居候は雪と狼Ⅲ⭐︎
雪女と出会ったのは、今からちょうど二週間前のことだった。
「ごめんね、亮人。今日は先に帰ってて」
放課後の教室で、礼火が申し訳なさそうに両手を合わせた。
「委員会の仕事が残ってるから、たぶん帰るの遅くなると思う」
「別に謝らなくていいよ。じゃあ今日は一人で帰る」
「うん。また明日ね」
「また明日」
いつもなら、そのまま並んで校門を出る。
小学校の頃から続いている、特別でもなんでもない習慣だった。どちらから誘うでもなく、帰る時間が合えば自然と一緒に帰る。それがあまりにも当たり前になっていたせいか、礼火と別れて一人で歩き始めた帰り道は、いつもより妙に静かに感じられた。
十一月の初旬。
夕方の空にはまだ秋の名残が残っていたが、吹き抜ける風には少しずつ冬の冷たさが混じり始めている。制服の上からでも肌寒さを感じるようになり、道を歩く人々の服装も、少しずつ厚手のものへ変わっていた。
「さて……どうしようかな」
そのまま家へ帰ったところで、特にすることはない。
ゲーム機は持っていないし、パソコンもあるにはあるものの、調べものや必要な作業がある時にしか触らない。暇な時に何をしているかと聞かれれば、リビングでニュース番組を眺めていることが一番多かった。
愛猫のクロが一緒に見てくれれば、それなりに楽しいのだが。
「クロ、ニュース始まるよ」
「ニャ」
「一緒に見る?」
「ニャァ」
そう声を掛けた次の瞬間には、クロは窓の向こうへ消えていく。
「……そんなに嫌?」
これも、もはや毎度のことだった。
当然ながら、猫にニュース番組の面白さを理解してもらおうとする方に無理があるのだが、それでも亮人は未だに少しだけ諦めきれていない。
そんなわけで、暇を持て余した日は、帰り道にある本屋やデパートへ寄ることが多かった。
この日も同じだった。
本屋へ入り、特に目的もないまま棚の間を歩き、なんとなく目についた雑誌を一冊手に取る。その後はデパートへ移動し、日用品売り場を適当に眺めながら時間を潰した。
洗剤。
歯ブラシ。
鍋。
収納用品。
別に欲しいものがあるわけではない。
それでも、何かを眺めながら歩いていれば、一人きりの家へ帰る時間を少しだけ遅らせることができる。
気づけば、外はすっかり夜になっていた。
「さすがに帰るか」
デパートを出ると、街は昼間とはまるで別の顔を見せていた。
道路沿いには街灯が等間隔に並び、遠くには高層ビルの窓明かりがいくつも浮かんでいる。赤や青の看板、行き交う車のヘッドライト、ショーウィンドウを照らす白い照明が重なり合い、東京という街は日が沈んでからの方がむしろ明るいのではないかと思えるほどだった。
亮人は一度だけ立ち止まり、背後を振り返る。
「……綺麗、なのかな」
確かに鮮やかではある。
けれど、その景色を見ても、どうにも心は動かなかった。
自然と視線が上へ向く。
街の明かりにかき消されそうになりながらも、夜空にはいくつかの星が見えていた。
「あっちの方が好きだな」
星の光は弱い。
遠い。
街を照らすほどの力もない。
それでも見上げていると、不思議と落ち着く。
自分の存在など知るはずもない遠い光なのに、どこかから静かに見守られているような感覚がした。
「人工の光って、明るいだけなんだよなぁ」
誰に聞かせるでもなく、ぽつりと呟く。
人工の光は強く輝いているのに、どこか冷たい。
逆に星は小さく、手を伸ばしても届かないほど遠いのに、不思議と温かく感じる。
そんなことを考える自分は、少し変なのかもしれない。
「……帰ろ」
亮人は再び歩き始めた。
学校から家までは、徒歩でおよそ三十分。
けれど今日は、先ほど買ったばかりの雑誌が少し気になっていた。
「途中で読んでいくか」
足を向けたのは、小さな公園だった。
昔、礼火とよく遊んだ場所でもある。
ブランコも、滑り台も、砂場も、細かなところは多少変わっているのかもしれないが、記憶の中にある景色とほとんど変わっていないように見えた。
「懐かしいな……」
その言葉を口にした瞬間、胸の奥に何かが引っかかった。
ひどく遠い記憶。
ここで誰かと笑っていたような気がする。
走り回って。
転んで。
それでも楽しかったような。
けれど、その奥には同時に、思い出したくない何かが沈んでいるような感覚があった。
「…………」
亮人は眉を寄せる。
頭の奥が、ぼんやりと痛む。
霧の向こうへ手を伸ばそうとするたび、何かがそれ以上思い出すことを拒んでいるようだった。
「やめよう」
無理に思い出す必要なんてない。
