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初めての出会い4
「やっぱり雪の日は楽しいよね。雪ダルマ、雪すべり、雪合戦!」
ノアはうきうきしながら雪道を進み、最も雪が積もっている一角を目指した。
こんもりとした雪だまりの前にやってくると、鼻歌を歌いながら雪を搔き集め始めた。
と、手に何かが触れた。
急いで雪を払いのけていく。
「うん?何か黒っぽいものが…。なんだろ、これ!」
黒い塊は非常に濡れていて、丸くて動かなかった。
「子ねこ!?大丈夫かい?」
ノアは子ねこを雪の中から拾い上げ、その子の体についている雪を払った。
どうやらキジ猫のようだ。
まだうっすら温かく、息はある。
ノアは子ねこの体を洋服の裾で拭き手で擦り、話しかけ続けたが反応がない…。
すると子ねこが不意にカプッとノアの指先を甘嚙みした。
「たすけて…」
そう聞こえた。




