四話 魔界本格開発始動
異世界の魔王に転生したので世界を支配します
いよいよ本格的に魔界開発がスタートしたが、一定の労働力から部分的に税収を確保して、それを国家予算として徹底管理する必要がある。
一方で勇者や人間に殺傷せられる魔界の者達は、軍事力や経済力などの国力を必用として、それを向上させて生存権を確保しなけらばならない。
裏社会を牛耳るヤクザさんや犯罪者など、一部の者達が聞く耳を持たない場合は再検討か、それ以外の一般民は無害と分かれば問題無い。
それを実現するには文治による教育体制で、民族性や社会性を学習しながら、魔界をより発展させる必要が在ることは語るまでもない。
知育や勉学は時に半端な知性を軸にして、偏見や弾圧を視野に入れて仕舞うだろうか、それが民意となれば民主主義は本質的に疑うべきだろう。
それでも『魔』の膨大かつ時に邪悪な根源は、上手にコントロールして如何に最適化するかだが、それが揃っても細部には苦しむ者もいる。
勇者や人間が掲げる『正義』と『自由』も、従来の解釈では膨大なエネルギーをコントロール出来ない、政治的権力のようなものか。
古いタイプの者達は因循とした価値観を推して、古来からのイカれた正義の基に、自由を振り廻しては神経をじゅうりんして弱体化する。
一般的に頑丈な者には分からない些細な苦痛は、一部のメンタル弱者にとって大いなる打撃にして、生きること自体が困難となる。
ズタズタになった精神や神経は某中二病患者の如く、またはそれ以上に拗れては壊れて、うつやノイローゼを悪化させられる。
八つ当たりや厭がらせにかんしゃく、何処で見たり喰らったりするか分からない誹謗中傷、その積み重ねによって破壊せられては堪らない。
基本的にはどんなに好くされようと貴重な経験だろうと、何が起きても極度に消耗しては、誰よりも苦しみ抜いている事は理解されない。
場合によっては僕のように神経衰弱を究めれば、神経過敏もそれだけ発達して、生活音すら耐えられないくらいに八方塞がりでいる。
防衛維持費や活動維持費等も確保仕切れなかったり、ノイズキャンセリングも大抵の音や感覚は貫通して、マフのレザーや軋みにしても苦痛が舞い込む。
それでいて常に何かしら怯えては生き甲斐すら亡くすか、最早生きる意義も価値も無くなるなら、もう生きていなくてもいいとさえ思っていた。
転生してからは改善したか若干程度は苦しむか、何れにしても『普通』には理解出来ない、または認知出来ない領域で苦しむ者も在る。
それは魔界でも充分に有り得ることで、そうした極少数派だからといって切り捨てたくないし、個人的にもいまだ大いに関係している。
それを常に重要視しながら職務も制限して、何時だって出来るだけ丁寧に遂行したいが、多忙に麻痺する脳はそれに耐えられるか。
だから魔界の開発や改革を通して、弱者を無視しないで済むくらいの社会構造に魔改造して、自分にとっても快適な環境を育成したいと思っている。
僅かな音や感覚にすら過敏にして、どんなに貴重な体験があったとしても、遊び疲れる時が在るようにそれすらも極度の消耗を引き起こす。
常にシームレスな音声防御や完全防音のうちに、拘り抜いた環境で神経を削る量や時間を制限して、より良いものを構築出来た方がいいか。
もし隠居が許されるなら拘り環境に棲み着いて、ゆっくり時間を溶かしながら、サキュバスのみんなともニコニコしてみようか。
それよりも今は魔界改造改革を遂行して、魔族や僕が振り廻されないですむように、僕のペースで進行するしか道はあるまい。
先ずは教育体制を整備して知力の底上げや児童の早期育成、そのためにも義務教育制度を早めに開始、ブリトニーとの教育改革を実施する。
義務教育制度施行の初期段階として、労働児童を含めた小児を対象に小学校への通学を義務として、それに参加漏れがないように戸籍を調査。
学校に通学が無かったり欠席日数が足りていない場合など、各家庭を訪問して調査を行い、状況に因っては柔軟な対応を実施する。
