あくまで笑い話ですので
お題はポチッとな!
後書きでクイズ出題するので、少し考えながら読んで頂けると幸いです!
通販サイトは、欺瞞で溢れている。あの手この手で買い手を騙してくる。
だから、迂闊に「ポチッとな」なんてしたら、大損を食らってしまう。
「はい、ポチッとな」
「……お前、何買ったんだ?」
「え?これよこれ!」
そう言って、隣の席に座る知り合い以上友達未満の男――木梨裕太は、満面の笑みを浮かべながらスマホの画面を見せてくる。
「銃か」
「そう!かっこよくね!?ほしい、やっぱりほしいよな!」
「かっこいいとは思うけど、ほしいとは思わないかな。子供っぽすぎる」
「だはー!真面目君か!」
「ていうかお前、それ本当に大丈夫なのか?詐欺られてたりしないよな?」
通販サイトは欺瞞だ!とか考えてたときに、「ポチッとな」は、計ったとしかいえない。
ていうか、なんかリア充どもがこっちみて笑ってるぞ。
おい、木梨。お前、ネタにされてるぞ。気付け!
「大丈夫だって!俺の運をなめるなよ」
「バナナの皮を踏む運だけはあるよな」
「おい!それ以外にもあるわ!」
まあ、深く関わらないでおこう。
それが一番いいはずだ。後々面倒くさいことになった時に、知らんぷりできるからな。
しかし、運命というものは残酷で、俺の懸念していたことはすぐに現実になってしまう。
「やばい、高野……。昨日の銃さ……」
その言葉を聞いたのは、翌日の朝のことだった。
いつも明るいお調子者の木梨にしては、暗すぎるテンション。
加えて、銃の話題となると通販サイトのことだろう。
「どうした?届かなかったか?」
「いや、届いたよ。届いたけどさ……」
「あの写真とは違ったと?」
「かっこよかったよ……」
「んー?今のとこテンションを下げる要素が全く見当たらないんだが?値段を見てなかったとか?」
「値段は五百円だ。違うんだ。違うんだ……!終わった。ああ。俺の人生、短かったけど、楽しかったよ。せめて、修学旅行くらいはいきたかったんだけどな……」
「待て待て、話が飛躍しすぎだ。何が終わってたんだ」
「……紙だよ」
「紙?」
「紙が入ってたんだ、銃を入れてた箱の中に。「お前の家を特定した。覚悟しろ」っていう紙が」
……やばい。これまじのパターンだ。
銃にGPSかなんか入ってたんだろう。
しかし、こうも大事になると見捨てるのは、薄情すぎるだろう。
「先生に相談したら?」
「そうだよな。それがいい。……今日どうしよう……」
今日は野宿だな。そう言おうとしたとき、何かが引っかかる。
こいつが銃を買ったのは、昨日だったはずだ。
なのにもう銃が届くか?おかしい。これは、何かがおかしい。
「思い出せ。その紙は手書きだったか?」
「え?えーと……手書きだったよ」
「筆跡に見覚えは?」
「ごめん、覚えてない」
「いや、謝ることじゃない」
手書きか。犯罪グループが手書きか。
それはそれで面白いけど、想像できないな。
中々シュールそうだ。
「そうか」
「うん?どうした?」
「ああ、いや、なんでもない。でも、今日は安心しろ。多分殺されないから」
「特大フラグ立てんなよ……」
「大丈夫だって、お前は運がいいんだろ?」
翌日の朝。
「よう、高野!いい朝だな!」
「そうだな、木梨。で、やっぱ大丈夫だったか?」
「おうよ!ドッキリだったわ!」
「やっぱりな」
「え!?気付いてたの!?」
「まあな」
「いつ分かったんだ?」
「それは自分で考えてみろ」
「うえー……。教えてくれよ……」
書き上げ時間30分。本文29分。推敲1分。
クイズ!どうして、高野は分かったでしょうか!?
答えは、明日の後書きで!感想で答えを教えてね!←感想乞食。




