Side勇者 vol1
1時間遅れましたええ
(今後は12時更新です)
「どうする?クレハが抜けちゃったら、回復役はいないよ?」
「取り敢えず今日の分の依頼はこなそう、ペナルティは喰らいたくない」
「私、臨時のメンバーを探してくる」
幸い、勇者パーティーということもあってすぐに回復役は見つかった。
「ちょっとメンバーが体調を崩してな。今日1日頼むよ」
「了解」
女じゃないのが残念だが…
**********
「俺たちは勇者パーティーだ。ダンジョンボスなんてサクッと倒すぞ!」
「おー!」
このダンジョンはそんなに難しい場所じゃない。すぐに攻略できると思ったんだ
が…
「なんだこれ!敵が異様に強い」
「ただのリザードマンのハズなのに…」
それもそのはず。シルフはパーティーメンバーに様々なバフを切らすこと無く掛
けていたのだから…その恩恵を失った勇者パーティーは、そこらの3流パーティー
と変わらない程度の実力しか無いのだ。
「やばいやばい。戦闘音につられてモンスターが集まってくるぞ!おいヒーラー!俺たちが逃げるだけの時間を稼げ!」
「おいちょっと、俺はヒーラーで…」
「うるさい!雇われ冒険者が俺に逆らうな!」
黙って時間稼ぎをしていればいいんだ。
「ちょっとハヤト、待ってよ!」
アリアが足手まといにならなきゃ良いがな…
**********
「ねえどうするの?雇った冒険者をダンジョンで見殺しにしたなんて、ギルドに報告できないわ」
「いや、あいつが自ら飛び込んでいったことにしよう。モンスターが異常に強くなっていたと報告すれば信憑性も増すだろう」
「流っ石ハヤト!」
うるせえよ。そんなこと言う前に自分で考えろよ。
あいつも追放して、勇者パーティーを再結成しようか、それともなんとかしてク
レハを連れ戻すか…
彼はまだ知らない、今後勇者パーティーに光などないということを…
お疲れ様です。
是非、是非!ブクマと評価よろしくお願いします!




