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初めての出会い2

何度も鳴いてみたが、誰も出てくる気配がしない。

仕方がない、また明日だ。

だが…そんなに時間に余裕がないことも野生の勘で分かっていた。

気持ちは焦るが…こればかりはしょうがない。



そうこうしている間に…

今朝方から雪がちらつき始めた。

私は思っていた。

遊び盛りの末っ子らしい優しい瞳の黒髪のあの子が出て来てくれたらいいのにと。


今日が初雪なのに…

雪の勢いはとまらず増してゆき、降り積もっていった。

白くて…ふわっとして…甘そうで…。

地面の色を白く塗り替えてゆくのが珍しくて、はしゃぎ回った。

が…寒さは次第に足先から襲ってきた。

足がもつれてコロンコロンと転がり、雪だまりにボスッ。

ひっくり返った私の上に、暗い空から雪があとからあとから落ちて来る。


「ああ、なんてきれいなんだろう…」


寒さが体の芯にも沁みて…意識が朦朧としてきた。

私はもうだめだ、これまでだー。


こんな子ねこのまま一生を終えるなんて…。



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