表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/10

懐かしき初めての街 前編

どうもお久しぶりです。魁です。

楽しいと思います

あれからしばらくして、セレナは比較的魔法をコントロール出来るようにはなっていた(と言ってもやたらとでかい魔力を抑えることなく出口を細く下だけなので被害は甚大)。

その途中セレナにこんな質問をされた。

「ねぇ、勇者。ゾルディアさんがまだ民衆に共存の話をしてないからってこんなにバッサバッサ魔物を倒してもいいの?」

確かに誰もが疑問に思ったであろうこの問題。しかし。実はセレナが寝ていると気づかず私は1人でこのことを喋っていた。それを思い出した私は少しひたいにシワが寄り添うになるのを抑え説明を始めた。

「ゾルディアは、あくまで自分の下に着いているものって言ってたろ、国王にしたって全部の国の王な訳じゃないだろ?」

そう説明するとセレナはさらに疑問を続けた。

「でもさぁ、それだと魔王が何人もいるみたいじゃない?魔王ってそんなにいるの?」

これも最初の頃に起きてると思って1度説明していた。

私は込み上げてくる何かを抑えつつ続けた。

「魔王はゾルディアだが、私も魔物の全てを倒した訳じゃない。なによりも私は殺しは必要以上にしないんだ。だから魔王の配下から逃れ今も魔王の座を狙う猛者もいるし、魔王ゾルディアと一言で言ってもほかの魔物はゾルディアを魔王と思っていない奴らもいた。そんな奴らはほかの魔物のボスクラスのやつの下に着いていることがと多いんだ」

必要以上の殺しはしない。これはきっと()()()()守らなければいけないなにかだと思う。それが幸いにもゾルディアとの平和に結びつこうとしてるなら結果は良かったと想う。

「うーんでもさぁ?結局魔王って言うのは何人もいるの?」

と、1人納得していないセレナがいた。

正直この熱心さを魔法にも費やして欲しいんだが・・・

「そうだなぁ。厳密に言えば魔王は何人もいると思っていい。ただ、ソレが魔王としてのレベルなのか、それ以上なのか。ってことになる。さっきも言った通り自称だったりするやつも少なくない。場所によっては呼び方が違うところがあるんだ。確か、魔人とかって言う所もあるし神って言ってる所もある。

だから色々あるってことさ」

私はそう教えて上げた。

そうすると何となく分かってきたようであごに手を当て「なるほど」などと独り言を言っていた。

「そう言えば。これは魔法にも言えることなんだが・・・」

と言い終える前に

「さあ。勇者!今日も遅いし私は先に寝るわよ。おやすみ!」

と、1人で眠りにつこうとしていた。昼間あれほど寝ているのにまだ眠いのか。 きっと勉強が嫌なんだろう。なんとかして欲しいが…焦っても仕方がないので私も眠りにつくことにした。

