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ETERNAL LOOP  作者: 六甲寺
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西原 霧人 00:52 中打

最初は何があったのかよく分からなかった


いつも通りに人を撃って撃って撃ち殺してた


まぁ、あの時は運が悪かったんだ


逃げようとする獲物を押さえつけて銃口を目一杯押し付けて銃声を殺して撃ち殺す


元より音を消すのは好きではなかったが今の世だ銃声が鳴ればいくら路地裏だろうと警察が駆けつけるだろ


そんでもって音を殺して人を殺してたけど


「まさか…警察が通りかかるとはねぇ~…」


はぁ~、などとわざとらしく溜め息を吐くもその右腕は引き金を引く


同時に遠くが色鮮やかになっていく


いくら音を殺そうとアンラッキーには勝てないし正直どうしようもない


いつも通りに人を殺そうとした時ひょっこりと警察が入ってきた


まぁ、状況は見れば誰であろうと理解できるだろ


正直そこで撃ち殺そうかと思ったけど警察との距離、およそ15メートル程で打てば確実に音が出る


後々面倒になるのは目に見えてたからそのまま逃げ出したけど


「指名手配されてたなんてねぇ~…」


それまで殆ど路地裏で生活してたからわからなかったが、どうやら俺は指名手配されてたらしい


その後、道具を全部持って逃げようとしたけどあとちょっとで県越えって所で警察さんに見っかって森を逃げ回ってた


そこから記憶は無い


よく分からないが気付いた時にはここに居た


そこらを動いて見て分かったのはここは「中打」とか言う所らしい


なんか村じみた用な所だが、ここは天国だった


警察も来ないし、なんせこんなに標的が居なんて思わなかった


「ヒャッッッッッハァァァァ!!!!!」


一発一発の鉛玉はよく分からない人型の「何か」の肉を抉って内蔵をぶちまける


警察も居ないし、目一杯音を消さずに撃ちまくれる快感といったら最高過ぎる


人型は悲鳴を上げてどんどん死んでいく


だが、何か引っかかる


悲鳴を上げ悶え死ぬ人型をジッッと観察ことおよそ五秒


「あぁ…そうか…コイツ等、人じゃないのか…」


そう、恐怖し悲鳴こそ上げるが、耐えかねない苦痛に悶えこそするが、どうも新鮮味に欠ける


どいつもこいつも同じような悲鳴ばかりで飽き飽きしていた時、久々にちゃんとした人を見た


すぐそこにちゃんとした人がウロウロしている


「こりゃぁいい。」

その人はおそらく女、年もせいぜい15~6ぐらいだしなかなか良い悲鳴が聞こえそうだ


手前まで迫っていた人型を蹴り倒し近くに落ちていた鉄パイプを深く地面に届くまで突き刺した


そして、目の前の女に向け引き金を引く


少しの間を挟み悲鳴が聞こえる


新鮮な人間の悲鳴が脳内に木霊する


仄かな硝煙と血の匂い、そしてみずみずしい悲鳴に暫く酔いしれる


やがて、その余韻も消え、我に返る


「クッ、ハハハ…これだよ…これがたまらなくてたまらなくてさ…」


足下で鉄パイプを突き刺されもがいている人型の頭を愛用の拳銃で木っ端微塵に撃ち抜く

脳漿が血と共に足元に飛び散り人型は三秒ほど痙攣した挙げ句動かなくなった


「これだから…人殺しは楽しくてたまらない!!」



こうして殺人鬼西原霧人は愛用の拳銃で人型を駆逐していった






07:29 西原 霧人――生存



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