第三十四話 白田家の音①
〜前回のあらすじ〜
ナギサノユラギとして演奏を終えた隆志たちは、白田の家族と一緒に昼休みを過ごしていた。
白田の父、白田茂則の教え子であるという、竹島源馬。
彼は、二年前の歌番組で貴子と共演していた。
穏やかに笑っている好青年だが、
昔は荒れた性格だったという。
どうやって変わったのか?
南のその問いかけに、竹島は過去を思い出す。
今から九年前のことである。
昔からケンカっ早かった竹島は、茂則や副担任の榎木だけでなく、学校中で悪評が絶えない生徒だった。
クラスでも全く馴染めず、意味なく争いをふっかけては生徒に怪我を負わせるばかり。
やりたいことも特になく、退屈な日々を過ごしていた。
連む人間も大きく変わり、ガラの悪い人との付き合いも増えていった。
二年生のある日。
他所の不良グループに因縁をつけられ、タコ殴りにされているところを、近くを犬の散歩で通りかかった茂則に助けられた。
そのまま白田家へ連れていかれ、渋々手当てを受けることになった。
茂則は晩酌の黒霧島を片手に、竹島を尋問していた。
「さっきの連中とは、どういう関係だ?」
竹島は背を向けたまま答えなかった。
消毒液の匂いが、鼻の奥まで追い打ちをかけてくる。
「竹島、ここのところまともに学校にも来てない。ずっとアイツらと連んでいたのか!?」
人当たりもよく、三十を過ぎても爽やかな雰囲気を持つ茂則も、さすがに冷静ではいられない様子だった。
声の調子も、かなり低い。
「なんとか言ったらどうなんだ!? 黙ってても、何も始まらないぞ!!」
「知らねえよ! 大体アンタに関係ねぇだろうが!!」
手を焼くその表情に、麻未——茂則の妻は、どこか懐かしそうに口元を緩めていた。
大きなお腹からも、笑っているような僅かな揺れを感じる。
「お前はまだ高校生だろ!
俺たちは、生徒を守る義務がある!!」
「恩着せがましく言ってくんな!!」
お互い、一歩も引かなかった。
当時八歳の真介と五歳の冬磨も、階段の裏からその言い合いの声だけを聞いていたことは覚えている。
二歳だった悠三は、すやすや眠っていたので覚えていなかった。
二人の意地の張り合いを見かねた麻未は、大きく手を叩いた。
「こういうときは!!」
そして——。
なぜか、その日の夕飯を竹島も一緒に食べることになった。
食卓には、豚カツ、湯豆腐、だし巻き玉子、生野菜のサラダに味噌汁。
どこかの定食屋で出てきてもおかしくなさそうな、妙に豪勢な献立が並んでいる。
その中央に竹島。
向かいには茂則が座っていた。
味噌汁を啜り、豚カツにレモンを搾りながらも、視線だけはひたすら竹島を気にしている。
まるで、食事をしながらも尋問を続けているようだった。
その隣に座る冬磨は、そんな大人たちの空気など気にする様子もない。
何か別のことを考えているような顔で、黙々と豚カツを齧っている。
麻未は竹島の左隣。
大きなお腹を気遣いながら、二歳の悠三にスプーンですり潰した果物を食べさせていた。
落ち着きなくはしゃぐ悠三の声が、食卓に響く。
そして竹島の右隣には、八歳の真介。
見慣れない男を警戒しているのか、座布団を少し遠ざけ、竹島との間に妙な距離を作っていた。
誰も竹島に「帰れ」とは言わない。
むしろ、当たり前のように食卓の一員として扱っている。それが、竹島には妙に居心地が悪かった。
「…食べないのか?」
竹島は、頑なに箸を持とうとしない。
お腹は空いているはずなのに、どうしても口を交える気にはならなかった。
「腕、まだ痛い?」
「……んなんじゃねぇよ」
麻未の気遣いにも、竹島は悪態をついたまま。
茂則は一度妻と顔を見合わせると、少し昔を思い出したように顔を顰めた。
「…お前。これからどうしていきたいんだ?」
