六話 戦闘員の限界突破?!
異世界の魔王に転生したので世界を支配します
何度撃退しても何度も同じことを繰り返す人間、そしてそれにただ従って死にに来る勇者軍団、何時までも学習しない愚物とも謂える。
しかし我々魔族を殺して滅ぼすためにと、様々なパーティが一丸となって攻めてくるから、ヤられるかとはなくとも魔王の出番がやや増えている。
万一にも近いうちに破滅するかも知れないから、主に城やその周辺の者達を強化して、圧倒的なくらい万全に備えておく必要が在る。
そうでなければ人間どもを支配するどころか、滅亡させる事も勝ち続けることも出来ないし、逆に滅ぼされるリスクも大いに在る。
魔族たちも中には急進的な者や粗暴な者もいるが、それは人間や外的等による脅威かそうさせて、端から見てそう思える状態にさせられている。
魔王の僕だって転生前はあらゆる脅威に怯えて、ストレスや性質的な苦痛または苦悩に振り廻されては、人外扱いまでされて破滅するしかなかった。
誰にも認知されない苦しみやストレスを度外視されて、二十四時間三百六十五日に至る、ほぼすべての時間が休まらないままに苦しみ抜く。
そんな滅茶苦茶とも謂えるような状況や環境など、常にストレスに振り廻されるのみならず、そのあとからハラスメントの限りを親から尽くされる。
もっと前なら幼少期よりと前述しただろうか、とにかく長年にかけて徹底的な洗脳、そして八つ当たりを受け続けては今に至る。
更に転生後も魔族の命運まで背負いながら、その全てさえ滅ぼさんとする人間に脅かされては、逆に滅ぼされても文句は有るまい。
それは一旦善いとして今回の本題は、”主要エリアにおける戦闘力の強化”だが、先ずは下層魔族達の強化と限界突破をさせている。
ゲーム等でもラスト手前辺りで、エネミーキャラたちが異常に強かったり、運営側の施策だろうか次のサービスに向けてのアプデ在る。
それ同様に魔族サイドの総合力を底上げして、出来ればこれ以上に強くして装備などもか、アビリティやスキルも必要なら継承させるか。
また勇者軍団が所持していた強化アイテムを、試しに自分で使用したところ有効と分かって、それぞれ一定量ずつ支給して強化させている。
勇者軍団との戦闘で獲得した物は、強化アイテムの他に回復アイテムや武具類も多く、実に充実していたので確認してみた。
ガチャだがギフトだか分からないが、ウルトラレアアイテムも存在しているので、その辺りは側近や僕の物としてそれぞれ支給してある。
金髪のイケメン紳士・ハワードには、これまでのナビゲーションも考慮して三番目に強い物を、既に褒賞として支給してある。
魔王城のナンバーツゥにして側近最強のクラウザーには、鋼の剛筋が在るので防具以外を所望したので、二番目に強い物を支給してある。
クラウザーやハワードに継ぐルガウルには、四番目に強い者を支給してあるが、この三人も後ほど強化させておこうと思う。
それから美麗にもオトコの扱いが練磨されているリリスは、ゴツいものはあまり持ちたくないと、オンナの美学染みたことを謂っていた。
だから僕と三傑衆が持つもの以外から撰ばせて、指環やネックレスにピアスなどを一通り、リリスは装備して済ましては妖しく耀いている。
やや挑発的かつ大胆な格好で在りながら、女将としての品格と秀麗なスタイルや済まし方は、眼の遣り場に困ってもむしろ観ていたい。
三傑にも劣らないリリスはヒラヒラと、艶と滑らかさを魅せ浸けては女将の闇をちらつかせて、何時だってさらりといなくなる。
それから一応は魔王城やその周辺の魔族達には、英語と日本語も教育してあるし、未だ黎明たに在る研究職員によるアイテムの説明書も配布している。
アイテムも城の魔族職員に強化させていて、内容と指示は魔王の僕がしてあるし、既に利用された一部魔族やそのパーツは偲びながら活用きている。
ヤられて仕舞った魔族達の分まで何とかしなければ、いくら魔族だったとしても宜しく無いし、結果がどうなろうと敗北だけは赦されない。
また今日も仕事の合間にサキュバス達が、僕に甘えては僕を甘えさせてくれて、ヒットアンドアウェイには更に甘えてあげたくなる。
スカーレットとリリスを並べたらどちらがより秀麗か、スカーレットのほうが甘えやすそうだが、ライラやファントムも負けていない。
それにスイートデビルもブラックキャットも、フリフリと甘可愛く艶々と思うだけ甘えては、負けないようにと僕からキスを奪い合う。
