↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者じゃなくて運送屋ですが、王国の命綱です  作者: naomikoryo


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
174/193

第174話:男気が、ちょっと洒落にならない

 アルベールに人目の少ない場所へ来るよう言われたソータは、西区の中継所から少し離れた裏庭へ移動した。

 そこは半分崩れた石壁に囲まれた小さな空き地で、以前は商店の倉庫だったらしい。

 今は壊れた樽や使えなくなった木箱が端へ寄せられ、復旧作業員が休憩する場所として使われていた。


 夕方の荷車が通りを行き交う音は聞こえるが、ここなら会話の内容まで周囲へ届くことはない。

 ソータは石壁へ背を預けると、目の前に立つアルベールを怪しそうに見た。


「それで、何の話?」


「ソータ様。」


「うん。」


「最近、ご自身に何か変化を感じておられませんか?」


「変化?」


 いきなりそう聞かれても、ソータには心当たりがなかった。

 身体の調子なら、王城で倒れた直後と比べれば明らかに良くなっている。

 まだ長時間走り続ければ疲れるものの、普通に歩き回り、荷物を出し入れする程度なら問題ない。


「身体なら大丈夫だぞ。」


「身体のお話だけではございません。」


「じゃあ何?」


 アルベールはすぐには答えなかった。

 本人へどう説明するのが一番伝わりやすいか考えているらしく、白い髭を指先で軽く撫でている。


「端的に申し上げますと、《男気》でございます。」


「……ああ。」


 ソータの顔が少し嫌そうになる。


「また?」


「おそらく。」


「前に落ち着いたんじゃなかったのか?」


「一時的には。」


「何で戻ってるんだよ。」


「ソータ様のお身体が回復されたからではないかと。」


 そう言われると、完全に否定もできなかった。


 王城で《車体爆裂突進》を使った直後は、立っていることさえできないほど消耗していた。

 あの時は《男気》どころか、普通に歩く力すら残っていなかった。


 その身体が回復してきたのなら、能力の方も戻ってくる可能性はある。


「でも俺、別に何も感じてないぞ。」


「そこが問題なのでございます。」


「どういうこと?」


「以前は、ソータ様ご自身にも分かるほど強い感覚がございましたでしょう?」


「まあ。」


 胸の奥が熱くなったり、妙に自信が湧いたり、普段なら躊躇するような場面で一歩踏み込めたりした。

 あの頃は自分でも《男気》が動いていると分かった。


「今回は、その感覚が薄いのです。」


「薄いならいいんじゃない?」


「いいえ。むしろ逆かもしれません。」


 アルベールは静かに首を振った。


「ソータ様のお考えや行動へ、自然に馴染み始めているように見受けられます。」


「……それ、かなり嫌な話じゃない?」


「わたくしもそう思っております。」


 ソータは腕を組んだ。


「具体的には?」


「本日だけでも、パン屋の娘御のお顔へ触れられました。」


「あれは小麦粉がついてたからだろ。」


「リシェラ様の額にも触れられました。」


「熱があるかと思ったから。」


「エルシア様を抱き寄せた後も、少々長くそのままでいらっしゃいました。」


「あれは怪我がないか確認してたからだよ。」


「すべて理由はございます。」


 アルベールはそこで一度言葉を切った。


「だからこそ厄介なのでございます。」


 ソータは黙った。


 確かに、どれも自分の中では理由があった。

 女だから触れたわけではない。

 助けたり、心配したりした結果としてそうなっただけだ。


 しかしアルベールが言いたいのは、その理由の中に《男気》の影響が混ざっている可能性なのだろう。


「前なら同じことをしなかったってこと?」


「少なくとも、今ほど自然にはなさらなかったかと。」


「……。」


「特に、相手との距離が近くなっております。」


 ソータは無意識に自分の手を見る。


(そんなに変わってるのか?)


 本人にはまだ実感がない。


「気をつければいいんだろ?」


「まずは、それで様子を見るべきかと。」


「なら大丈夫。」


「そのお言葉を、わたくしは今あまり信用しておりません。」


「ミレイユみたいなこと言うなよ。」


「ミレイユ様のご判断は正しいことが多うございますので。」


「俺の周り、俺を信用してない奴ばっかりだな。」


 ソータは不満そうに言ったが、アルベールの表情は変わらなかった。

 冗談で言っているわけではないと分かり、ソータも少しだけ真剣になる。


「分かったよ。意識する。」


「お願いいたします。」


 その時点では、ソータ自身もそれで十分だと思っていた。


◆◇◆


 翌朝、ソータは昨日までと同じように王都の復旧作業へ戻った。


 ただし、今日はアルベールから言われたことを意識している。

 女性と話す時は必要以上に近づかない。

 触れなくても済むなら触れない。

 相手が転びそうになった時など、本当に必要な場合だけ手を出す。


(これなら大丈夫だろ。)


