前へ目次 次へ 33/40 33 『ばるばろい!』 妖精を戯れに爆散させながら、少年は2階へ移動する。 そこには、煌々と光る巨大な火の鳥が飛んでいた。 《良く来たわね、勇者。 私は”惑の朱雀”。 さっそく惑って貰うわよ》 鳥の眼が怪しく光る。 『え、ななな! か、体が勝手に動くのかも~!』 操られた妖精が、ツァベナにむかってペチペチ攻撃し始めた。 『かなっぺ!』 幼女を爆発四散させながら、少年の眼が怪しく光る。 《え、ななな!》 朱雀は、崖から身を投げた。