私は寝ている間も敵の位置や強さは把握している。だが、私のレベルになるとここら辺では私を襲うような魔物はいない。

念の為魔物を避ける聖水を撒き、加えて普段は抑えている私の力を少し出しておく。

こうして何日も過ぎていった。

お城を出て約半月

「わぁ!凄い綺麗なお花!」

セレナが見ていたのは、桃色の花びらが付いた花だった。それは芝生の1部を彩っていて鮮やかなものだった。

「それはリックスっていう花だね。この花があるってことは街までもう少しだ。それにこのリックス、回復薬の材料だから序盤の街でのクエストとかには必須だね」

そう教えるとセレナは嬉嬉としてその花をつもうとしていた

「でもね、ここら辺のモンスターなら私の回復魔法で十分だし、回復薬を作るにも何かと機器が必要だから荷物になるようなものは持てないよ」

セレネは顔を落ち込ませショックを受けていた。

余程花が好きなのか。そう思うと少し可哀想なことをしたかもしれない

「まあ、セレナ。回復は私がやるから荷物はもともとそんなに持ってないしね。大切に育てるなら少し摘んでいってもいいと思うよ」

何だかセレナに甘いような気もするが、花よりも鮮やかな笑顔を見せられれば誰でもそうなると思う。

「〜〜♪」

とセレナが楽しそうに鼻歌を歌いながら花を摘んでいると、まだ少し距離があるが、モンスターの気配を感じた。

なんてことない豚のような見た目をしたモンスター名前をピッグファング

序盤だと、その見た目から想像出来ない速さで突進し名前に着いている牙で獲物に噛みつき風穴を開けられるらしいので苦戦する相手だ。

実際私も最初はこのピッグファングには苦戦した。風穴は開かないがその速さと牙は確かに厄介だった。初期の武器なんて木製の安物なので簡単に噛み砕かれてしまい、たまったもんじゃなかった。

しかし今の私なら一振で終わらせられる。もちろん戦うまでもなく抑えた力を解放すれば一目散に逃げるだろう。

そう思ったが少し考えいい事を思いついた。

このままだとピッグファングはセレナと間違いなく鉢合わせることになる。私は少し距離をとりセレナがどんな勝負をするのか見ることにした。このままならセレナは魔法を使うことを怠ってしまう。もちろん私が最後まで守れればいいが、魔王の城まで行くのにどうなるか分からない。もし、ここから先で強いモンスターと1人で会ってしまった時のために序盤のモンスターで慣らしておかねばならないと思う。

レベル的にはセレナはまだ低い。魔王を倒した私がざっと81。しかしセレナは3になりそうな2なのだ。対してピッグファングは3。勝負はギリギリ。だが、持ち前の魔力で戦うとなれば圧勝は間違いない。

このレベルは、自身のなかで鍛えれたものの経験値で上がる。最高は100らしいが噂だと100を超えることもあるらしい。

レベルは敵を倒すだけでなく、経験が左右するので勉強の知識を付けても上がるし、修行でも上がる。人によっては薬を作ったり武器を作ったりしてあげることもある。それに付属したスキルもあるがそれはまた別の話だ。

レベルは、その人の力と言うよりかは経験なのでレベルが高ければ強い訳では無い。実際セレナのレベルは低いが魔力が段違いに高いので、魔法に関してはセレナに軍配があがる。しかし経験があれば戦い方や見極め、モンスターの特徴など知識も増えるのでレベルが高い方が有利なのは間違いない。

このレベル、実は見ることが出来る。これはスキルとかではなく見ようとすれば見れるのだ。何だか自分の今までを見られるようで少し不快なようだが見られるのはレベルだけなのでそんなに気にすることはない。が、少しレベルの高い素人ほどレベルで判断するということもありやや危険なのだ。

それにどうしても嫌な時は隠せるのでなんか便利だ。

そんなことを思っているうちにピッグファングは確実にセレナに向かっていた。ピッグファングは弱い生き物を狙って餌にする弱肉強食の世界らしいと言えばそうだが、ピッグファングは、レベルしか見ていない。

だからセレナと戦おうとする。きっとセレナが勝つと思うが私も直ぐに迎えるように離れ過ぎないような距離で隠れた。

ピッグファングに気づいたのかセレナがなにか叫んでいた

「ちょっと!!勇者!どこ行ったのよ!ねぇ隠れてないで助けてよ!なんか物凄いスピードでこっちに向かってきてるんだけど!ねぇ!」

涙目になりながら必死に私を探して訴えてくるセレナ。

ここで助けに行けばセレナは成長しない。今すぐにでも駆け出したい気持ちを抑え私は助けに行かないように近くにあった大木を殴り気にのめり込むように片手を入れて封じた。

ピッグファングはスピードを止めることなくセレナに突っ込んで行った

セレナはどうするのか見ていると「いやーーー!」と言いながらピッグファングに負けない速度で逃げていた。

これにびっくりしたのかピッグファングが、速度を落としセレナを見て警戒し始めた。

これには私もびっくりした。王族として運動能力は、高いとは思っていたが。

序盤の街前では最速と名高いピッグファングに、劣らずとも勝らずの速度で走るレベル2の女性がいるとは。

少しセレナを見直した。

「ねぇ!勇者、どこいったのよ!助けてよ!なんか牙の生えたモンスターが追いかけてきてるの!ねえ助けて!トイレなの?トイレに行ってて来れないの?それなら一緒に連れてってよォ!」

