時間稼ぎ
リンは焦っていた。
(うっうっどうしよう、ロイさんをルーの所に連れてきたけど、診てもらうのにそんなに時間はかからないよね。)
どうにかしてボルカがお説教を諦めてくれなかなと、考えているリンはどうにか時間をつくる口実はないかと頭を悩ませていた。
(そうだ2人に村を案内すれば時間が稼げるはず。)
「リアさんこの後村を案内しましょうか、小さい村ですが色々ありますよどうですか?」
そうして一緒にいたリアに、自分が村を案内すると提案したら。
「それはありがとたいでは頼むよ。」
そうしてロイの怪我の診察が終わり、3人で村を見て回る事になった。
「それでは先ずは・・・」
そうして村を見て回っていたが。
(どうしよう大体の所は案内しちゃた、後は家の方だけど今行くとボルカに見つかって・・・)
今はまだ早い、まだまだボルカの頭は冷えていないだろうと考えたリンは、次はどうしようか考えて。
(そうだ2人の旅の話しを聞く事にしよう、2人の旅に少し興味があるし聞いてみよ。)
「リアさん村の案内はこれぐらいかな、そうだ2人が良かったら旅の話しを聞かせてくれないかな?」
「私はいいが、ロイがいいか聞いてみる?」
そうしてリアが聞いたら、ロイがリアと出会う前の旅の話しをしてくれることになったねで、2人が借りている家に行く事になった。
(とりあえずこれで時間が稼げる。)
そうして3人は家に入り、ロイが旅の話しを始めた、最初はボルカのお説教の事を考えていて、上の空だったリンは、だんだんと話しを真剣に聞くようになり、さらに話しが進むに連れて次は次はと急かす様になっていた。
そうして話しをしていたら、村の人間がリンに村長が帰ってくる様にと伝えにきた、なので明日もまた旅の話しの続きをするとロイが約束してリンは帰っていた。
そうしてリンが家のドアを開けたら、仁王立ちで待ってたボルカが目に入ってきた。
(そうだった話しを聞く事に夢中で、ボルカの事をすっかり忘れていた。)
「お帰りなさいませ姫では、これからお説教ですな、今宵は長くなりますので御覚悟を。」
それからリンは床に正座になりながら、ボルカのお説教をうけることになった。
村長の家では、もうこれぐいでとか、反省しましたとかのリンの悲痛の叫びが聞こえてきたが、まだまだ、反省がまだ足りませな、とかのボルカの声が聞こえてきたのだった。