何時また勇者軍団が舞い込んで来るか分からなかったので、緊急的に下層から強化してみたが、魔王城の上層部や僕自身も強化する。
務めてくれている魔族達の命運のためにも、知能や戦闘力も底上げしまくって、だれる前に人間界へ侵攻可能なレベルまで強化したい。
その内に模擬戦闘でも導入しようか、戦闘技能も底上げしながら研究成果やそれによる技術も駆使して、魔王軍に圧倒させてやりたい。
戦闘員はある程度まで強化して武具も支給したが、やはりいくら側近や幹部だとかと強くても、現に魔王の僕にまで到達してきている。
さすがに魔王城幹部となればやられることはないし、余興にもラッパ呑みをやってのける二名がいたって、もっと戦果を挙げさせたって善かろう。
先日お世話になった筆下ろしの勇者w、そちらでの百戦錬磨となっているリリスだって、あれだけ頑張っていただけたなら更にグレードを上げて遣りたい。
リリスにはまた期待したくもなるが、強要よりも強化や保障のほうが優先順位として、当然に先立つ要素として大いに貴重なのに相違無い。
因みにリリスのメイド隊はどうだろうか、やはり城への進入を許しているだけに、リリスの側近や警備担当もどうにかしたほうがいいか。
警備部の一部には魔獣のように変身する者も在ると聞くが、魔族の一員には代わり無いし、持てる能力を活かしているならそれ以外にも戦果を期待したい。
とにかくそれなりに貯まってきた強化アイテムも、残り三分の一くらいになるだろうか、それをどのように分配して強化させるか。
メイド隊諸君にもまた強化した武具をするが、サキュバス達にも同様に強化させて、もっと堅牢な強さを発揮した方がいいだろう。
限界を越えて越えた先の更に越えて越えたら、どれだけ人間どもを圧倒的に凌駕出来るか、まさに見物となると謂って差し支え無い。
これから先ももっともっとサキュバス達やリリス、それにメイド隊の面々まで無双出来たら、僕ももっと魔王らしくなるだろうか。
それに魔族化したブリトニーも同様に、魔王の子孫を増やすためにも組み込んで、徳川政権のように安泰させてみたくはある。
しかしいずれは腐敗したり政治体制も崩れて、長続き出来ないのが歴史であるが、魔族の場合も同様ならば遠い未来は期待出来ない。
児をもたらす儀式の充実感は実に善いが、本格的な儀式となれば城の職人達に囲まれて、周知の面前に恒例儀式として行うのだろうか。
そうなったらそうなったで魔王に敵対する者はいないか、民主主義的な管理体制で維持されるのか、そして僕はその状況に耐えられるのか。
未来無双か破滅前夜譚か判然としないが、今は限界突破や強化がテーマだ課題なので、それへの愚問愚答は割愛して次へ移行する。
負けてもやられる事が無い幹部たち、そのなかでもオトコを振り廻す極上の美女、リリスはこれ以上に美の限界を超える事は在るのだろうか。
こちらの愚問愚答はまだ続くと思うが、スタイルも佳く艶も冴え渡って芳香や体温さえ感じそうで、何時かはあのお顔をトロトロにして遣りたい。
これはサキュバス達も当然にして同様に、もっともっと充実する感覚を訴えたくなるくらいに、そのくらいのお顔をさせて遣りたい。
魔界改造計画も更に進捗を示して、魔族達の学力や教育レベルも向上してきたが、やはり優秀な者は優秀にして飛び級で社会レベルに進出してきた。
しかしトータル的にはまだ時間が必要か、幹部の者達にも意見を提示して戴いて、何にしても内閣や政府の機能の元に王権を寄せながら判断したい。
あの一夜からリリスが頭から離れないが、僕自身の手で生成したサキュバス軍団は大切だから、甘えてくればそれは何時も通りに受けて立つ。
あの時はリリスが圧倒していたとは謂え、サキュバスのみんなが何故甘えてくれるのかも、また何となく分かっているつもりではある。
だから濡れた目許が迫れば見詰めてやって、指先や四肢が甘く絡まればそのままに、ひとりも残さないように丸味や柔らかさを確認している。
口許がそっと触ればそれを感じて、舌が絡まれば受け入れたり揉み込んだりこちらからも入れて、かすれたり密着しても受け入れる。
僕もサキュバス達と絡まり合って甘え合いながら、レベルアップも限界突破もクリアして、団束力も引き上げて絶対に手放さない。
それを遣っているうちに番はまだ廻らないからと、魔族化したブリトニーが参られて、もう我慢が出来ないと徐々に近づいてきた。
