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本戦トーナメント第二戦 魔物使いの楽園 VS 仮面兵団2
どうしてもここで区切りたかったのですが短すぎましたね、はい。
ほんとにすいませんでしたああああああああっ!
「<静穏>」
空風が風を纏う。その硬さはタングステンにすら匹敵する。並の攻撃など消し飛ばすが、普通ならば装備すれば死ぬようなもの。しかし風で出来ているそれは、質量など存在しない。
「<至軽風>」
無数に剣が召喚される。彼の職業の昇華に伴って、全ての魔剣は一つに、そして無数になる。全ての性能は風という名の万能物質によって再現されるのだから、その数に制限はないのは当然である。
「<軽風>」
元々あった仮面は弾け飛び、その狂気の貌は黒き風で出来た仮面によって再び包まれる。彼が仮面をつけている理由は、ただその能力を封印したかったから。自分以外の誰かに力を借りることが、絶対にしたくなかったから。しかし、今は違う。その力は彼が奪い取った力。さすれば、何故縛る必要があるというのか。
小さく息を吸い、呟いた。周りにいた者たちは、やっと状況に追いつく。彼は何か途轍もないことをやってのけたのだ、と。それこそ、運営が達成させる気のなかった難易度の物を。
「<軟風・壱の型・断裂>」
その瞬間、無数の刀は一つの大剣になり、一瞬で振り抜かれた。
第二戦、勝者、仮面兵団。




