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「雨、上がる」 -第二部-  作者: 神智 紗環
37/64

三十七雨 「ギフト」

挿絵(By みてみん)


"ヒュゥウゥウウウゥォォォオオ....˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞ "


「(ここは∙∙∙∙∙∙∙∙∙


"何かある"


先程の木造りの部屋の様な場所を歩き、圭介がしばらく


氷塊に覆われたこの暗い渓谷内を先へ進んで行くと、目の前に


「There's a rope,! It looks like something is


 hanging towards the center,

(縄が∙∙∙∙ ! 何か、中心に向かって


 '吊られてる'みたいにも見えるけど....)」


「Looks like a gallows,

('絞首台'の様にも見えるな┈┈┈┈…)」


「(__________これは、… … …


「ヒュウォォオオォォォオオオオ˛˛˛˛˛˛」


「As expected, this place is The Beach,!


 It seems like a very unique place,

(やはり┈┈┈┈… この、場所はザ・ビーチ.... !


 とてもユニークな場所の様だ___________)」


「Is there something else, you say?

(また、'何かある'.... そう言う事?)」


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


目の前。 シャノン ロベール。 二人が少し驚いた様な声を上げているのを


後ろに聞きながら、すぐ側に姿を現したどこか中世的な


古い装置の様な形をした、簡素な上側と横側の部分だけに木の柱が組まれ、


その簡単な木枠の下側に別の木の台が置かれたその枠に目を向けると、


枠の四隅から中心へと向かって、古い縄が張り巡らされる様に


伸びている______________


「┈┈┈┈…、??」


「Hey, Keisuke,??

(オイ、ケイスケ˛˛˛˛˛˛??)」


その木枠の中心。


「It looks like there's nothing there though,

(… … …何も無い、様に見えるけど.. .. ...)」


"スッ スッ"


「??」


「What? Keisuke, there's something in there,

(何だ? ケイスケ__________ そこに、何か∙∙∙∙)」


「Shhhh,

(————シッ、)」


「Shannon??

(シャノン??)」


「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


何をしているか分からないが、縄が張られた木枠の中心の


何も無い場所に向かって圭介が手を伸ばした事に、ロベールが


声を上げると、それを人差し指に手を当てシャノンが促す


「Shannon,

(シャノン___________)」


"ザシャッ!"


ロベールの耳元に人差し指を立てながら、シャノンが側まで顔を寄せる


「As we talked about earlier, Keisuke is an alpha dog,!


 A person with a special gift, different from us,

(さっき、私達と話した通り、ケイスケ、はアルファドッグ∙∙∙∙∙!


 私達とは違う、スペシャルな「ギフト」を持つ人間ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」


「Hey, doesn't that make it sound like I'm incompetent?

(おいおい、それじゃ、まるで俺が


 「無能」みたいに聞こえるじゃあないか?)」


「That's true,

(その通りよ┈┈┈┈…)」


「     」


"フッ"


相変わらずのシャノンのキツいジョークなのだろうが、少しそれが応えたのか


仕方が無さそうな表情を浮かべると、ロベールは両手を腰の前に掲げ、


肩を竦める


「(これ、は┈┈┈┈……


「Hey, there's nothing there, right? Hold your hand in


 that place,! Well then,


 "C'est en forgeant qu'on devient forgeron"


 Should I give it a try??

(オイオイ、そこには何も無いだろう? そんな場所に手を翳して∙∙∙∙∙!


 それじゃ、C'est en forgeant qu'on devient forgeron....


 「鍛冶屋になりたいなら、鉄をまず鍛えろ」


 とりあえず、やってみろって事か??)」


「Wesh,! I don't think it's a very good analogy,


 but it seems like what Keisuke is


 doing is exactly what he says,!

(ウェッシュ∙∙∙∙  ! あまり、いい例えだとは思わないけど、


 トライ┈┈┈… 'ケイスケ'がやってる事は、どうやら、


 その言葉通りみたいね… … …  !)」


「Hehe,

(フフ....)」


「(何か、あるのか˛˛˛˛˛˛)」


「Well,


 "La nature humaine est une fabrique permanente d’idoles."


 These are Calvin's words, but don't you think


 those are appropriate for the current situation,??

(それなら、


 「人間の性質は偶像の永続的な工場である。」


 カルバンの言葉だけど、この言葉なんて、今の状況に


 相応しいと思わない∙∙∙∙∙??)」


「Calvin is,! Aubijan,! If that's case,


 then perhaps it's the most appropriate word


 of blessing to express this moment,!

(カルバンか.... オービ・ジャン∙∙∙∙ !  その言葉なら、


 今を表すのに最も相応しい街遊の言葉なのかもな∙∙∙∙∙ !)」


「Hehehe,

(フフフ....)」


「This, the center part,!

(この、中心の部分は∙∙∙∙∙ !)」

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