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草薙銀之助短編集  作者: 草薙銀之助
異世界の魔王に転生したので世界を支配します 一期

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七話 魔界教育問題

異世界の魔王に転生したので世界を支配します

僕が魔王に転生してからこれまでに、教育環境が如何にして変化してきたか、今回はその件に就いて説明させていただこう。


読み書きや算術など初歩的なものだか、それは既に先行で導入済であって、初等教育のうちにいずれは英語やプログラミングの初歩も導入させる。


魔界や当異世界の言語や歴史等は、三傑以外の上級魔族が教育顧問の監修付で職務にあたり、城周辺における各学校での教育体制はそれなりに整備出来たか。


学校教育の上で特に重要なものは人間の言語と歴史だが、魔族言語は連携を強化するが、偏見的な意見や行動がどれだけ影響して仕舞うか。


人間の言語を知れば対話や交渉に可能性を観るか、人間の歴史を知れば皮肉な事情への理解か、それが悪用されて一方的な理解にならないだろうか。


質のいい人材を出来るだけ増やして、魔界を優良な環境に変化させたいが、何処まで改革して人間並かそれ以上に発展は可能なのか。


防衛や遠征に向けての目的や必要性、そして必要なこととそうでない事を分別させるが、成果が実らなければ人間界を征服するだろう。


それから魔術関係の基礎知識と禁忌魔術の明確化だが、得意分野の確立とそれによる役割分担が、更なる防衛力に発展する筈だ。


禁忌魔術は基本的に使用を禁止して、効果的なフォーメーションを開発出来れば、それだけ戦術にもバリエーションが発生する。


やや共産主義化しそうな気もするが、魔界での商業や農業をより発展させて、上手くいけば人間との通商も可能にしておきたい。


内閣府等も設置して基本的には民主主義政治を通すが、政治環境が堕落しないように監視させるか、長時間稼働が不可能な僕はどうしよう。


責めてこのくらいにまでは魔界を成長させたいし、何れは魔界全土を改革出来るように、充分な教育と社会や政治環境の健全化も目指す。


農業の発展や開発及び研究は、食や生活の安定化や商業または国家体制に防衛などの健全化、供給による生活力の向上も目的としている。


日本の近現代においても問題としては、関東大震災による国家基盤の弱体化や世界的な金融恐慌が、旧日本軍の暴走のきっかけとも謂えるか。


この件の場合は第一次大戦後の好景気崩壊からだが、要は日本の軍部が生活レベルを下げれなかったのか、仕舞いには国連総司令部に沖縄の占領まで許している。


満州事変前後辺りからだったか、大陸中華の方で傀儡政権による満州国樹立が原因で連盟から脱退、そのあとはドイツ等の枢軸側に参入。


そのまま大東亜戦争と銘打っては、東南辺りなどの島国をバッシングを受けながら影響下に置いて、太平洋にまで勢力を伸ばした。


ただ有り得ない事にその間で中華民国にケンカを売って、ハワイの真珠湾攻撃のために米にもケンカを売っては、極東軍事裁判では主要な人物の大半は逃避。


戦中から養われたかんしゃく持ちによる現代の支配は、未だに細部に生き残っては猛威を奮い、弱者を見繕っては集中攻撃を喰らわせて得意になる。


現代の最新世代あたりは分からないが、家庭環境でさえその全てが敵に廻って、毎日のようにハラスメントの限りを僕は転生直前まで喰らい続けてきた。


暗く重いようで胃腸にこたえそうな魔界だが、魔王として転生したせいか融通を利かせて貰えて、胃腸が苦しくも恐怖にあっても有り難い。


だから魔王の権力に振り廻されて消耗しようと、あんなに下らない生き方は誰にもさせたくないし、この以下もない絶望も本来なら在ってはならん。


幹部や職員の誰もが本当に充実していて、生成したサキュバス達も甘え合っては絡まってくれるし、魔族化した顧問達も努力が絶えない。