さっきより口調は柔らかい。
自分に興味を持とうとしてくれているのかもしれない。
けれど竹島は、口を噤んだまま外方を向いた。
「親御さんには、さっき連絡した。
竹島の家は母子家庭なんだろ?」
「…だからなんだよ」
「呆れてたぞ。少しはお母様の気持ちも——」
「うるせぇよ!!!」
竹島は机を思い切り叩いた。
食卓の上の食器やグラスが、音を立てて揺れた。
悠三は突然飛んできた怒号に怯え、麻未に縋り付いた。
「…あなた。生徒さんにだって、言いたくないことの一つぐらいあるわよ」
茂則は肩をすくませ、黒霧島の猪口を口元へ動かした。
「竹島君。食べたくなかったら、無理に食べなくていいからね」
竹島は何も言わず、腕を抑えた。
ふと視線を外した先に、額縁に飾られた四人組バンドの写真が目に留まった。
知らない四人組。イカつい見た目。
特に音楽には興味もない。
だけど何故か、目を離せなかった。
「……それ、お父さんの若い頃なんだって」
じっと見つめる様子に気づいた真介が、何気なく呟いた。その言葉で、食卓の空気が変わった。
「…くだらねぇ冗談だな」
八歳児に、竹島は大人気なく吐き捨てた。
だが茂則は——
「……やっぱり、そう思うよな」
少しだけ恥ずかしそうに笑っている。
今ではすっかり面影がない。
「…俺も、昔は竹島みたいに周りに当たってたな」
「…聞いてねぇし」
「まぁ、聞け」
茂則は笑いながら、味噌汁を一口啜った。
「俺も昔は、周りがみんな敵に見えてた」
「……」
「だからって、何してもいいわけじゃないけどな」
竹島は黙ったまま、額縁の中の写真を見つめていた。
四人の男たちが、楽器を手に笑っている。
今の自分とは、あまりにも遠い世界。
「でも、音楽に出会ってから少し変わった」
「……音楽?」
「ああ」
茂則は写真へ目を向ける。
「初めて、自分が何かをやってもいいんだって思えたんだよ」
「……」
「洋楽のおかげで、英語だけは真面目に覚えられたし」
「好きなことを話してるうちに、
人に何かを教える世界も、悪くないかもなって」
「竹島も、何か一つくらい見つかるかもしれないぞ」
「俺に、そんなもん……」
そこまで言って、竹島は口を閉じた。
何もない。
やりたいこともない。
学校にも居場所がない。
家に帰っても、兄や妹と比べられる。
自分には何もない。
そう思っていた。
「……まぁ、焦る必要はないけどな」
茂則はそれ以上、何も言わなかった。
ただ、自分の箸を動かし続けている。
しばらくして。
竹島は、目の前の豚カツへ視線を落とした。
衣に染みたソース。
隣には湯豆腐。
湯気の立つ味噌汁。
どれも特別な料理ではない。
竹島はしばらく黙っていた。
だが、ようやく箸を手に取った。
豚カツを一切れ、恐る恐る口へ運ぶ。
当たり障りのない味付け。
それなのに、なぜか喉の奥が熱くなった。
ぽたり。
涙が一滴、膝の上に落ちた。
竹島自身が一番驚いていた。
慌てて腕で目元を拭うが、止まらない。
「……なんで……」
理由がわからなかった。
腹が減っていたからなのか。
痛みがあったからなのか。
それとも——
誰かと一緒に飯を食うことが、久しぶりだったからなのか。
茂則も。麻未も。
真介も。冬磨も。悠三も。
ただ、少し不思議そうに竹島を見つめていた。
♫♫♫
白田家の夕食を平らげた後、しとしとと雨が降り始めた。
麻未と真介は、仲良く食器を片付けている。
冬磨と悠三は、茂則と歌いながら戯れて笑っている。
竹島は、その光景をただ漠然と眺めていた。
自分はこの先、どんな大人になっているのだろう。
こんな風に家庭を築いて、子どもたちと笑い合って。
将来のことなんて、考えようともしなかった。
