永原柊子
――本日はお時間を取ってくださりありがとうございます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします!
――まずはお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか。
永原柊子といいます!
――永原さんですね、ありがとうございます。永原さんは以前、魔法少女としてご活躍なさっていたそうですね。
はい!中学から高校を卒業するまでずっとやっていました!
――なぜ魔法少女になろうと思ったのですか?
幼い頃からの夢だったからです!強いし、かっこいいし、かわいいし!昔からニュースで魔法少女の話題を見かけては憧れていたんですけど、十三歳になったら魔法少女になれると聞いて、誕生日が来たらすぐ魔法少女になりました!
――実際に魔法少女になってみてどうでしたか?
ニュースとかで想像していたよりもずっと素敵でした!思っていたよりも何倍もすごくて、自分があの魔法少女たちの仲間になれたと思うと世界がキラキラと輝いて見えるような気がしていました!
――それはとても良かったですね。魔獣と戦ってみて恐怖などはありませんでしたか?
そうですね……たしかに少し怖さはありましたけど、それ以上に憧れていた子たちと肩を並べて戦えることへの喜びの方が大きかったような気がします!
――なるほど、喜びですか。本当に魔法少女がお好きなんですね。
はい!とっても大好きです!今でもやれるなら魔法少女をやりたいくらい!
――なぜ魔法少女を辞められたのですか?
うーん、単純に衰えですかねー。だんだんと力が出せなくなってしまって、このまま戦い続けても前のように動くことは出来ないと思ったので高校を卒業するのを節目にやめました。
――そうですか。それは無念ですね……。
まぁそりゃ無念ですけど仕方ないかなーって感じです。高校を過ぎたら少女と呼ぶには大人すぎますし、ちょうど良かったのかも。
――魔法少女をされていた時は誰かと一緒に戦ったりはしたのですか?
うーん、その時の状況によりますかね。同じ現場に居合わせた子がいるならその子と一緒に戦ってましたし、私一人しかいないなら応援とかは特に呼ばずに一人で戦ってました。
――一番印象に残っている戦い等はありますか?
印象に残っている戦い……そうですねぇ…………あ、そうだ、一つあるような気がします。
たしか高一の時だったかな?に戦った魔獣なんですけど、他の魔獣たちとくっついた合成獣だったみたいでものすごく強くて。魔法が当たっても浅い傷にしかならないし動きは速いし身体大きかったし力強いし。その時は他の子はいなくて一人で戦っていたので結構苦戦しましたねぇ……。
――でも最終的には勝利を収められたと。
そう…………ですね。そうなんですけど。うーん、なんというかちょっとあの戦いは特殊で……。
――特殊、ですか?
はい。特殊というか不思議というか……。私がしばらく一人で戦い続けてちょっと厳しいなぁと思い始めた頃になって、いきなり知らない魔法少女が現れたんです。別の魔法少女がこっちの戦いに気づいて手伝いに来てくれたのかなーなんて思いながらその子に近づいていってみたら声をかける前にステッキを構えて。邪魔しないように少し離れたところから見つめていたらステッキがみるみるうちに弓の形に変わって。その子が矢を放ったらまっすぐ魔獣に当たって、一撃だけで魔獣を倒してしまったんです。それでお礼を言いに行こうとしたんですけどその子はすぐにどこかへ消えてしまって……。何が何だかわかりませんでした。
――消えてしまった……それは不思議ですね……。その後その方とは会われたことはありますか?
無いですねー。それ以前もそれ以降もその子が戦いに来ることはありませんでしたし、町中で見かけるようなこともありませんでした。
――そうなんですか……。謎は深まるばかり……ですね。
ほんとにそうですよねぇ……。
――では、最後に今魔法少女として活動されている方や魔法少女になりたいと思っている方へ向けて何か一言いただけますでしょうか。
はーい!そうですねぇ……まずは今魔法少女をやっている子に!私たちの後に魔法少女になってくれてありがとう!あなたたちのお陰で平穏な生活が保たれています。魔法少女として戦うのはとっても大変なことだとは思うけど、これからも応援してます!
次に魔法少女になりたい子に!率直に言って魔法少女ってほんとにすごいです。たぶんあなたたちが思っている何倍もかわいいし強いし最高です!少しでもやりたいと思ってくれたならぜひとも魔法少女になってほしい!あなたたちの活躍が見れるのを楽しみにしてまーす!!
――それでは、本日は貴重なお時間をいただきまして本当にありがとうございました。
ありがとうございましたー!!
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