親が登校させないとか親子兄弟間などで、一方的な暴力や成長を塞き止めるなど、それ以外にも何かしらの八つ当たりやハラスメントがある場合、それが深刻な状態であるなどの場合はカウンセリングを実施。
家庭環境や問題となる児童が在った場合、その対象や当人自身に就いてアンケートも行った上で、極力積極的にその家庭へアプローチ。
専門の心理士やカウンセラーを学校に一定数、常勤を義務化して言語能力や精神状態に難が在れば、一時的に安全な施設に保護する。
事件性が無いと云ってばかりでは、改善が見込めないどころか更なる悪化を引き起こして、最悪の場合として手遅れにならないようにする。
そうして極端なくらいのメンタル弱者など、極一部であっても救済確率は大幅に上がって、その真価を引き出せるか試験的に実施する。
また親子や労働者は月に数度等、義務参加の講習を受けて必要であれば保護者免許の考査も実施して、面接考査のちに免許を郵送。
その免許も三年毎に更新を必要として、講習や免許更新に参加しない場合は調査とカウンセリングを実施、穏健的なアプローチによって厚生させる。
精神的及び性質的に社会への参加が不可能な場合、そして言語能力に難がある場合は、その程度に関わらず安全保護証を発行。
これは差別意識や偏見にも対抗出来る証明であり、これがあれば最寄りの保護施設に退避が可能で、無料での利用が可能となったいる。
しかしマナーに反した場合は職員による警告、丁寧に利用すれば安定職への推薦など、特典的なプラス要素も受けることが出来る。
それからそれとは別に戸籍等の登記も義務化して、身分証の発行も総務部から実施して、性別と生年月日と指名と種族やその他データも管理。
教育体制と同様に重要な事は食問題で、栄養が偏らないように野菜等も確保するために、農村関係も充実させておいた方がいいだろう。
いくら教育設備やその環境が佳かろうと、脳への栄養が不足したり偏っていては、何時までもプランニングや資産構築もなし得ない。
住居やあらゆる施設を充実させるには、建設関係も整備して工具や作業員の安全性を重視して、気候や状況にも柔軟に対応させる。
とにかく無理は絶対にさせないようにして、その他自由業等も丁寧にサポート、相談希望者の希望や意見は丁重丁寧に聞くこととする。
法的にも保証目的として救済措置を講じる、その一部を初期段階として施行しながら、後に改良や補足を実施する事とする。
法律 一部 初期
人員再配保護法
極力は適材適所とするが各人の意見や希望も精査対象とし、対象のインターネット環境から要相談とするが、どうしてもとあれば対応可能となるまで預かりとして、それまでは城の手伝いとする上で給与保証とする。
農村から逃げてきた者は城に保護するが、その代わり快適な作業環境を提供するので、農業は続けて転職したければ状況に寄ってそれにも応じる。
また建設業が何かしら続かない者も城で保護して、魔王付きの建設スタッフとして各作業に参加する事とし、そのもの達に何かあれば精査した後に罰金等の処罰を課す事とする。
管理職監視法 一部
もし農村や建設会社から城を頼る事が有れば、直ちに一般社員へ降格する事とし、以後五年間は昇格機会を放棄とすること。
まだ初期段階にして法整備も不完全だが、誰かが丁寧に介入しなければ変化も無いし、場合によっては資産構築や精神状態に不備か。
古いタイプや攻撃的な者から距離をとりたくても、それが親だったり理解者がいない等、実質的に不可能な場合も在るのではないか。
たとえノーマライズによって安定出来ても、結局は他人を憎んだり見下したりするなら、そもそも本質的に不備が在ると謂える。
それによって未来すら期待してはいけないと、出る杭を打って権利の放棄を結果的にでも強制されるなら、人生の価値その物を無視している。
やや乱暴かも知れないとしても、他人や親から迫害や精神攻撃の方が余程乱暴にして、結果的にでも人的権利や少数派を冒涜している。
ほんの一部だけの事情だとしても、人によっては未来を切り拓けない状況に追いやられては、ただひたすらに耐え忍ぶしかない。
少数は意見の尊重も無視され続けて、仕舞いにはその一番肝腎な物さえ恐怖対象として、一生苦しみ続けるしかなくなるのは遺憾ではないか。
