第一戦終了後・第二戦 帝王旅団 VS 紅色の幻想郷
「解説します。彼らは改変魔法で、混合魔法を生成しました。そして彼らは双方の存在を分け合い、溶かし合い、一つにしたのです。文にすると簡単に聞こえますが、実際は違います。二人の意識を文字通り一つにするのです。最悪の場合自我の崩壊の恐れもあるでしょう。その状態で激しい運動なんて以ての外です。あの二人だからできたこと。皆さんはそう認識してください。絶対に死人が出ます。真似ようなんて考えないでくださいね?」
俺は一呼吸おいて、続ける。
「それには媒介が必要でした。本当は必要ないのですが、予想としては体力の消耗を抑えるためでしょう。二人はそのまま神の力を混ぜ合わせました。対極にある存在だからこそ、その凹凸にぴたりともう一方の凹凸が重なるんですね。武器でなら再現可能かもしれません。まあ机上の空論ですが...」
観客は呆然としている。当然だよな、あんなん見せられたあとにあんな顔反則だ。
「さて、戦闘に話を戻しましょう。見た感じ使ったのは刀術の<魔術融閃>と魔導開花の<晩夏繚乱>でしょうか。片方が動き片方が振りまく。最早人間兵器ですね。私も怖いと思いました。」
手も震えている。流石に怖すぎた。心臓もバクバク言ってる。
「そこで聖女が恐慌状態に突入...ってとこですか。第一戦は人外連合の勝利!でいいですよね?」
「はっ!はい!人外連合の完全勝利です!続いて、帝王ろだ...帝王旅団と!紅色の幻想郷!双方準備が整ったら...もう整ってますね!でははじめます!ステージは...森林です!」
...次はあいつか。もう何も起こらないといいが...
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「...そこまで。帝王旅団の勝利です。」
...はあ...
「...........................」
なんでお前まで無双してんだよアホっ!?!??!?!?!
<キルスコア>
ヴァルサブロス・エルディア 50キル
「説明しますね。今、ヴァルサブロス・エルディアさんは運営のプログラムに介入しました。。つまり物理演算の数式を変更したってことですね。どんなことが起きるのでしょうか?答えはただのパンチが奥義級の一撃になった。こいつは本当に人間なのでしょうか。数式を予測したってことですもんね、スキル使ってませんでしたし。」
観客席はポカーーーーーーーーーーーーーンだ。こんなんわかるわけないだろ。
「勿論奥義級の技は通常とは比較にならないほどに強い。そこでヴァルサブロス・エルディアさんの代名詞とも言える、<戦乙女の無双劇>を使用したんですね。その時点で勝てるわけがありません。格上の数が増えたんですから。」
「...つまり?」
運営AIが俺に回答を求める。わかっているのだろうが、俺が言ったほうが良いんだろうな。
「帝王系統は、狂ってるってことですよ。」