ふと部屋を見渡すと、隅に年季の入った白いエレキベースが置かれている。
若い頃に使っていたものだろうか。
竹島が、未開の領域へ一歩踏み入れようとした、そのとき——。
インターホンが鳴り響いた。
「……ほら。来たぞ、竹島」
竹島は、すぐには立ち上がらなかった。
もう少し、ここにいたい。
理由はわからない。
ただ、そんな気持ちだけが胸の中に残っていた。
やがて麻未と茂則に連れられ、渋々玄関へ向かう。
そしてドアを開けた瞬間——。
パチン。
「源馬! なんでいつも他人様に迷惑かけるの!!」
母の怒号と共に、頬を痺れるような痛みが襲った。
「いつも夜遅くに帰ってきて、学校でも問題ばかり起こして——」
怒られること自体は、別にいい。
けれど、第一声が心配ではなかったことが、とにかく気に食わなかった。
さらに、その先の言葉が。
源馬の中にあった何かを、決定的に壊してしまった。
——なんでお兄ちゃんたちみたいに、まともな道が歩めないの?
——源馬はどうして、普通に生きてくれないの?
——私はアンタを、そんな子に育てた覚えはない!
源馬は、内側に溜まっていた鬱憤を。
ずっと言えずにいた言葉を。
目の前の母へ、これ見よがしにぶつけた。
「……なんだよ、それ」
自分でも反吐が出るほどの憎悪が、次々と込み上げてくる。さっきまで静かだった雨脚が、少しずつ強くなっていった。
「……なんでこういうときだけ家族の面すんだよ」
「いつも理想ばっか押し付けて……」
「父さんが死んでから、一度も俺のことなんか理解しようとしなかっただろうが!!」
源馬が中学を卒業する間近。
源馬の父は、患っていた心臓病が悪化し、そのまま息を引き取った。
いつでも明るく、笑顔を絶やさない父。
そんな父は、源馬にとって幼い頃から何よりの心の拠り所だった。
少しずつ働ける時間も短くなっていき、竹島家の家計は、いつも母が切り盛りしていた。
朝早くから夜遅くまで働き、物理的に話す時間もない。
兄と妹も、自分とは違って成績がかなり優秀だった。
兄は大学へ、妹は一つ下の代に特待生として進学し、学費も全額免除になっている。
それもあって、母が期待を寄せるのはいつだってこの二人だった。
共に遊んだ記憶はほとんどない。
それでも、父と話す時間だけあれば、それでよかった。
だが、別れの瞬間は呆気なく訪れた。
暗闇に突き落とされたような感覚だった。
源馬が荒れた生活を送るようになったのは、それからだった。
家族とも衝突を繰り返し、いつの間にか自分にバリアを張り、敵を作るようになっていった。
だからこそ源馬は、自分を心配する言葉よりも、兄や妹との比較ばかりを口にする母親を、心底嫌っていたのだ。
「アンタに何がわかるんだよ!
どう生きようが俺の勝手だろうが!!」
源馬も声を張り上げる。
麻未が止めに入ろうとしたが、
茂則は何も言わず、その肩をそっと止めた。
「私は源馬のために言って——」
「一つも俺のためになったことねぇんだよ!!」
「いちいち被害者アピールして、気持ち悪いんだよ!」
「振り回されてるこっちの身にもなりなさい!」
「喋んなよ! 人の気も知らねえで!」
「理解してないのはアンタの方じゃない!!」
親子喧嘩は、どんどんヒートアップしていった。
二人の怒鳴り声が、雨の夜をさらに黒く染めていく。
麻未は不安そうに二人を見つめていた。
けれど茂則は動かず、
源馬の言葉をひとつひとつ聞いていた。
やがて源馬は、禁忌とも言える言葉を口にしてしまう。
「悪かったな親不孝な息子でよ!!」
「……!」
母は言葉を失った。
その指先が、僅かに震えている。
それでも源馬は止まらなかった。
「こっちだって、アンタみたいな母親なんかいらねぇんだよ!!!」
——パァン!!