そんな惨めな人生に価値も無ければ、生きたいとも思えないどころか死ぬことすら出来ない、そんななれの果てのような人生に救済は無いのか。
教育や労働環境に戸籍管理などを扱って、次は金融やサイバーテクノロジー等の発達による、富国化と業務の円滑化を実施する。
やはりイデオロギー的にも社会主義より資本主義、共産主義より自由主義の道へ、多少の格差は生んでも一部富裕層による権益の独占は宜しくない。
それならハイパーインフレ覚悟で富裕層を増やすか、デフレ環境を維持して微妙な安定を維持するか、或る意味では究極の選択でもある。
ロシアが結果的にか経済政策で滑って、共産主義の脆さ?を証明した前例を踏まえて、中国は共産主義を廃して社会主義を維持しながら、自由主義を導入して経済成長を遂げている。
日本の場合は細かい配慮を活かしすぎなのか、”いのちだいじに”は人間にとって最優先事項でも、海外のバイタリティやスピード感にやや引け腰か。
ただそうしたホスピタリタィは海外でも評価は高いのか、マイナス点ではないことは明らかで、ただでさえ繊細な民族が無茶をすればどうなるか。
日本の歴史には非凡な先人達も多く在ったが、法治的民主主義社会において、ストレスをコントロール仕切れないのなら要対策。
国際化して先進国のうちで貧困とも謂われる日本も、海外に後れはとれないし一部の優秀者達が、日本を倒さない様に押さえている。
しかし僕のように現実や人の悪意に手も足も出せないで、長年苦しみ抜く挙げ句に親にすら振り廻されては、いくらあがいても報われないままこの世の全てに四六時中恐怖している。
それすらも極少数派とは謂え、それを無視されるか親に隠蔽されるなら、憲法による”少数派への配慮”が全く無いのではないか。
確かに少子高齢化に在る現代日本では、経済力どころかマンパワー自体が足りない上に、一部の不能化した者もいれば価値観も多様化する。
では少子化や経済向上を図るにはどうするか、医療の改善や労働者の増加は上等手段でも、社会環境や家庭環境に振り廻されては家庭も仕事もどうにもならない。
それでいてどうしようもないとかアダルトチルドレンとか、そうやって見下すのは勝手でも、細部の事情にまで行き届く事は無い。
誰一人として敵に廻るような世界で、ストレスやプレッシャーに悪意などに弱い者が、少しでも利益を上げようとしたところで無力化する。
もうどうせそんなに少数とかなら、経済支援や募金等の寄付があっても良さそうだが、厳密なデータによって補完不可ならどーすまそn。
その辺りも僕が魔王のうちだけでも、魔界でどうにか対策して”いのちだいじに”を普及させるか、城の皆様次第でも地道に積み重ねるしかない。
各部署の顧問や優秀な上級魔族と連携して、政治環境も腐敗しないようにして、その担当者も入れるかして健全化しておきたい。
そもそも政治環境が健全化されない、若しくは結果的にか中途半端に済まされて、一部特権者を優遇しているのか、基本的に原則的には社会はカオスに在ってはならない。
その辺りも城の者達に稼働して戴いているが、僕は現実世界より転生前からずっと、バイタリティにも知らずうちに苦しんでいたので、自衛目的にも活動を制限している。
有り難い事は少なくとも城の者達は、前述したかも知れないがすこぶる寛容で、魔王に対してだからなのか誰もが務めてくれている。
僕のような被害者やそれを支配するような環境は、基本的に無い方がいいだろうし、だからと云って構造的にも複雑化させれば悪用されるか。
世間ではもしかしたら僕などに甘えていると思われるか、もしそうだとしても普通にしては自我を崩壊させるリスクだって充分に在る。
そうやって偏見や悪意を圧し衝けても、最早程度が知れているとも謂えるだけに、それ自体が自身を貶めることになるのではないか。
サキュバスに甘えて何が悪いか、城の者達を全面的に頼って何が悪いか、他人や団体に依存しなければ何も出来ないのだって充分に甘えている。
