おから村正
本所の片隅に、夫婦神を祀る小さな社がある。この由来を紐解けば、ひとりの男の名が浮かぶ。
常州浪人、巾木宗介。
本所は方相長屋に籍を置き、縁切り宗介、或いは悪縁斬りとして知られる剣士である。
佩刀を号して、おから村正。
縁切りとは人妖いずれへも絡みつく因縁を、この愛刀を以て斬り払う仕業を言った。
これは妖魅に関わり怪事へ携わった彼が、そうなるまでの物語。
常州浪人、巾木宗介。
本所は方相長屋に籍を置き、縁切り宗介、或いは悪縁斬りとして知られる剣士である。
佩刀を号して、おから村正。
縁切りとは人妖いずれへも絡みつく因縁を、この愛刀を以て斬り払う仕業を言った。
これは妖魅に関わり怪事へ携わった彼が、そうなるまでの物語。
ひもじヶ原雪追分(ひもじがはらゆきのおいわけ)
序.土中の歌
2025/07/01 09:00
(改)
一.縁切り宗介
2025/07/01 09:00
(改)
二.妖魅三相
2025/07/02 09:00
三.妖火十文字
2025/07/03 09:00
四.ひもじヶ原縁起
2025/07/04 09:00
(改)
五.あとかくしの雪
2025/07/05 09:00
(改)
六.過ぎた追分
2025/07/06 09:00
(改)
七.さかしま六花
2025/07/07 09:00
(改)
八.蛇骨雪恨
2025/07/08 09:00
(改)
終.星月夜
2025/07/09 09:00
(改)
人恋刀二世道行(ひとこいがたなにせのみちゆき)
序.middle of nowhere
2025/09/01 09:00
(改)
虹の始まったところ
2025/09/04 09:00
(改)
遭難
2025/09/07 09:00
(改)
ふたりの世界
2025/09/10 09:00
恩師
2025/09/13 09:00