乾いた音が、雨音を切り裂いた。
源馬の頬が、大きく横へ弾かれる。
叩いたのは母ではなく——茂則だった。
いつの間にか、母より先に源馬の前へ回り込んでいた。
茂則が生徒に手を上げるところなど、これまで一度も見たことがない。
源馬も。母親も。
麻未さえも。
何が起きたのか、すぐには理解できなかった。
ただ一人。
茂則だけが、怒りに震える目で源馬を見つめていた。
「……お前、自分が何を言ったのかわかってるのか……?」
聞き飽きたはずのお説教。
それなのに、その声には今までとは違う深い温度があった。
源馬は初めて、茂則と真正面から目を合わせた。
……目を逸らしたら、いけない気がした。
「家族の間で何があったかは知らない」
茂則は、ゆっくりと言葉を選んだ。
「きっと俺が想像してる以上に、苦しかったことくらいはわかる」
「……だったら——」
「でもな!!!」
突然、声が荒ぶった。
茂則は震える両手で源馬の胸ぐらを掴み、その顔を引き寄せる。
「今の言葉だけは、絶対に許さない……!」
「お前のお母さんは、一人しかいないだろ!」
その言葉に、源馬の母親はその場に崩れ落ちた。
雨の勢いが、少しずつ弱まっていく。
「…お前の感情は、お前のものだ」
劣等感も。
羨ましさも。
絶望も。
後悔も。
家族への憤りも。
それらは、誰かに否定されて消えるようなものじゃない。
苦しくていい。許せなくたっていい。
「だからって、自分の苦しさを誰かにぶつけていい理由にはならないぞ」
源馬は、何も言えなかった。
茂則の手から、少しだけ力が抜ける。
「お前もまだ、許せてないんだろ」
「……誰を?」
「お前自身をだよ」
その瞬間、源馬の中にこれまでとは違う何かが全身を巡っているような感覚だけが残った。
茂則は源馬から手を離す。
そして、小さく肩を叩いた。
「…俺には、お前の家族のことを全部わかるなんて言えない」
そう言って、今度は母親へ向き直る。
「……お母様も、苦しかったんですよね」
茂則はポケットからハンカチを取り出し、そっと差し出した。
母親の震える手が、それを受け取る。
「完璧じゃなくていいと思いますよ」
茂則は、静かに続けた。
「人は誰だって、成長の途中ですから」
大人も、子どもも関係ない。
巡り会う出来事の大半は、きっと初めて経験することばかりだ。
間違えることもある。
傷つけることもある。
わかっていても、人は何度だって繰り返してしまう。
それでも——。
「……一緒に、やり直していきましょう」
茂則は、母親の顔を覗き込む。
「源馬くんの気持ちに寄り添えるのは……あなたしかいませんよ」
源馬は、初めて見る大人たちの一面に、胸の奥を強く締め付けられた。
母親はしばらく涙を流していた。
やがて、ゆっくりと立ち上がる。
そして茂則と麻未へ、深々と頭を下げた。
「……帰るわよ」
母親は、少し迷ってから源馬の手を取った。
長らく感じていなかった家族の体温。
その手は、不思議なほど温かかった。
車へ連れられ、ドアを開ける直前。
茂則が呼び止めた。
「もし何かあったら、いつでも来ていいからな」
源馬は、何も言わなかった。
大人なんて、ダサい生き方しかできないと思っていた。
本心を取り繕って、他人の機嫌を取る。
理不尽なことがあれば頭を下げ、その腹いせに弱い人間へ当たる。そして、自分の価値観ばかりを一方的に押し付ける。
自分にとって大人とは、憧れも尊敬もできない存在だった。
人は誰もが歳を取り、やがて大人になっていく。
だとしたら——。
人生には、何の意味があるのだろう。
父の死以降、源馬はそんなことばかり考えていた。
