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BATTLE SLUG -銀河の残響-  作者: 昼間 ネル
第2章 地球激闘編

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第17話 友の亡霊

かつて「英雄」と呼ばれた二人の男、レッドとアパッチ。

爆炎の中に消えたはずの絆が、数年の時を経て、汚染された地球の空で再び火花を散らす。


無敵のバリアと分身を操る『アルカディア』に対し、半身機械の体で食らいつくアパッチ。

その超次元の戦いの中、リングは己の無力を噛みしめ、そして決意する。


「接近戦で勝てないのなら、一撃にすべてを懸ける」


マーヤが託した新技術、そしてリングの研ぎ澄まされた集中が、最強の盾を貫くか。

死線を越えた先に、戦士たちは何を見るのか。

レッド「まさか、アパッチ生きていたとは!

?」

かつて、太陽系戦争の最前線で「英雄」とまで言われた二人の怪物がいた。一人はアーティス家の誇り、レッド・ナノ・アーティス。


そしてもう一人は、その背中を支え続けた男、

アパッチ。だが、あの日の爆炎がすべてを分かった。

レッドの目の前で、炎に呑まれ、砕け散ったはずの戦友。


「死したら誉れ」という家訓に従い、レッドはその死を胸に刻み、前へと進んだ。


「よぉ!レッド!!相変わらず、悪さしてるそうじゃないか!」


リングの前で、2体の機体が消え、時折、出現を繰り返していた。


「なっ?見えない!」


アルカディア分身を、エリマキXの最大出力でエリマキXが追いかける。


そして、激突!!


「おい、今日は引け、あの小僧は、やらんぞ!」


「貴方も、分からん人だ、この世界を粛清するには、メモリアが必要なのだ!」


バルジーナは、武器をビームランチャーに換装していた。


「駄目だ、接近戦では、攻めて、一撃を!」


だが、ロックオン出来ない程の動きだった。

その時、脳裏に新兵時代が蘇える……。


アパッチ「馬鹿野郎!何度行ったら解かる!狙撃は、スコープ見て狙えばいいもんじゃない、相手の動き、風向き、距離で決まる集中しろ!」


「良し!ターゲットロックオン!!発射」


ビームランチャーが、アルカディアの現像を捉えた。


ドシュューン!


ドガゥゥーン!!


アルカディアに当たる。


「良し!」


しかしアルカディアの装甲は無傷であった。


「ちっ、厄介な!」


アルカディアは、大抵のビーム兵器は無効に出来る。アンチバリアが機体全体を常に守っている。


アパッチ「へへっ、無敵のアルカディアも今日で終りだぁ!……んあ、やべぇ。」


その時、エリマキXの限界になる、ブッシュー背中から、黒煙が上る。


レッド「……仕方ない、今日の所は、挨拶代わりだ、貴様達に勝利は無い、絶対な!次は、本気でやってやる!無事、この地球を出られればな!」


そう言うと、ものすごいスピードで天に消えていった。


「危なかった。リングの奴っ!」


どうやら、リングの放ったビームランチャーは、

マーヤ特製で組み込まれていた能力。

それは、バリアを貫通させるものだった。


こうして、リング達は、死線を乗り越え、カイとメモリアを守ったのだった。

第17話を最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

今回は、ついにレッドを「一時撤退」にまで追い込むという、大きな勝利の回でした。

アルカディアの圧倒的な防御: アンチバリアという絶望的な壁。それを「マーヤの技術」と「リングの直感」が打ち破る瞬間は、まさにチームワークの勝利です。

レッドが去り際に残した不穏な言葉。それは、連合軍やライコウ軍がさらに大きな包囲網を敷いていることを示唆しているのでしょうか。

次回の展開もどうぞお楽しみに!

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