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掌編小説達  作者: 青い山
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17/24

あくまで笑い話ですので

お題はポチッとな!

後書きでクイズ出題するので、少し考えながら読んで頂けると幸いです!

 通販サイトは、欺瞞で溢れている。あの手この手で買い手を騙してくる。

 だから、迂闊に「ポチッとな」なんてしたら、大損を食らってしまう。

 

「はい、ポチッとな」

「……お前、何買ったんだ?」

「え?これよこれ!」


 そう言って、隣の席に座る知り合い以上友達未満の男――木梨裕太は、満面の笑みを浮かべながらスマホの画面を見せてくる。

 

「銃か」

「そう!かっこよくね!?ほしい、やっぱりほしいよな!」

「かっこいいとは思うけど、ほしいとは思わないかな。子供っぽすぎる」

「だはー!真面目君か!」

「ていうかお前、それ本当に大丈夫なのか?詐欺られてたりしないよな?」


 通販サイトは欺瞞だ!とか考えてたときに、「ポチッとな」は、計ったとしかいえない。

 ていうか、なんかリア充どもがこっちみて笑ってるぞ。

 おい、木梨。お前、ネタにされてるぞ。気付け!

 

「大丈夫だって!俺の運をなめるなよ」

「バナナの皮を踏む運だけはあるよな」

「おい!それ以外にもあるわ!」


 まあ、深く関わらないでおこう。

 それが一番いいはずだ。後々面倒くさいことになった時に、知らんぷりできるからな。

 しかし、運命というものは残酷で、俺の懸念していたことはすぐに現実になってしまう。




「やばい、高野……。昨日の銃さ……」


 その言葉を聞いたのは、翌日の朝のことだった。

 いつも明るいお調子者の木梨にしては、暗すぎるテンション。

 加えて、銃の話題となると通販サイトのことだろう。


「どうした?届かなかったか?」

「いや、届いたよ。届いたけどさ……」

「あの写真とは違ったと?」

「かっこよかったよ……」

「んー?今のとこテンションを下げる要素が全く見当たらないんだが?値段を見てなかったとか?」

「値段は五百円だ。違うんだ。違うんだ……!終わった。ああ。俺の人生、短かったけど、楽しかったよ。せめて、修学旅行くらいはいきたかったんだけどな……」

「待て待て、話が飛躍しすぎだ。何が終わってたんだ」

「……紙だよ」

「紙?」

「紙が入ってたんだ、銃を入れてた箱の中に。「お前の家を特定した。覚悟しろ」っていう紙が」


 ……やばい。これまじのパターンだ。

 銃にGPSかなんか入ってたんだろう。

 しかし、こうも大事になると見捨てるのは、薄情すぎるだろう。


「先生に相談したら?」

「そうだよな。それがいい。……今日どうしよう……」


 今日は野宿だな。そう言おうとしたとき、何かが引っかかる。

 こいつが銃を買ったのは、昨日だったはずだ。

 なのにもう銃が届くか?おかしい。これは、何かがおかしい。


「思い出せ。その紙は手書きだったか?」

「え?えーと……手書きだったよ」

「筆跡に見覚えは?」

「ごめん、覚えてない」

「いや、謝ることじゃない」


 手書きか。犯罪グループが手書きか。

 それはそれで面白いけど、想像できないな。

 中々シュールそうだ。


「そうか」

「うん?どうした?」

「ああ、いや、なんでもない。でも、今日は安心しろ。多分殺されないから」

「特大フラグ立てんなよ……」

「大丈夫だって、お前は運がいいんだろ?」




 翌日の朝。

 

「よう、高野!いい朝だな!」

「そうだな、木梨。で、やっぱ大丈夫だったか?」

「おうよ!ドッキリだったわ!」

「やっぱりな」

「え!?気付いてたの!?」

「まあな」

「いつ分かったんだ?」

「それは自分で考えてみろ」

「うえー……。教えてくれよ……」

書き上げ時間30分。本文29分。推敲1分。

クイズ!どうして、高野は分かったでしょうか!?

答えは、明日の後書きで!感想で答えを教えてね!←感想乞食。

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― 新着の感想 ―
[謝罪]最初に、前書きを読むの忘れておりました(._.)  これはリア充(屑)が盗み聞きした内容でビビらせたろ〜てな感じでドッキリを仕掛けたのかなと思います。 ①ていうか、なんかリア充どもがこっち…
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