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勇者の末路

シルフがかっこいい回です。

ギルドマスターにハヤトが居るであろう宿を教えてもらった。


「随分と安宿だな…」

「そうですね、ろくにダンジョンも攻略出来てないようですし」

「その、再三確認なんですが、僕が抜けたからで間違いないですね?」

「勿論です。シルフ君が抜ければ私だって弱体化するので」

「では、行きましょうか」


ハヤトの宿に乗り込む。


「し、シルフ!?死んだんじゃ…」

「その様子だと、僕に暗殺の依頼を出したのはハヤトで間違いないな」

「おい、何なんだ!そもそもお前俺に対してそんな態度取ったことなかっただろ?」

「罪人に向ける言葉はない。クレハさん、連行しましょう」

「…予想以上に怒ってますね?」

「まあそれなりに」


ハヤトを連れてギルドに戻る。


**********


「シルフ、間違いはなかったな?」

「はい、ちゃんと連行して来ました」

「そうか、じゃあ尋問と行こうか」


ハヤトは怯えたような表情をしている。この後自分が何をされるかを悟ったよう


だ。


「俺は、やってない…」

「この状況でよくそんな嘘が言えますね。暗殺を担当したものにすべて聞きましたよ、あなたが指示したとはっきり言ってくれました。」

「そんな…」


ハヤトの表情が絶望に染まる。


「クレハさん、この状況を愉しんでしまってる僕はおかしいんでしょうか」

「いえ、無理もないわ。冤罪でパーティを追放されて暗殺されかけたんですから」

「ふざけるなあぁぁぁぁぁぁ!!俺を、この俺をあざ笑うなあああああああああ」

「僕は君みたいなゲスな趣味は持ち合わせてないんだ。それで?奴隷として働く覚悟は決まったか?」

「ど、奴隷…?」

「当然だろう。お前には刑期だけではぬるいと思って、ギルドに手配してもらった」

「お、おい…冗談だよな?そんな酷いこと…」

「お前は僕に散々酷いことをしてくれたよな?修行と称して荷物持ち等の雑用を押付け、戦闘訓練だといって僕を散々殴ってくれた。その恩返しをしないとな?」

「おい、それは…」

「シルフ君、それは本当か?」

「はい、今までは口止めされてたので言えませんでしたけど」

「シルフ君…」

「クレハさん、心配をかけてすみません」

「私こそ、気づいてあげられず…」

「これは刑期の引き伸ばしも考えないとな…」

「いやだ!肉体労働は職場環境もまともじゃないと聞くぞ、勇者の俺をそんなことで働かせて…」


この後どうなったかはご想像にお任せします…


**********


「クレハさん、あれでよかったんでしょうか。もっと穏便に済ませることも出来たはず」

「シルフ君は正しいことをしたんです。それに、あの時のシルフ君かっこよかったです…」

「そ、そうですか…」


これ恥ずかしいな。

システムから「消すなやこら」て言われたので残してますが、本来ここで完結です。


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― 新着の感想 ―
[一言] あっちで急展開の後だと、こっちの新勇者パーティの話が、急展開に思えなくなる不思議。 実際には急展開なんだろうけど、支援術士中心の勇者パーティって・・・。
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