そう自分に言い聞かせるように軽く頭を振り、亮人はベンチへ腰を下ろした。
鞄から雑誌を取り出し、ページをめくる。
文字を追っているうちに、公園の静けさも、胸の奥へ残っていた嫌な感覚も少しずつ薄れていった。
「……よし」
最後まで読み終えた頃には、辺りは完全に夜だった。
さすがにもう帰らなければならない。
雑誌を鞄へしまい、公園を出る。
その数分後だった。
「ん?」
道の先に、小さな黒い影があった。
街灯の下。
暗闇の中で、青い瞳だけが淡く光っている。
「クロ?」
「ニャ」
間違いなかった。
全身を黒い毛で覆われた雌猫。
亮人の愛猫だ。
「やっぱりクロか。こんなところまで来てたの?」
「ニャァ」
「もう暗いし、そろそろ帰ろう」
「ニャ」
ぷい、とクロが顔を逸らす。
「…………嫌?」
「ニャァ」
「そこまでハッキリ否定しなくてもいいと思うんだけど」
亮人は苦笑した。
クロは昔から自由だった。
窓を開ければ勝手に外へ出ていくし、帰りたいと思った時には何事もなかったように戻ってくる。
それでも、完全に放っておくことはできない。
「じゃあ、俺もついていこうかな」
「ミャ?」
「クロが帰りたくないなら、少しだけ付き合うよ。それならいいでしょ?」
「ミャッ」
クロは尻尾をぴんと立てた。
「……やっぱり言葉分かってるよね、お前」
以前から何度も思っていた。
この猫は、妙に人間の言葉を理解しているように見える。
偶然と言われればそれまでなのだが、こうして会話が成立しているように感じる瞬間があまりにも多い。
「まあ、いいか」
考えても仕方がない。
亮人は歩き出したクロの後を追った。
「……クロ?」
「ニャ」
「こっち、家と逆方向じゃない?」
「ニャッ」
「それは分かってるってこと?」
返事の代わりに、クロは足取りを速める。
住宅街を抜け、少し細い道へ入る。
さらにその先へ進んでいくと、さっきまで見慣れていた町並みが少しずつ消え、亮人の知らない景色へ変わっていった。
そして。
「…………こんなの、あったっけ」
亮人の前に、古びた石段が現れた。
両脇には木々が密集し、その向こう側はほとんど闇に沈んでいる。上を見上げても石段がどこまで続いているのか分からず、街灯もなければ町の明かりすらまともに届いていなかった。
「クロ」
「ニャ?」
「さすがにこれは、ちょっと怖いんだけど」
「ニャ」
「いや、ニャじゃなくて」
クロは何事もないように石段へ前脚を掛けた。
「行くの?」
「ニャ」
「本当に?」
「ニャッ」
「……俺、帰りたいんだけどなぁ」
当然のように無視された。
クロは一段、また一段と石段を上がっていく。
放っておけば、そのまま闇の中へ消えてしまいそうだった。
「ああもう……待ってって」
結局、亮人も石段へ足を掛ける。
一段。
また一段。
上っていくたびに、町の音が少しずつ遠ざかっていった。
車が走る音も、信号機の電子音も、人々の話し声も、ほんの少し前まで確かに聞こえていたはずなのに、一つずつ闇の向こうへ消えていく。
代わりに耳へ残ったのは、木々の葉が擦れ合う音だけだった。
ざわ。
ざわざわ。
「…………」
亮人は思わず振り返る。
先ほどまで見えていたはずの街明かりはほとんど消え、木々の隙間から僅かな光が覗く程度になっていた。
「なんだろう……」
妙な感覚だった。
たった数分歩いただけなのに、自分の知っている町から、まったく知らない場所へ入り込んでしまったような感覚がある。
「クロ」
亮人は先を歩いていたクロを抱き上げた。
「もう帰ろう」
「ニャ?」
「危ないよ、ここ」
クロは明らかに不満そうだったが、亮人はそのまま踵を返した。
「ほら。階段もあるし、このまま降りれば――」
一段。
二段。
三段。
「ニャァァァッ!」
「うわっ!?」
突然、腕の中でクロが激しく暴れた。
「クロ!?」
するりと腕の隙間から抜け出し、そのまま来た道を一気に駆け上がっていく。
「ちょっ、待って!」
クロは止まらない。
「もうそろそろ帰らないと、ご飯作れないって!」
返事もない。
「…………はぁ」
亮人は大きく息を吐いた。
ここまで来たのに、一匹だけ置いて帰るわけにもいかない。
「本当に今日どうしたんだよ……」
仕方なく、再び石段を上っていく。
「クロー?」
さらに奥へ。
「どこにいる?」
返事はない。
「クロォ!」
少し大きな声を出してみるが、戻ってくるのは風に揺れる葉の音だけだった。
「…………」
亮人は足を止める。
何気なく後ろを見る。