現状況において魔王の実権が有る以上、甘えどころか困難な業務から逃げられなければ、対価としても何かしら補償しておきたい。
僕が甘えているなら政治やビジネスで成功して、社会構造や政治環境を健全化して、子に対するハラスメント等も辞めて戴けるだろうか。
とにかく極少数だからと云って、”普通”が認知出来ない苦痛に潰れたままであっても仕方無いが、どうにも分からない領域に在る。
特に脳筋タイプはたかがと侮って、個人の価値観を圧し衝けてはメンタル弱者を惑わせて、中には徳の有るものが在っても消耗する。
また攻撃的な者が親族すべてだったとしたら、その者は逃げ道がないどころか、場合によっては一致団結と自身すらも敵に廻す。
それが在るべき人道的価値とされるなら、滅びたところでどうと謂うこともなければ、むしろスッキリするだろうかと愚問も浮かぶ。
だがもしたとえ魔王の権力や武力を以て滅ぼすとしても、本当に貴重な者までは巻き込んではならないし、極力は暴虐を尽くしたくないと思ってはいる。
家庭を構築したり人の上に立つ上で、ポリティクスパワーが機能してそれが膨大であるから、それに呑まれないで扱うのは非常に困難と謂える。
現に街などを徘徊したり闇に染まる等、それ以外にも引き籠ったり自殺を画策したり、社会で機能出来ない者だって存在している。
第一にしてそんなことが起きるのは、家庭環境に何かしら問題があるからであって、そうなるように追い詰める者達も存在する。
それが原因で彷徨ったり未来構築が出来なかったりと、苦労や苦悩がつきまとう上で、更に苦しむ必要が在るのだろうか。
そうした辺りにこそ国家予算を注ぎ込んで、保護したり何かしらの救済措置や、落とし穴の無い支援が必要では無いだろうか。
年末に主要な目的が無くても掘って埋めてを繰り返す、そんなことが本当に在るなら、余裕の在るとこらから割り当て補償分の予算を補償するか。
一部の利得権者が少しずつでも遠慮すれば、少なりとも国が補償できる予算も確保できて、社会主義化目前でとどまる必要も無くなるか。
毎日精神や神経がギリギリに、ストレスや環境に振り廻されては破滅軌道に乗せられて、さじ加減も工夫しきれないで潰れる。
そんな者が在る時点でバリアフリーも充実していないし、苦しむだけ苦しんで捨てられるか、そして社会性や民主主義とは何か。
目に見えないところで事実を完全犯罪の如く隠蔽されて、悪意が有ろうと無かろうと、苦しむ以上はその環境の質は改善の余地が在る。
更にそこへつけ込んで弱者こそが悪だと逃げては、得意になってあれやこれやと攻撃して誤魔化して、自分は悪くないと唱えるに極っている。
近現代から何が変わったのだろうか、ただ単にテクノロジーは進化しても、一生報われない者を生み出してはゴミの如く見捨てるか。
基本的には自活による価値の捻出を期待して、活動に必要な資金や環境はどうなるのか、結局はまた音や感覚に怯えるのだろうか。
愚問をグルグルと繰り返しているが、それを指示として明確かつ簡潔に正しく行えているか、そしてモア少ししたらまた視察する。
帰ってきたらまたサキュバスたちと時間をゆっくり溶かして、緊急な案件には焦りを我慢して、またみんなに頑張って戴いている。
食器もカチャカチャと常に鋭い音が飛び廻って、それを痩せ我慢しながらも、割りといい味をみつけては僕一人で納得している。
ここまでの議論に関する政治的アプローチや、それによる政策や国家事業に国家予算を投資して、何やかんやでそれなりには揃って来た。
そのうち保育園や幼稚園の他に、成長段階に合わせた教育も実用化して、政治環境も必要な時に健全化若しくは最適化しよう。
城の者達にも何かしら褒賞やら何やらを提供しているが、それによる効果はどれだけのものか、一度微妙なお顔で絶句されたことがある。
しかし積極的に動けない僕を恨んではいないだろうか、指示は聞いてくれているし、それなりに整備や政策も実行してくれている。
何と云っても魔族だってそれなりに優秀だし、僕が少し云うだけで充分に機能的な仕事をしてくれるから、僕としては頭が上がらないくらい感謝している。
毎日日課にしてみてください。