農商業を充実させることは理性の確立も在るか、価値観の自由化が流行ればそれすらも苦になるか、少なくとも近現代の細部?に在った暴挙は基本的に無い。


いずれは価値観もライフスタイルも自由化して、無理の無いライフバランスを確立して、充分に充実した社会環境を育成したい。


歴代の何かが本気の政治をサボり続けて、出生率も経済力も低下いていて、価値観の自由化を認めても向上を目指しながら体感的にそれが個人的に分かり辛いか。


とにかく農商どちらにも価値観を発掘して、労働力よりも資産構築力の向上を目指して、僕のように破滅する者が無いようにしたい。




教育改革が必要な理由としては、軍事力の効果的な運用のためにも必要とするが、教育勅語のような結果的にも酷な環境にはしたくない。


近代日本が行っていたように兵器や武具を使用した、そのフォーメーションにもあるように、江戸時代には無かった物で圧倒した。


戦国時代にはポルトガル経由で銃入手していたし、人類史上でも原始的な戦車は既に在ったが、それを上回る戦略性は確立したい。


刻々と成長し続けた人類もその技術も、責めて近代レベルには達しておきたいし、出来れば現代をも凌ぐ戦力を確保してみたい。


基本的には魔界の自衛を目的としても、あまりに人間や勇者軍団が攻め込んで来るなら、場合に拠っては総攻撃を実施してもいい。


その総攻撃も魔界の未来に向けたもので、戦死者が多数となるとしても、このままいつまでもグズグズと被害を出し合っては無駄だ。


かつて群雄割拠の時代に在った、信長様も秀吉太閤も家康将軍もその誰もが、何故あれ程までに天下統一を成そうとしたか。


今僕の眼前に在る状況も課題も同じくして、まさにテーゼとなって僕の胃腸を絞め附けるが、それも併せて総攻撃を必要とする。


それに先駆けて学校教育も必然的に導入したが、大型兵器や戦略兵器に指揮官養成も、全て免許制にして安全性の確保も実施。


面制圧に定評の在る榴弾砲なども、下手をすれば自軍の兵にもダメージが及ぶだろうし、指揮官は一般兵とは別の立ち廻りが必要となる。


そして自軍の命運をまかせるものは、正確性や性格性なども考査の対象として、安全第一で運営または運用を必要とする。


いずれは現代兵器同等かそれ以上のものを開発して、あらゆる効果的な理論も研究させて、存分な戦力を以て自衛を可能としよう。


もっと先にはビームやレーザー出力の兵器も、様々なモデルプランで導入してみるか、その時人間は何を思うのだろうか。


ただ戦闘機などの大型兵器は開発しないで、空中戦は大型の鳥類に任せるとして、その他は誘導ミサイルくらいなら在ってもいいか。


暴牛や馬類などが何かの硬い装甲に突撃して、負傷や死亡が無いとも限らないし、それなら徹甲弾か何かで撃ち抜いた方がまだ賢明だろう。


それでも今は眼前に在る課題が最優先で、社会基盤の向上や無理の無い安全なライフスタイルの確立、その他まだまだテーマが在るだろうか。


戦闘員や幹部に城内職員などには、多くの苦痛と犠牲を強いるだろうが、捨て身になってでも戦ってきた歴史がこれでもかと在るだろう。


それでもこの下らない不幸を究めたる状況をクリアして、魔界も悪くないと思えるくらいには、改革も開発も進行しておきたい。


毎日のように暇さえ在れば世話をするサキュバス達は、有り難くも消耗させながら、やはり魔王として君臨する事を覚えさせるか。


悪魔的にも美麗で甘く様々なバリエーションも在って、絡まってはその有意義な時を確認させて、艶々と甘え合ってくれるそれも大事にしたい。


幹部にしてかつての悪女にも在ったか、そのリリスもわずかな時間を見つけては、時にシングルまたは割り込みで何時も通りにからまる。


魔に帰して戦力も誇るブリトニーも、ブロンドと蒼い双眸も閃かせては、かつての優しさも美容も欠くことも無しにリリス同様の立ち廻りも魅せる。


この美女や美少女達は本当ならどう在りたいのか、そんな愚問はそっとしておいて、義務感や職務でも本気でも構わない。


僕は誰の丸味か柔らかさか分からなくなりながらも、興じて遣りたい受け止めて遣りたいと、舌も指先も甘え合っては時間が融ける。