けれど、茂則だけは違った。
自分を気にかけてくれた。
飯を食わせてくれた。
そして、本気で叱ってくれた。
嫌いだったはずの優しさが、こんなにも温かい。
車のドアが閉まる。
母親の運転する車が、ゆっくりと夜道へ消えていく。
源馬は、最後まで振り返らなかった。
ただ——。
通り雨の過ぎた雲の隙間から、星の光が揺れていた。
♫♫♫
それから竹島は、週に何度か白田家へ通うようになった。
最初は、ただ茂則と話すためだった。
けれど、いつの間にか目的は変わっていた。
幼い冬磨や悠三たちと遊び、麻未の作る夕飯を食べ、茂則とくだらない話をする。
そんな時間を重ねるうちに、少しずつ他人に心を開くようになっていった。
口の悪さも喧嘩っ早さも、完全になくなったわけではない。
それでも——。
以前のように、何もかもを敵視することはなくなっていた。
榎木も、変わりつつある竹島の様子に気づいていた。あえて口を出すことはせず、遠くからそっと見守っていた。
そして、高校三年生のある日。
進路相談のため、榎木は竹島が提出した書類に目を通していた。
そこに書かれていた意外な進路希望に、思わず顔を上げる。
「……音楽、やりたいの?」
「…あ? 悪ぃかよ?」
源馬は早々に睨みつけた。
けれど、大人に対する警戒心は、以前よりずっと薄れている。
竹島は榎木から目を逸らし、少しだけ口を尖らせた。
「……白田の野郎のせいだよ」
「白田先生と、何かあったの?」
「はぁ!? うるせぇよ」
「その割には、嬉しそうだよね」
「……」
竹島は目を細め、自分が書いた進路希望の欄へ視線を落とした。
やりたいことができる。
そんな日が来るなんて、自分でもまだ信じられなかった。
白田家を訪れて、何度目の夜だっただろう。
その日、竹島は茂則に話した。
ベースをやってみたい、と。
茂則は何も言わず、部屋の隅に置いてあった古びた白いエレキベースを手に取った。
「じゃあ、触ってみるか?」
「……いいのか?」
初めて手にした楽器。
木の感触。
弦の太さ。
フレットの凹凸。
その全てが新鮮だった。
指先で弦を弾く。
低く、身体の奥へ響く音。
その瞬間——魂が震えた。
これだ。
ここにあったんだ。
今まで、どこを探しても見つからなかったものが。
ずっと空っぽだった自分の中に、初めて入ってきたような気がした。
夢中になって指を弦へ馴染ませていると、ふと視線を感じた。
顔を上げと、真介がじっとこちらを見ていた。
どうやら、興味を持っているのは自分だけではなかったらしい。
茂則はそんな二人を見比べると、突然真介を呼んだ。
「真介」
「……なに?」
「今日はベース、真介な」
「え?」
茂則は、そのままベースを真介へ渡した。
「で、竹島は歌」
「は!?」
「歌がいないと練習にならないだろ」
「いや、俺ベース弾いてみたくて——」
「大人気ないこと言うな。ほら、いくぞ!」
「なんで俺が……」
不満そうな竹島をよそに、茂則は古びたCDデッキへ手を伸ばした。
再生ボタンを押す。
流れ始めたのは、茂則のお気に入りの一曲。
ブルース・スプリングスティーン——『Born In the U.S.A.』。
真介がベースを構える。
竹島は戸惑いながらも、歌うために息を吸った。
そして——。
白田真介と竹島源馬。
二人の音楽は、この夜から始まった。
ご覧いただきありがとうございます。
まかさの竹島回!
茂則みたいな先生に出会いたかったですね
香織たちのパートに行く前の寄り道ですが、白田に纏わるエピソードもどうぞお楽しみに!
ではまた次回。夜留タクト