「貴方達だけ……ズルい……」
何を申し入れるかこちらもリリスの如くに、ハーフロングのブロンドをヒラヒラと、僕の上に乗っては舌を絡めてキスをする。
「あのリリス様と……しました……よね」
僕は図星に阿吽の二字すら出せなかったが、それ即ち事実を証明しているから、こちらともキスを重ねることになって仕舞った。
「このわたしを眷属に加えていただき感謝しています、どうかこのわたしにもお願いします」
無理にでもと圧し衝けるようだったが、ブロンド美女に僕は勝てなかったので、僕も思い切ってブリトニーにも頑張ってみる事にした。
そうはさせぬとファントムの御奉仕キスは、何とかして僕を引き留めるように、少々焦りながらも段々と優しさを取り戻す。
その他のサキュバス達も一斉に、魔王の各所へと指や唇を滑らせながら僕からキスを奪い合って、そのままブリトニーはいつの間にか圧倒されていた。
幹部や職員も強化や限界突破を済ませて、次はいよいよサキュバス達の限界突破だが、仕事の合間に僕からキスを奪い合っている。
サキュバス同士でもキスをするようになったのか、僕と一緒になってお互いに柔らかさを確認、若しくは圧し着け合っては甘え合う。
「アシュラ様……チュッ……んっ」
「オンナノコ同士でも……キモチィね……」
「うん、……カワイイ、んひひっ、んっ、チュッ、んっ」
アッチもコッチも柔らかい口許や舌が、フニフニとフワフワとさわり合っては絡まって、透明に耀く糸が目許の艶も引き出しているのか。
スイートデビルとブラックキャットと魔王の僕は、お互いに甘い時を溶かしながら甘え合って、二人の丸味も可愛さも確認し合った。
更にスカーレットとライラも参られては、妖しくも甘いネットリと絡まり憑いて、キスも指先も丸い柔らかさを二人で圧し着ける。
負けられないスイートデビルとブラックキャットも、長身美女から僕を奪い合うように、艶々と必死になりながら舌を絡める。
ファントムが僕の背後から現れたと思うと、そのままに柔らかい丸味をかすらせながら、お顔を僕の横から奉仕のキスを始めた。
他のものとは違うそれは時に神出鬼没だが、司令塔らしくも濃厚にオンナを魅せては、みんなにもキスをさせてはヒットアンドアウェイ。
またやや遅れをとるブリトニーも、暇を見つけては遊びに参られるリリスも、同情か本気か全身全霊を尽くすように濃厚なキスを展開した。
改革も順調なのか優秀な者を次々と排出する、そのブリトニーも三十代にしてやや悪魔的に、揉み込むようなキスは体温が少し詰まっているのか。
百戦錬磨のリリスもテクニックを駆使するか、何千年もの歴史を塗り替えるように、本気だと勘違いしそうな絡まり方は甘くも必死だった。
リリスとブリトニーは既に限界突破を済ましていて、その効果もこれでもかと発揮するか、美麗なスタイルもお顔も少し若返ったように見えた。
若しそうならサキュバス達はまた更に美麗に、もっと可愛くなって一体感も向上するのか、そんな愚問が浮かびながらも今在る感覚がキモチィ。
恥ずかしながら興じている間に、またしてもハワードがサキュバス達の強化準備が済んだと、参上しては聖騎士よりもいんぎんに挨拶をした。
大概何か用がある時は何時もハワードと極っていて、サキュバス達と興じていてもさらりと済ますは、ややイタイながらも有り難い。
さて流石に今回は見学してみようと、強化作業を覗いてみると驚いたが、魔族なりにもいよいよサキュバス達の強化が始まった。
先ずはレベリングアイテムで基礎能力の強化だが、これは難なく順番に済ませて仕舞って、次は限界突破の段階に突入する。
「はあうぅっ、苦しいのにっ、キモチイ、んんっ」
――えっ、何ソレ?!――
いよいよと限界突破アイテムを使用して、それが始まると徐々に甘い声が漏れるか、苦痛すらも快感と見えて僕はそれに腹のうちで反応した。
「おっおっおーぃえ、どーなっちゅ?」
誰にも分からないくらいステルスに声を漏らすと、サキュバス達の声やお顔が何時もと違って、新鮮ながらもちょっぴりショックだった。
ーーあんなお顔観たことねーじゃえーー
業務的にか真面目にか判然としないが、何時もあんなに尽くしてくれているサキュバス達が、苦しそうにもとろけて嬉しそうにしている。
もはや間接エーチーにもエノテェアァルがキマったが、城の職員やサキュバス達に罪は無し、レーティングを気にしながらも何だか落ち着かない。