この甘え合える時間のためにも、まだまだ薄暗い魔界をもっと変えて、この美女や美少女達を街や何処かに連れていって遣りたい。





 魔界において作物の育成や開墾の必要性は、教育においても生命体として意思するほか、栄養の確保や食物の供給も必要性が高い。


 ただ開墾した農地を奪ったり作物を盗み破壊する、そうした場合の警戒や対策も講じた上で、その構造も少しずつ理解させたいと思っている。


 ブリトニーやカミーユとも連携して、セキュリティも設置及び強化するほか、ロスが起きないような仕組みも形成するべきだろう。


 またブドウや柑橘等のフルーツを生産できれば、サワーやワインなどの生産も可能となって、その分も快適に呑めれば宜しいか。


 ノンアルコールなども開発しながら、それに合った土壌や症気のクリーニングに、その症気をエネルギーに転用したいがどうか。


 その機材やらシステムなどのメンテナンスも行って、より快適な環境を構築したいが、それには莫大な予算がかかりそうだから難しいだろうか。


 ただ自分が呑みたいだけだろうと謂われようと、それをも普及させて魔界を振興させて、適度に安全な生き甲斐の在る世界にしよう。


 食材もひとつひとつ活かされるべきだが、植物性の栄養素だけでは物足りないか、肉体や精神が貧弱になっても仕方あるまい。


 しかし肉といっても魔界の生命体は、その生命や生活を基本的に保証していて、無闇に扱うことは出来ないから困難だろうか。


 それなら凶悪かつ狂暴な生態系を破壊するなど、そうしたただの『破壊者』ならどうか、どうせ野菜は食するなら変りは無い。


 差別的とされて仕舞っては堪らないが、それなら野菜も何も食する物が無くなって、餓死をしろと圧力をかけるのと大差は無い。


 リザード系などの一部住民から再生可能なシッポを、何かしらの報酬付で提供して戴くか、その場合はそれだけ高価になるか入手困難になるか。


 また人間界から何かを戴いてくるか、そもそも魔界の者達は人間とは体質が違うかも知れないが、それならどうしたら善いものか。


 魔物やモンスターとされる我々もそうだとしても、人間の残虐性は何処までも一貫して、人種によっては何でも喰って仕舞う。


 自然に在るものは知恵と器用さで利用して、燃料や食材に建造物にまで活用するが、快適な反面で生命体として減少するからどうするか。


 何でもかんでも『どうするか』では、生活どころか生きていけない世界に在るだけに、弱肉強食性が維持されて潰し合いや虐めが起こる。


 それでも人間界における地球の食材は、正しい知識と環境が在ればストレスの無い生命体となるから、それが品質向上となって旨くなる。


「うぅ~ん、どーすまそ、どーすまそ……」


 脳がパンクしてきたかと思うと休憩となったが、等質の在る果汁ドリンクはシンプルにして、生きた証明に爽やかな酸味も利いている。


 僕の背中から絡まるスイートデビルも、そのドリンクグラスを持って絡まりながら、甘く優しいお顔で腰をフリフリしている。


 ブラックキャットもサイドから密着して、シャーベットも正面のやや下方から、汚れの無いようなお顔を向けてはフルーツドリンクを飲んだ。


 背を向けて僕に預けるように落ち着くシャーベット、何時もならシャーベットのところ、この時は共通のものに興じている。


 ふと思い出した何時ものステーキ肉、カラフルな爽やかに甘いソースを添えた、その肉は一体何から捌いた物なのかと僕は急激に気になった。


「それは雌牛の肉に御座います」

「あっあっあぁいぇん……」


 やはり神出鬼没なハワードは肉の詳細を添えて、直ぐにまた何処かへ忽然と消えたが、やや悪魔的に雌牛を使用しているのか。


 雌牛にしたって牡牛もきっといるだろうが、魔界にも家畜がいてそのあたりの肉を、また随時必要な時に活用するのだろうか。


 人間界の生物なら政治的にも問題は無いが、先代以前の魔王が導入したのだろうか、手間は省けるが一般には普及しているのか。


 このあたりも独裁政治が利きすぎているか、メンタル最弱の僕には有り難いが、最大の権力を保持するなら僕はまだ独裁者と謂える。




