていたような___________ そんな様子を感じ取れるなᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


"コッ コッ コッ コッ コッ...˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ"


【(征四郎∙∙∙∙ そこに___________  何か∙∙∙∙?)


  ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


 (ああ、分かってる____________)】


あまり広くはない、氷室の中に足を踏み入れると、その氷室の


中央に透明な氷の壁の様な仕切りがあるのが見え、その壁を境にして


部屋が左側 右側の左右に別れ、どうやら別々の2つの部屋がある様な


造りになっている様だ∙∙∙∙∙


【(あの┈┈┈… ジャミと言う人の話だと、この場所は


  何か儀式的な∙∙∙∙∙ ?)


  ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


 (・・・・どうだろうな)】


柩、布、祭祀道具、何かの樽の様な物_________________


物がいくつか置かれた部屋の中の様子を覗う様に征四郎が


部屋の左奥へと進んで行くと、その左奥の部屋の右側に、先程


入り口から見えていた「氷の壁」が隣の部屋と境を隔てる様にして


自分の前に立っている_____________


「აურიეთ! აქ რაღაც გააკეთე ჩახუტება!

(ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 懺悔∙∙∙∙∙  ! 抱擁(ほうよう)、の様な事を


 この場で行っていたのか∙∙∙∙∙ )」


「  ______________」


壁の反対側でジャミが何か呟いている言葉を聞きながら、


隣の部屋とこの部屋を隔てている氷の壁に目を向けると、壁の中程に


「空洞」が空いているのが見え、その空いた空洞の場所の下側にこの部屋。


そして透けて見える向こう側の部屋に跨る様に'氷でできた台'の様な物が、


まるで人が座っているかの様に置かれている______________


「ბევრჯერ მინახავს, მაგრამ არ ვიცი რა არის ეს ადგილი,

(何度か目にした事はあるが∙∙∙∙∙ 'この場所の理由'が私にはまだ、


 分からないの∙∙∙∙∙ )」


反対側の部屋にいたジャミが、壁の空洞の前の氷の台の上に座り


その空洞からこちら側に向かって顔を覗かせる


「(┈┈┈┈…氷の場所に、祭祀道具.. ... ...)」

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