 そう考えながら、ソータは西区の宿屋へ向かった。


 この宿屋は建物そのものの損傷が少なく、現在は復旧作業に参加する職人や兵士の臨時宿泊所として使われている。

 そのため毎日大量の寝具や洗濯物が出ており、公衆浴場の洗濯場と連携しながら清潔な布を回すことになっていた。


 ソータが届けに来たのは、新しい敷布と毛布だった。


「これ、二階分です。三階の分は夕方にもう一度持ってきます。」


「助かるわ。」


 宿屋を切り盛りしている若い女主人が、帳面を確認しながら笑った。


 二十代半ばほどで、腰まである濃い茶色の髪をまとめている。

 夫も一緒に宿を経営しているらしいが、今は城壁修復の手伝いへ出ているため、昼間の宿は彼女が取り仕切っていた。


「こんなに早く布が手に入るとは思わなかったの。昨日なんて皆、二日続けて同じ寝台を使ってたのよ。」


「洗濯が追いついてなかったからね。」


「あなたのおかげでかなり楽になったわ。」


「俺だけじゃないよ。浴場の人たちが頑張ってるから。」


 ソータはいつも通り答えた。


 女主人は微笑みながら、積まれた布袋の一つを持ち上げようとした。


「あ、それ重いよ。」


「これくらいなら。」


 言った直後、袋の重みで身体が傾く。


「危ない。」


 ソータは反射的に腕を伸ばした。

 倒れそうになった女主人の腰を支え、そのまま身体を抱き止める。


「大丈夫?」


「え、ええ。」


 近い。

 ソータもすぐに気づいた。


(アルベールに言われたばっかりだろ。)


 手を離そうとした。

 その時、女主人がソータを見上げた。


「……もう少し、このままでもいいですよ?」


「え?」


 冗談なのか、本気なのか。

 柔らかな笑顔のまま、女主人の腕がソータの肩へ軽く触れた。


 普段なら慌てて離れていたはずだった。

 既婚者であることも知っている。

 それなのに、一瞬だけ。


(……別に、これくらいなら。)


 そんな考えが頭をよぎった。


 ソータの腕にわずかに力が入る。

 女主人の表情が変わった。

 その距離が、さらに少し縮まりかける。


「ソータ様。」


 背後から、静かな声がした。


「うおっ!?」


 ソータは飛び上がるように女主人から離れた。


 入口にアルベールが立っている。

 いつから見ていたのか分からない。


「アルベール!?」


「お邪魔いたしましたでしょうか。」


「違う! 今のは荷物が重くて!」


「わたくしは何も申し上げておりません。」


「その顔が言ってる!」


 女主人は口元を押さえながら笑っていた。


「ごめんなさい。少しからかっただけなの。」


「……本当に?」


「半分くらいは。」


「半分は本気なの!?」


 余計に困る。


 ソータは布袋を一つ抱え、逃げるように倉庫へ運び始めた。

 その背中を見ながら、アルベールは小さく息を吐く。


(昨日より進んでおりますな。)


 ソータが戻ってくると、アルベールは何も言わずに見つめた。


「……何だよ。」


「何でもございません。」


「言いたいことあるだろ。」


「昨日のお話を思い出していただければ、それで十分でございます。」


 ソータは反論できなかった。


(今、俺から離れなかったよな。)


 そこが一番気になっていた。


◆◇◆


 午後には、さらに分かりやすいことが起きた。


 南側の教会支部へ清潔な布と薬草を届けた時のことだった。


 ヨーダの指示で治療所として使われている修道室には、まだ多くの負傷者が横になっている。

 王国側の兵士だけではなく、反乱に加わった者も同じように治療されており、神官たちは罪の判断と命を救うことを切り分けて動いていた。


 ソータは薬草の箱を降ろした後、廊下の隅で一人の少女が座り込んでいるのを見つけた。


 教会の手伝いをしている若い娘だった。

 年は二十歳ほどで、朝から包帯の交換や食事の配膳を続けていたらしい。


「大丈夫?」


 声をかけると、娘が慌てて立とうとする。


「大丈夫です。少し休んでいただけですから。」


「無理しなくていいよ。」


「でも、まだ奥に怪我人が。」


「だからこそ休まないと。」


 ソータは彼女の前へしゃがんだ。


 顔色が少し悪い。

 手も冷えている。


 ここで触らない方がいい。


 アルベールの言葉を思い出した。

 そう思ったのに、ソータは自然に彼女の手を取っていた。


「手、冷たいじゃん。」


「ソータさん?」


「ちゃんと食べた?」


「朝に少し。」


「昼は?」


「まだです。」


「駄目だよ。」


 ソータはその手を両手で包むように握った。


「助ける側が倒れたら、治療される人も困るだろ。少しくらい休んでも誰も怒らないから。」


 娘は何も言わず、ソータを見ていた。

 その目が少しずつ潤んでいく。


「……優しいんですね。」


「普通だよ。」


「普通じゃないです。」


 娘の声が小さくなる。


 ソータはその顔を見た。

 距離が近い。

 今度こそ気づいている。


(離れろ。)