「え?」
目を瞬く。
もう一度、同じ場所を見る。
「……階段、どこ?」
ない。
さっきまで確かにあったはずの石段が見えない。
ほんの少し歩いただけのはずなのに、後ろにあるのは木、木、その向こうにもまた木ばかりで、どこから来たのかさえ分からなくなっていた。
「…………まさか」
口元へ乾いた笑いが浮かぶ。
「俺、迷った?」
自分で言っておいて、まったく笑えなかった。
スマートフォンを取り出し、画面を確認する。
「圏外」
最悪だった。
「本格的にまずいな……」
スマートフォンを握り締めた、その時。
「ミャァァ」
「!」
前方、かなり遠くからクロの声が聞こえた。
「クロ!」
亮人は考えるより早く駆け出した。
木々の間を抜け、垂れ下がる枝を避けながら走る。
枝先が制服へ引っかかり、足元では枯れ葉が次々と潰れていく。
「はっ……はっ……!」
そこまで長い距離を走っているわけではないはずなのに、妙に息が苦しい。
心臓の鼓動も速く、胸の奥が落ち着かない。
まるで自分の後ろから、何かに追い立てられているような妙な圧迫感があった。
「馬鹿馬鹿しい……」
そんなもの、いるわけがない。
そう思おうとしているのに、どうしても後ろを振り返る気にはなれなかった。
「クロ……!」
そのまま前へ走る。
さらに奥へ。
すると突然。
「……あ」
視界が大きく開けた。
そこだけ森の中に穴が空いたように木々が途切れ、遮られていた月明かりが白く地面を照らしている。
その中心に。
「神社……?」
古い鳥居が立っていた。
その奥にも、いくつかの鳥居が並んでいる。
大きな神社ではない。
むしろ、人の目から隠れるように森の奥へひっそりと建っている、小さな神社だった。
「こんなところに……」
長くこの町で暮らしている。
それなのに、こんな場所があるなど一度も聞いたことがなかった。
「はぁ……」
ようやく足を止めたことで、今まで気づかないようにしていた疲労が一気に押し寄せてくる。
亮人は鳥居の根元にある石段へ腰を下ろした。
「クロ、どこ行ったんだよ……」
「ニャッ!」
「うわっ!」
突然、胸元へ黒い影が飛び込んできた。
「クロ!」
「ニャー」
「もう……本当にびっくりした」
無事だったことへの安堵が先に立ち、亮人はクロの頭を優しく撫でた。
「勝手にいなくならないでよ。怖かったんだから」
クロは反省しているのかしていないのか、亮人の手の甲をぺろぺろと舐める。
「反省してる?」
「ニャ」
「絶対してないでしょ」
するとクロは、そのまま亮人の肩を伝って頭の上へよじ登った。
「おいおい」
「ニャゴッ」
ぽん。
ぽん。
柔らかな肉球が頭を叩く。
「痛いって」
さらに、ぽん。
「なに?」
「ニャゴォ」
クロの前脚が、森の奥を指した。
「…………あっち?」
「ニャッ」
「まだ行くの?」
さすがの亮人も顔を引きつらせた。
「俺、もう完全に道に迷ってるんだけど」
「ニャゴォォ!」
「分かった、分かったよ!」
頭の上で暴れられる方が困る。
「でも、あそこまで行ったら帰るからね」
「ニャ」
「……その返事、本当に信用していい?」
当然、明確な答えなど返ってこない。
亮人は渋々立ち上がり、クロが示した森の奥へ足を進めることにした。
先ほどよりも木々が密集していて、月明かりすらほとんど届かない。
しばらく進んだところで、亮人は無意識に両腕を擦った。
「……寒いな」
十一月の夜なのだから、冷えること自体は不思議ではない。
それでも、これは少し違うように感じた。
「こんなに寒かったっけ」
吐いた息が白い。
制服の上にはカーディガンも着ているのに、冷気が布地をすり抜け、肌へ直接突き刺さってくるようだった。
秋の夜というより、真冬の寒さに近い。
「クロは平気そうだね」
「ミャ」
「毛皮、いいなぁ」
クロは亮人の頭の上で、寒さなど感じていないように平然としている。
そのまま歩き続けていると。
「…………ん?」
木々の隙間の向こうに、何かが見えた。
最初は影にしか見えなかったが、近づくにつれて小さな建物の輪郭がはっきりしてくる。
「また……神社?」
先ほど見たものより、さらに小さかった。
木材の一部は朽ち、どれほど長い年月そこに建っているのか分からないほど古びている。
それなのに、不思議と荒れ果てた印象はなかった。
むしろ。
「……綺麗だ」
亮人は無意識にそう呟いていた。
月光を浴びる古い社は、周囲の森の闇からそこだけ切り離されているように見えた。
怖い。
ここへ来るまでずっと感じていた不安も消えてはいない。
