AGI
テスト終わったあああああああああああああ!
さあ!二連続投稿一週間!
お楽しみにいいいいいいいい!
今日はこれと7時にもう一個投稿するぞ!!!!!!!
この世界において、絶対神とはどのようなものなのだろうか?答えは唯一。名前の通り唯一無二な絶対の存在。それを超えることは人間では不可能で、現時点ではそれを超える方法は存在しないと思われていたためプレイヤーが勝利することはギミックを使用しない限りできないものだと運営は考えていた。
しかし時鳥たちは人間をやめた。人外四人を融け合わせ、人でも神でもない何かを作り出した。元が良いので絶対神に匹敵する力を得ることができたのは言うまでもない。神は彼らに微笑むかに思われた。
しかし、時鳥たちはここで無自覚で最高難度への分岐を開始する。神手記・真典・悲しみの向こう側が開始された。これは正真正銘のガチ勢にしかクリアの兆しすら見えない難易度。時鳥たちの現在の戦力では到底太刀打ちできないだろうと、運営は安堵していた。
しかし、彼らはある仕様を完全に忘れていた。否、意図的に忘れさせられていた。
女神と魔王が融合したとき、その能力値は飛躍的に上昇する。さらにその融合人数が増え、尚かつ女神と魔王以外の対象がそれらと密接な関係にあればあるほどその能力値は増大する。すべてのバフや能力を合わせて、彼らのステータス上昇の倍率は、ある一点を通過する。
通過点。これは配信開始から数年立たないと気づかれない、使用されないと思われていた仕様で、ステータス上昇の倍率が100000000、一兆を超えると、その対象のステータスの上昇が停止する代わりにある特殊効果が得られる。それは<格上に挑む者>という物。各キャラクターにポイントが設定されていて、そのポイントを消費して一時的に恩恵を受けられる。
悲シキモノのポイントの値は最大値の100000Pt。
ここで時鳥たち四人は思考する。自分たちという存在をより強くするにはどうしたら良いのかを考える。ここでファルのある発案から、3つの能力を獲得して残りをあるものに全振りした。
全てに通ずる万能ステータスとは何か。
彼らのAGIは、最早光速を有に超えていた。
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「<魔光殺>」
改変魔法で暗殺術を派生させ、神速で相手を手で斬り殺そうとする。流石に絶対神も馬鹿ではない。簡単に受け流されるが、その手には猛毒が分泌されている。状態異常が無効なら、自分自身に状態異常薬を塗りたくっても問題はないということ。その頭のおかしい行動に、絶対神は少しずつ対応を遅らされていく。遅々として進まない自然回復は、その毒が異常な威力のものだということを物語っていた。それでも回復しているだけで普通でないということが、絶対神としても理解できた。ここで取るべきはこちらからも攻めること。
しかしそんなことを許すわけもなかった。
「<暗縫><天命><百鬼夜行>」
動きが一瞬止められる。その瞬間に大量の天使や魔族が召喚され、Nの姿を見失う。薙ぎ払うのは容易いが、相手が相手なだけに視界に入れることができないのは死んでいるに等しいと本能的に理解していた。必然的に全神経は視界に集中した。
これにより自然回復の速度が低下する。知覚範囲も低下した。
「<天落>」
その隙を見逃さなかったNの大技が決まる。これでHPバーはもう半分を切っていた。
しかしこのゲームの開発がこの程度で終わらせるはずがないだろうということは、わかると思う。観客は固唾を飲んで彼らの激戦を見守っていた。絶対神の次の一手を待つ彼らの目には、一柱の神がそれを見下ろすのを映すことはなかった。




