前へ目次 次へ 34/40 35 『まんでら!』 妖精を暇潰しに爆散させながら、少年は3階へ移動する。 そこには、白毛赤眼の巨大な虎がいた。 《良く来たぁ、勇者ぁ。 俺ぁ”時の白虎”ぉ。 じゃぁ、行くぜぇ! 時よ止まれぇ!》 「お前がな」 《え?》 少年は白虎の脳だけ、器用に時を止めた。 脊髄に電流を流してみると。 蛙のように、白虎がピョンピョン動いて面白い。 『面白そうなのかも~! 私にも、やらせるのかも~!』 「あこら、ちょ待」 白虎は、崖から身を投げた。