それは直ぐに済んですこぶる強くなったか、かすかにそうでも若干朱いようなみんなのお顔が、僕には消耗が激しくも後でみんなで休むと極めた。
ーーお次は拙者の番で御座るかぬ?!ーー
サキュバス達があんなになるなら、魔王の場合はどうなのか、またリリスやブリトニーの時も、クラウザーやルガウルにハワードもあんなことにーー。
とにかく知って仕舞ったからには、サキュバス達にもリリスやブリトニー達にも、もっと甘えさせて差し上げるとしますかぬ。
そして思った通りにサキュバスたちも、更に美麗で今までよりもっと可愛くなられて、胃弥師と断っても問題は無さそうだった。
魔王軍の戦闘員から幹部にサキュバス達まで、限界突破を済ませて仕舞ったが、サキュバス達を視た限りでは魔王の僕もどうなって仕舞うのか。
幹部たちやリリスにブリトニー等の顧問役も、やはりあのようになられて仕舞ったか、ついに僕の番が廻ってきて仕舞った。
先ずはレベリングかと思ったが、魔王のレベルは既にカンストしていたので、限界突破が僕にダイレクトアタックをするらしかった。
「いよいよですね、アシュラ様」
『ですね』どころではないのは明白にして、このハワードでさえ”アレ”を経験したのなら、魔王に対して何を期待しているのか。
もはや逃げるも隠れるも羞恥にして、魔王として更に強くなれるのは有り難いが、”アレ”を乗り越えなければならんのはどうなのか。
サキュバスたちも今の先程に済ませて、まだお顔を若干程度朱くしては艶々と、下半身がソワソワしているから胃腸が絞まるか。
ハワードもクラウザーもルガウルも、何だか艶々しながらホクホクと不気味にも色付いているのか、もう逃げ道は無いし元から退路も無い。
「んふぅ~っ、アシュラ様ぁ~ん」
「どぅゆっ?!」
これが魔王に継ぐナンバーツゥのクラウザーか、この間のワインラッパ飲みが嘘のように、ネットリと僕を限界突破させようとする。
「おっおっおほっ、だっだっだはん、あひゅっ、んぐっ、あっあっあっ」
遂に魔王の僕さえも限界突破を成し得て、思いの外スッカスカな感覚がスッキリするが、レベルはまた一からになったのだろうか。
まあまだアイテム残量に余裕はある筈だし、研究部でも量産化計画がそれなりに進捗を示して、他部門と並んで上手に進行している。
その研究部が開発した低級レベリングアイテム、それがもう少しで大量に届くらしいので、何とか勇者軍団に遅れをとらないで済むだろうか。
数日経って勇者軍団は運良く来なかったし、低級レベリングアイテムも大量に届いて、そこそこにはレベルを上げることが出来た。
何時も以上に充実したサキュバス達とのキスも、久々の勇者軍団ご来場の通達で、物の見事にそれは台無しになって仕舞った。
ーー折角いいとこだったのにーー
勇者軍団ご来場に就きそれどころではないが、今回はやや退け腰気味で胃が絞まるが、折角の時間を邪魔しに来る勇者軍団はどうしてくれるか。
僕は玉座の間で待機してみたところ、一向に奴らが舞い込んで来ないのでハテナとなったが、ハワードが撃退したと報告に舞い込んできた。
「おほっ、撃退?!」
ついよく分からない事を云って仕舞ったか、やりましたよとハワードが冷静にも乗り越えたと、何とか中層あたりで食い止めたらしかった。
ーー中層って、そんなにレベルあげてねえだやーー
おそらく階層別にバフやデバフが機能して、戦闘員も武具も強味を発揮したか、限界突破は大成功を期して更なるレベリングにも期待出来るか。
またそのままサキュバス達とキスしては絡まり合って、限界を越えた快感が充実しながら、止まらない時の甘い感覚や丸味を確認した。
しかしそれにしてもただの義務感だけで、これだけの事をしてくれるだろうか、クラウザー達も別の意味で新鮮だったことも思い出す。
強化実行に立ち会ったときはショックで、新鮮ではあっても何時もと違うサキュバスたちが、悪魔的にも苦しんでは快感のうちに済まされた。
でも今はこうして一緒に絡まり合ってくれるし、城の職員達だって僕の方針や指示を続行しただけで、これからも充実した毎日が続くのならそれでいい。
もっともっとサキュバス達やリリスにブリトニー等、甘え合ったりワインでも呑み合ったり、それ意外にも魔界を変えながら人間界に進攻する。
でも今は甘い時間に興じておくことにして、少しでも時間を共有しながら仕事もして、宵がくるまでまた休み休みにセーブもするか。
毎日日課にしてみてください。




