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ねこ大佐の地図2

カリカリカリ…。

ねずみがどうやら廊下の壁をかじっているようだ。

カリカリカリ…しゅっしゅっ…。

にゃん大佐が真剣な表情で製図している。


「こんなだったかな、うんうん。順調、順調。この仕事が私に

まわってくるなんてなあ…」

感慨深そうに頷いている。

「彼らは元気にしているかな?前に会ったのは100年前かー」


「ガタン」


突如、部屋の外から何かが倒れる音がした。

にゃん大佐は抽斗に隠してあったピストルを取り、机の下に隠れ、

銃口をドアに向けた。


耳を聳て緊張感が走る。


しかし、ドアからの物音は一切しなくなり、

そのまま…しばし時がゆるゆると過ぎた。

にゃん大佐の背中には脂汗が流れ、ピストルを持つ手が震えていた。


と…。

ドアと床の間から、赤黒いものが浸みだしてきている…

それは少しずつ広がり…。

血糊だ!と気づいた時、ドアがトントンとノックされた。




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