 頭では分かっている。

 なのに、妙にその場から動きたくない。


 娘も手を引かない。

 むしろ指先がソータの手を握り返した。


 自然に顔が近づく。

 ほんの少し。

 あと少し進めば、唇が触れるかもしれない距離。


(いや待て。)


 そこでようやく、ソータの中に強い警戒が走った。


(俺、何してる!?)


 勢いよく身体を引く。


「ご、ごめん!」


「え?」


「いや、その……ご飯食べてきて!」


「はい?」


「ちゃんと食べて!」


「は、はい。」


 娘の方も真っ赤になっていた。

 ソータは逃げるように立ち上がり、廊下へ出る。


 そこで壁に背をつけた。

 心臓が速い。


(今のは駄目だ。)


 今までとは違う。


 頬へ触れた。

 額へ触れた。

 腰を支えた。


 そこまでは理由があった。


 だが今は、明らかにキスしかけた。

 相手が拒絶しなかったから、そのまま進みそうになった。


「……洒落になってないぞ、これ。」


 思わず声に出た。


「ようやくご理解いただけましたか。」


 横からアルベールの声がした。


「またいたのかよ!」


「薬草の在庫確認に参りました。」


「絶対俺を監視してるだろ。」


「ミレイユ様からそのように申し付けられておりますので。」


「本当に監視じゃねえか!」


 いつもならそこで終わるやり取りだった。

 しかし今日は、ソータの表情が戻らない。

 アルベールもそれに気づいた。


「今のは、ソータ様ご自身でも違和感がございましたか?」


「……あった。」


 ソータは頭を掻いた。


「近いって分かってた。離れた方がいいって思ってたのに、なんかそのままでいい気がした。」


「なるほど。」


「しかも相手が嫌がってなかったら、たぶん……。」


 そこから先は言わなくても分かる。


 アルベールの表情が少し真剣になった。


「やはり、進行しておりますな。」


「病気みたいに言うなよ。」


「症状という意味では、似たようなものでございましょう。」


「嫌すぎる。」


◆◇◆


 教会を出た後、ソータはかなり意識して人との距離を取るようになった。

 しかし問題は、意識すれば完全に止められるようなものでもなかった。


 夕方、公衆浴場の排水を確認していると、エルシアとリシェラがやってきた。


 今日は二人とも王城での仕事を終えた後らしく、昼間より少し軽い服装をしている。

 ソータを見るなり、リシェラが近づいてきた。


「排水、どうでした?」


「詰まりじゃなくて、石の隙間に泥が溜まってたみたい。今取ってる。」


「では明日から人数を戻せますか?」


「たぶん大丈夫。」


 話しながら、リシェラが浴場の入口に積まれていた木材を跨ごうとした。

 その足元が少し揺れる。


「危ない。」


 ソータはすぐ手を出した。

 そこまでは普通だった。

 だが、差し出した手を握ったリシェラを、そのまま自分の近くまで引き寄せてしまう。


「え?」


「足元、まだ滑るから気をつけて。」


「……はい。」


 ソータはリシェラの手を握ったまま言っていた。

 以前なら支え終わればすぐ離していた。


 今は違う。

 リシェラの指が自分の手の中にあることを、妙に意識してしまう。

 細い指。

 柔らかな掌。


(離せ。)