 商業も充実させて魔界経済を成立させながら、特に商品やサービスの普及による様々な事業の発展、及び成長による暗黒な環境の最適化を目指したい。


 安全性や信頼性も充実した企業を増やして、各街などの特性を活かした商品開発や、形成する自治体による特化したサービスも展開。


 ジャンルや物によっては可能な範囲で、試用期間やサンプルの提供を実施したり、まとめ売りや特価での提供も在ると善いだろう。


 また研修や体験入社も検討させてみて、無理の無い社会環境を形成した上で、フレキシブルに対応出来る団体や個人を育成しておくか。


 それ以外にも改善案が在れば、充分に議論を行った上で随時試行しながら微調整して、社会人教育も充実させて重篤災害なども防ぐか。


 ハラスメントや八つ当たりの無い生活環境を、丈夫で不安や無理の無い社会や家庭を育成して、魔界をもっとばん石にしてみたい。


 精神や神経が休まっていないと神経衰弱か、またはうつやノイローゼになるかも知れないし、可能性が在っても発揮出来ない。


 外的要素に拠る人生の破滅傾向は、更なる困難を増やしては弱者を苦しめるが、それが一切認知されないどころか精神を八つ裂きにされる。


 そんなことはその被害者と共に在ってはならないし、充実した生き方が補償されなかったり、手遅れだとしても見棄てていい道理は無い。


 それも踏まえた上で城の幹部や職員には、負担を強いるとしても何かしらの補償を検討しながら、細部に至るまでどうか尽力戴きたい。


 常に難題や困難が襲ってきては苦しんで、踏みにじられるような人生に引きずり廻されて、どうにも出来ない様な状況や環境はもう必要無い。


 その下らない人生から脱却し得る環境なら、今の僕自身にも関係する魔界を正常化して、住人達には余計だとしても救済措置は在っても善かろう。


 それに魔界を整備して開発出来れば、先述の通りに佳い酒も呑めれば食事も繊細な味が利いて、また更に充実するのではないだろうか。


 ただし事件事故を予防しながら各々個別にも、適宜適用に運営して僕のような被害者が出ないように、どうにか安全に運営して戴きたい。


 夜になればサキュバス達やリリスにブリトニーと、並べるだけ並べて酒も充実すれば、当初不気味に思えた紅暗い闇夜も有意義になろう。


 丸味や妖しさに柔らかさもかすれては、ヒットアンドアウェイして甘く密着して、生成したサキュバス達もご厚意が有り難い。


 そんな有り難い今の生活が補償されているのも、魔界なりの生産物やそれを生産する環境が、それなりに機能していると思われる。


 しかしやはり残虐的であったとしても、活きた食材でなければ物足りないし、あらゆるサービスを享受出来るから充実するのだろう。


 魔王に転生する前までは労働力にもなれなければ、サイバー上での利益もほとんど無かったし、そんな充実した人生とはかけはなれていた。


 でも今は魔王の権力にやや依存してはいるが、対応してくれている主に城の者達には、頭が上がらないが悟られるとマイナスだろうか。


 まだまだ薄暗い魔界は地味に僕の胃腸を絞めるが、頭の上がらない今の環境と魔界の未来構築は、これまでの議論内容を必ず実行する。


 それよりも更なる成長が見込めるなら、随時調整しながら試験運用してみた上で、より魔界の質を向上出来そうなら遣ってみたい。


 今日も美女や美少女達が甘え合ったくれて、リリスに至っては仕事よりも優先していないか、いずれはリリスのメイド隊も呼んでみようか。


 サキュバス達がむくれて仕舞いそうだが、ブリトニーだって指示だけして僕に甘えてないか、有り難くもほかの職員にはどんな顔をすればいいだろうか。


 優しい甘味の在る手つきやキスも、ただ甘えたいだけだとしても職務的だろうと、これからも大事に遣っていきたい事だけは何時も変わらない。







毎日日課にしてみてください。

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