なのに、目を離しづらい。
神聖という言葉を形にしたなら、きっとこんな場所なのだろうと、そんなことさえ思わせる静けさがあった。
「ここが目的地?」
「ミャ……」
頭を叩いていたクロの前脚が止まる。
「やっぱりそうなんだ」
次の瞬間、クロが亮人の頭から飛び降りた。
「クロ?」
地面へ着地すると、そのまま社へ向かって走っていく。
「だから勝手に行くなって――」
『へぇ』
声がした。
女の声だった。
亮人の足が止まる。
『あなた、クロっていうのね』
「…………え?」
『可愛い名前』
「ミャァ」
ほんの少し前まで、確かに誰もいなかった。
亮人にはそう見えていた。
それなのに、いつの間にか神社の前には一人の少女が立っていた。
月明かりを受ける、真っ白な装束。
腰まで届く白い髪。
雪のように透き通った肌。
見た目の年齢だけなら、亮人と同じくらいに見える。
けれど学校で見かける女子生徒たちとは、明らかに纏っている雰囲気が違った。
整っている。
もちろんそれもある。
ただ、単純に美人だという言葉だけでは足りない。
近寄りがたいほどに美しく、人ではない何かを、そのまま人間の姿へ押し込めたような奇妙な印象があった。
少女はクロを抱き上げると、慣れた手つきでその頭を撫でている。
『頭のいい猫ね』
「ミャァ」
『ちゃんとここまで連れてきてくれるなんて』
「…………」
亮人は少女を見つめた。
――連れてきた?
その言葉が少しだけ引っかかった。
偶然クロがここへ来たのではなく、最初から亮人をここへ案内するつもりだったようにも聞こえる。
けれど、その疑問を口にするより早く。
『それに比べて』
少女の視線が、亮人へ向いた。
『あなたの飼い主は、ずいぶん頭が悪そうだけど』
「…………」
一瞬、聞き間違いかと思った。
亮人は数秒ほど黙ったまま少女を見返し、それから自分を指差す。
「……初対面だよね?」
『そうね』
「その初対面の人に言う言葉じゃないと思うけど」
『…………』
少女の表情が止まった。
「あと、飼い主じゃなくて家族かな」
『…………』
「それと、頭悪そうは普通に失礼」
『…………』
まったく反応がない。
今度は亮人の方が首を傾げた。
「聞いてる?」
『あなた』
「ん?」
少女の瞳が、僅かに見開かれた。
『……今、私に話しかけた?』
「話しかけてるけど」
『…………私の声が聞こえてるの?』
「聞こえてるよ」
『…………』
「というか、普通に会話してたと思うんだけど」
少女は何も言わなかった。
ただ、信じられないものを見るように亮人を見つめている。
先ほどまでクロへ向けていた余裕のある表情も、亮人を見下すような雰囲気も消え、その視線には明らかな驚きが浮かんでいた。
『嘘……』
「何が?」
少女が一歩、亮人へ近づく。
その瞬間だった。
「寒っ!?」
亮人は反射的に後ろへ下がった。
空気が一変した。
単純に気温が数度下がったという程度ではない。
それまで十一月の夜として感じていた寒さが生温く思えるほどの冷気が一気に押し寄せ、肌へ針を突き刺すような痛みが走る。
指先が冷たい。
耳も痛い。
吐き出した息は瞬く間に真っ白な煙となり、月明かりの下へ広がっていった。
「なにこれ……!?」
『やっぱり』
「なにが!?」
『見えてる』
「…………」
『あなた――』
少女はさらに亮人へ近づき、その瞳をまっすぐ覗き込んだ。
『私が見えるのね?』
「……見えてるけど」
『…………』
亮人は改めて目の前の少女を見る。
白い髪。
白い装束。
異常なまでの冷気。
夜の山奥にある、人の気配すらない小さな神社。
それに加えて、先ほどから会話が微妙に噛み合っていない。
今になってようやく、頭の中でそれらが一つの疑問へ繋がった。
「…………もしかして」
『なに?』
「君、人間じゃない?」
『今さら?』
「…………」
『鈍いのね』
「やっぱり失礼だなぁ、君」
この時の亮人には、まだ分からなかった。
なぜ自分が彼女を見ることができたのか。
なぜ声を聞くことができたのか。
そして、クロがどうして自分をこの場所まで連れてきたのか。
ただ一つだけ確かなのは、この夜を境に、それまで亮人が当たり前だと思っていた世界の形が、静かに変わり始めたということだった。
人間しかいないと思っていた日常のすぐ隣に、これまで見えていなかった存在たちが確かに生きている。
その事実を、亮人はまだ何一つ知らない。
それでも、この瞬間。
相馬亮人は人生で初めて――。
人ならざる存在と出会った。




