対話
「いいかい、さっき言ったように円の中に入ったら、本を開くんだよ、後は本に書いてある文字を心の中で読んでいるうちに精霊が語りかけてくるはずさ、後は精霊と話して気に入られれば契約してくれるはずさ。」
そうヨウにやり方を教えてもらったので、最初はロイが円の中で精霊との契約をする事になった。
(まずは円の中心に座り、本を開いてっと後は・・・)
そうしてロイはヨウの言った通りにしていたら、誰かが話しかけてきた。
「君、僕の声聞こえる?」
その声の方に視線を向けると、小さい男の子がいた。
「おーい黙ってたらわからないじゃないか。」
ロイは今の状況に戸惑っていたが、男の子に返事をする事にした。
「聞こえているよ、直ぐに返事をしなくてすまなかったな、今の状況に少し戸惑ってしまったんだ。」
「そっかなら僕が今の状況を説明してあげるよ、今君は精神の世界にいるのさ。」
そう男の子に説明されたが、さっきまで本を読んでいただけのはず、どうして今の状況になったのかロイはさっぱり分からなかったので、それが顔に出たみたいでさらに男の子は説明を続けた。
「どうしてこうなったか分からず、混乱しているね僕は意地悪じゃないから、説明してあげるよヨウの本を読む事によって魂を精神世界にいける様にしたのさ、僕達精霊は精神世界の住人だからこうしないと長く話せないんだ、さって説明はこんなところかなじゃあお話しをしようか。」
ロイはまだ状況を全部把握できていないが、とりあえず目の前の精霊を名乗る子供に認めてられないといけないらしと把握したので。
「それで俺は何を話せばいい?」
「そうだねじゃあ、君のこれまでの人生の事を話してくれないか、勿論君が元いた世界の話しもね。」
目の前の精霊は自分が、別の世界から来たと知っていることにロイは驚きを隠せなかった。
「どうしてそれをって顔だね、君はこの世界の人間と少し魔力の性質が違うのさ、まあ本当に少しだから僕ら精霊しかわからないと思うけどね。」
(なるほどそうなねか、だが精霊しか気づかないぐらいで助かったな、下手に目立つこともないだろうからな。)
それから精霊に自分のこれまでの事を話していると、精霊は質問したりしながら聞いていた。
「なるほどね、君面白い人生を歩んできたみたいだね。」
精霊はロイの話しにそんな感想を言ってきた。
「それで次は何をしたらいい。」
ロイは精霊と早く契約する為に次は何をするかを聞くのだった。
「次はないよ。」
「どうゆうことだ。」
ロイは焦ったそして自分が何か間違えたのかと考えだした。
「そんな焦った顔しなく大丈夫だよ、今から契約してあげるから、僕は君の話しを聞いて興味がわいたんだ、僕達精霊はこの世界でそれぞれのやり方で契約していいか決めるんだ。」
目の前の精霊によると、精霊には色々なやり方で自分の契約者に相応しいか決めるらしい、例えばこの世界で人間と戦ってきめたり、その人間と遊んで決める物もいるんだとか、その人間と触れ合うことでその人間を見極め自分と契約してもいいと思ったら契約をしてくれるんだとか。
「それじゃ契約しようか。」
「ああそれじゃ俺は何をすればいい。」
「手お出して、お互いの手お合わせればいいよ、それで僕との繋がりを作るのさ。」
精霊曰く手を合わせることで、精霊の魔力を俺に流すことで契約が成立するらしい、そして手を合わせていたら何かが入ってくる感覚がした。
「はいこれで終わりだよ、後はヨウが僕が貸す魔力を使って魔法をどうしたら使えるか教えてくれるはずさ。」
「そうか契約したら魔法が使える訳じゃないのか。」
「当然だよ、僕達精霊は魔力を貸すだけだからね、それを使って魔法を使う技術は人間が作ったんだから。」
精霊が言うには自分達は力を貸すだけで、それを使って魔法にするのは、この世界の人間が長年かけて磨いた技術なんだとか。
「それじゃこれで終わりだから、魂を肉体に戻すね。」
そうしてロイの魂は肉体に戻っていた。
「それにしも面白い人間だったな、それに彼の中には面白そうな者がいて退屈し無さそうだ、そしてそれらの者によって彼はどんな未来をつかむんだろうね?」
この精霊は未来を見る力があった、だが精霊の力をもってしてもロイの未来をはっきり見る事が出来なかった、なので精霊はロイに興味が湧いて契約したのだ、さて彼の未来はどうなるんだろうな。