パニックになったのか姫らしからぬ声が聞こえた。

見直すのは早かったようだ。

そんなことはお構いなしにセレナを敵と見なしたピッグファングは、突進ではなくセレナの周りを回り始めた。ピッグファングはセレナの逃げ場を無くし背を向けて逃げたら追いかけ、何もしないなら徐々に距離を詰めようとしている

このままだと間違いなくセレナが危ない。

そう思って助けに行こうとしたが

「なにっ!」

体が動かない。なにかに掴まれたようにその場から動けなかった…

慌てて周りを見ると自分の手が木に飲まれていた。

と言うより自分が入れたのを忘れていた。

誰も見てなくても恥づかしかった私は腹いせのように刀を木に当て手の入った部分をくり抜いた。

その後セレナの元に急いで向かった。悲鳴が聞こえないので大事では無いと思ったが、そこに居たのは座るセレナに撫でられるピッグファングだった。

「何が。あったんだ?」

そう聞くとセレナがニッコリしながら

「周りをグルグルされて目が回りそうだったからこのモンスターのグルグルに合わせて私もグルグルしたの。そしたらこの子、甘えて来たから撫でてるのよ」

なんとビックリ。うちのお姫様の奇天烈な発想で無事に終わったらしい。

確かに、ピッグファングは勝負に負けた相手に仕えることがあるとは聞いていた。食用にもなるピッグファングは農場で育てたピッグファングの他にも野生のピッグファングとして売られている。

それは勝負を諦めたということになるらしい。実際見たのは始めてなのでここまで甘えている様子を見ると売られているピッグファングが少し哀れに思ってしまった……

「ところで…」

下を向きながらピッグファングを撫でているセレナの声が少し強ばった。わたしは危険を察知し即座に逃げようとしたが

ピッグファングに勝ったセレナの速度は早くさっきまで座っていたはずのセレナが目の前にいた。

どうなってるのか知らないが、そのピッグファングまで私の後ろにいて逃げ場を無くしていた。

「どうして勇者は私のそばから居なくなったりしたのかなぁ?」

その顔は、笑顔だが明らかに笑っていない。確かに相談もなしにやったのは不味かったかもしれない。しかしそう思うには遅かった。

「ごめ…」

言い切る前に私の前を火の玉が通った。

辛うじて回避したが、それはセレナが放ったものだった。

「言い訳は聞きませんよ?私を置いていなくなって。心配したのに、ご本人は蜂蜜取りですか?」

慌てて肩を見るとそこにはトロリと濃厚な蜂蜜がかかっていた。

木を殴った時にたれてきたのかもしれない。幸いハチはいなかったようだがそんなことをしていたのではない。

「セレナ違うんだ聞いてくれ!」

「問答無用です!」

その後辺りの野原は火を投げつけてくるセレナとと逃げるのに必死だったため抑えていた力が出てしまった私2人を除き一時、生物が1匹もいない状態となった。


はいないどうも魁です。

今回はレベルや、モンスター、スキルなどについてはなしました。(少しだけ、世界のことも)

本当はスキルについては詳しくやる予定でしたが、それは僕の作る小説の量じゃないなと思いやむを得ず前後編とさせてもらいました。

時間がかかった分ボリュームや、面白さはあると思います。


まだ読んでくださる方もいますし、僕も頑張って描きたいと思います。コメントや、感想などくれたら本当に嬉しいので気が向いたら、下さい。やる気が出るので執筆が早くなるかも。


そんなこんなで前編でしたが、次の後編は早く書けそうです。のでお楽しみに。それではまた早いうちに会いましょう

バイバイ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