第3戦 新聞局 VS 魔物使いの楽園2
「カカカカカカッ!雑魚共が!死に晒せェッ!」
獣帝が剣を振るう。周囲にいた新聞局員が薙ぎ払われていく。同時に上位狼王が咆哮。動きが鈍くなった者たちが上位龍人によって粉砕される。
「...時間を稼げ。あいつが来たら終わりだ。」
「それはどうかなァァァァッ!<憑依・獣>ッ!」
「ッ!? 厄介なことをッ!」
すぐに全員がスキルを発動する。スキル<取材の極意>。相手の強化幅の二分の一だけ自分たちのステータス等も上昇する。すぐに各々のメインウェポンを持ち直し、構える。
「化け物が...」
ギリッと歯を食いしばる音が聞こえた気がした。
「化け物結構!名乗ってやるよォ!俺ァ獣帝ッ!最強の男ダァッ!」
大剣を振り抜き、数十人単位で撃破されていく。「無念...」局長に会わせる顔がない...
その瞬間。静寂が訪れた場に、数人の足音が聞こえた。
「誰だッ!」
迷わずナイフを投擲。パライゾではある取り決めがなされており、その中で加勢に向かう際はメッセージを送った上で向かうというものがあった。それに習っていないため敵と判断したのだ。
「<記された未来>。ふふ、獰猛だねえ...」
「コロス...カ?」
「同盟相手ですしもう少し後に当たりたかったです...」
「全くだ。まあ、蹴散らせば同じだが。」
「...」
新聞局リーダー、<記帝>、サブリーダー集団<記鋭>並びに。
「俺の女にィ..あの能力を使ったなァ...?」
「流石に一時的にしか顕現できませんがね。使いましたよ。ついでに殺しました。」
「ッ!? テメェッ!!!!」
馬帝クローンパーフェクトタイプ。複製された彼の女が、そこに無表情で立っていた。
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<獣帝視点>
嫌に冷静になった頭をフル回転させて考える。馬帝死亡の報がねぇってことは、全員が死んだと見て良いだろう。それならばヤツのクローンはパーフェクトタイプのはず。そう予測した俺は、憑依を解除し、あるスキルを使う。
「<永遠の契・依代顕現・再誕>」
「無駄ですよ!今から足掻いても....?」
馬帝クローンの表情が変化する。ニヤリと笑った彼女は、直様矢を射った。
記鋭達に向かって。
反応できなかった記鋭たちは大ダメージを負う。「...それがあったかッ!」記帝が叫ぶ。
「依代を媒介にして馬帝の復活!やっぱり狂ってるね君はッ!」
「「俺らに手ぇ出したのが運の尽きだよッ!」」
そうして勝負は最終局面に突入する。
終わらなかった()ちくしょーっ!w
ランキングに入れていないことに気づいた空姫
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