 頭では分かっている。

 それでも数秒遅れた。


「ソータ様?」


「ごめん。」


 ようやく手を離す。

 リシェラは頬を赤くしながら、自分の手を胸元へ引き寄せた。


「いえ……嫌ではありませんけど。」


 その言葉が、また危ない。


 ソータの胸の奥が熱くなる。

 リシェラの顔を見る。

 すると彼女も見返してきた。


 以前ならここで慌てて目を逸らしていたかもしれない。

 今は、そのまま見つめ返してしまう。


「リシェラ。」


「はい?」


 ソータの声が普段より低く落ち着いた。

 それだけでリシェラの肩が僅かに動いた。


「今日はもう休んだ方がいいよ。」


「……はい。」


 ソータは自然に彼女の頭へ手を置いた。

 優しく髪を撫でる。

 リシェラが完全に固まった。


「ソータ様。」


 今度はエルシアの声だった。

 ソータが振り向く。


「何?」


「妹だけというのは、少々不公平ではありませんか?」


 言った本人も、口にしてから少し驚いた顔をした。

 リシェラがすぐに姉を見る。


「姉様?」


「今のは忘れてください。」


「無理です。」


 ソータは二人を見比べた。

 なぜか少し笑いたくなる。


「エルシア様も疲れてる?」


「わたくしは大丈夫です。」


「本当に?」


「はい。」


 そう言いながら、エルシアの頬には薄く赤みがある。


 ソータは一歩近づいた。

 エルシアが僅かに息を止める。

 その髪に小さな埃がついていた。


「じっとしてて。」


 ソータは指でそれを取った。


「ついてた。」


「……ありがとうございます。」


 エルシアは落ち着いて答えたが、声が少し硬い。


 ソータはそこで気づいた。


(また触った。)


 さっきまで気をつけると決めていたのに。

 しかも自然に。

 何の迷いもなく。


 その様子を見ていたアルベールは、さすがに小さく息を吐いた。


◆◇◆


 日が沈む頃、ソータとアルベールは王城へ戻る途中の道を歩いていた。


 王都では夜間の作業を減らすよう指示が出ているため、昼間ほど荷車は多くない。

 崩れた家々の隙間から夕暮れの光が差し込み、少しずつ静かになっていく街の中で、二人の足音だけが続いていた。


 ソータはしばらく黙っていた。


 今日だけで何人の女性へ触れただろう。


 宿屋の女主人。

 教会の娘。

 リシェラ。

 エルシア。


 どれも最初から何かしようと思って近づいたわけではない。


 そこが一番怖かった。


(俺が意識してないところで、勝手に距離詰めてる。)


 しかも、相手が好意的な反応を返すと、さらに一歩進みたくなる。

 教会の娘とは、本当にキスしかけた。


 アルベールがいなかったとしても途中で止まれたとは思う。

 だが、自信はなくなっていた。


「アルベール。」


「はい。」


「これ、放っておいたらどうなると思う?」


 アルベールは少し考えた。


「断言はできません。」


「怖いこと言うな。」


「ですが、今日一日だけでも昨日より影響が強まっております。」


「やっぱりそう見える?」


「はい。」


「……。」


 ソータは深く息を吐いた。


「俺、女の人見たら片っ端から口説くようになったりしないよな?」


「そこまで単純ではないでしょう。」


「本当?」


「ソータ様が元々お持ちの感情や気遣いを増幅しているように見えます。」


「じゃあ、心配したら触りたくなる?」


「その可能性はございます。」


「相手が俺を好きだったら?」


「より強く影響するかもしれません。」


 ソータは足を止めた。


 すぐに頭へ浮かんだのは、エルシアとリシェラだった。

 二人の気持ちについては、さすがのソータももう気づいている。


 そして夜の城には。


 ミレイユがいる。

 オルドアイがいる。

 ルシアがいる。


(……まずくないか?)


 アルベールも似たことを考えたのか、静かにソータを見る。


「ソータ様。」


「何?」


「一度、王都を離れられてはいかがでしょう。」


 ソータは目を瞬いた。


「王都を?」


「はい。」


「でも、まだ復旧は終わってないぞ。」


「終わってはいません。」


 アルベールは否定しなかった。


「ですが、中継所は動いております。浴場も運用され、教会の治療所も機能しております。荷車の流れも、すでにソータ様が一台ずつ指示しなければ止まる状態ではございません。」


 ソータは何も言わなかった。

 それは自分自身が目指していた状態だった。


 自分がいなくても動く。

 自分が離れた瞬間に全部が止まるようなら、仕組みを作った意味がない。


「もちろん、完全に安全になったわけではございません。」


 アルベールは続ける。


「ですが、今のソータ様がここへ居続けることにも、別の意味で問題が出始めております。」


「言い方。」


「事実でございます。」


「分かってるけど。」


 ソータは頭を掻いた。


 王都に残る理由はまだいくらでもある。


 直したい道もある。

 確認したい倉庫もある。

 治療所の物資も心配だ。


 しかし、そのすべてを自分がやる必要はない。

 そこまで考えた時、別の約束を思い出した。


 ルシアに、城へ行くと言った。

 ミレイユにも顔を見せなければならない。

 オルドアイにも、今回のことをきちんと話したい。


(……一回、戻った方がいいのかもしれないな。)


 まだ決断まではしていない。

 けれど、少なくとも昨日までとは考えが変わり始めていた。


 王都の復旧は、少しずつソータの手を離れようとしている。

 そして皮肉なことに、そのタイミングで一番扱いの難しい荷物になり始めているのは、誰でもないソータ自身だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。