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スクリューパイルドライバー

「いや、でもあれだけ誤ってるのに許してくれないのはさすがにあんまりだと思ったぞ!」

と言うので

「まあそれに関しちゃ私もやりすぎたと反省してるよ。あん時は恨みはなかったが、なんていうか…まあ、ストレス発散と言うか妙にスッキリしたんだよね」と羅夢はいう。


「お前のストレスは重いんだよ!おかげで俺の顔は今でも傷跡が残ってるじゃねえか!」


と怒鳴る酒呑童子に青嵐が笑いながら

「そういえば黄鬼も初めて羅夢さんに出会った時、お尻触ろうとして全治7か月の大怪我させられたっけ」

と言うので皆大笑いした。


黄鬼は苦笑しながら「あれは本当に痛かった。未だにたまに痛むよ」と言うので更に笑いを誘ったのだった。


「まあ、とにかくそういう事だ。これで納得したろ?」と酒呑童子が言うと皆笑いながら頷いた。

「でも、なんか面白いですね。私は今の

羅夢さんしか知りませんでしたが、昔は結構ワイルドだったんですねえ」とお菊が言ったので酒呑童子は頷いて答える。

「まあな、昔はかなりの悪党だったからな。今となっては懐かしい思い出だが」


「いやいや、今だってたいして変わってないって。先日だっていくら自殺したのが罪だからってひかりちゃんを豪炎の中に投げ入れてたし」と黄鬼が言い、

「私も眠り薬の効果を試すからと言って眠らされた後、気が付いたら炎の中でしたからね」と美琴が同意した。


「いや、お前らの場合は半分以上自業自得だからな」と羅夢が返す。


「まあまあ、羅夢様も大概だけど酒呑童子の旦那もあんま変わらないですよね?酒癖は悪いし、お酒の銘柄に対するこだわりが凄すぎて、好みじゃない銘柄を飲むと怒って相手を蹴っ飛ばしたりしてさ」

青嵐がそう言うと酒呑童子は怒って言った。


「誰が蹴っ飛ばしてるだ!あれは威嚇だよ!威嚇!」


「それを言うなら暴力ですよ。暴力。酷いもんですよホント」と青嵐が文句を言う。

「まあ、お酒に関しては私には良く分からないけど酒呑童子さんは結構短気なのかもね」

と言うお菊に羅夢は同調するように言った。


「いやいや、酒に関してはもっと酷いのがいるぞ」と酒呑童子が言いながら

「ほらあいつだ!」と突然自分に振られる妲己。目をパチクリさせながら

「え?私?酒呑童子さん、酷いわよ。なんでいきなり私に振るのよ」とプンプン怒っているが全員スルーしている。

「あいつだよ。あいつ!とにかく酒癖が最悪でさ、とにかく飲ませりゃ飲ませるほど男に絡んでくるんだ。そりゃもう…嬉しいのなんの…」

「いやそれ、良い事なじゃないのか?俺も妲己さんにならからまれてえ…」と黄鬼が言うと、酒呑童子は黄鬼に指を向けて言う。

「いや、お前は知らねーんだよ。妲己って酒癖めっちゃくちゃ悪いんだぞ!ただでさえ妖艶な雰囲気が凄いのに酒が入ると色気が数段アップする感じだぞ」と酒呑童子が言うと黄鬼は

「へえー、それは見てみたいかも」と言ったので羅夢は小声で黄鬼の耳元でささやいた。

「やめとけ、あれに惹かれる奴はたいてい身を滅ぼす事になるからな。あの姿は魔性なんだよ。本気であいつの奴隷になっちまうぞ」と羅夢が言うと黄鬼は納得したように頷いた。

「うんうん、そうだよなあ。やっぱり近づかない方がいいよな」

「そうですよ。私も近づきませんよ。ああいう手合いは」と美琴も同調した。

そして皆妲己を見るが……そこには凄まじいほどの色気を放っている妖艶妲己の姿が…

何と言う美しさ?っていうのかな?いや、言葉では言い表せないほどの美しさが妲己にあった。

これには皆息をのんだ。特に男達の反応がすごい。黄鬼を初めとした面々が完全に見とれているのだ。

「何?何?どうしたの?私の顔なんかついてる?」と妲己は皆の反応に戸惑っている様子だった。

「こりゃやばい。後は女性達に任せて俺たちは逃げるぞ!」と黄鬼を引きずりながら旦那は退散しよとするが……

「待ちなさいよ!」とお菊が黄鬼の襟首をつかむ。そしてそのまま逃げようとする旦那の尻に蹴りを入れた。見事なタイミングと角度で決まった為、酒呑童子の悲鳴が上がった。


「ぎゃああ!痛いって!」

「逃げようとするからでしょ!」

「いやそうは言うけどあの状態の妲己はやばいって…どんなに抗おうとしても気持ちを持ってかれるんだぞ!黄鬼が奪われてもいいのか?」

「…解った」と言う。

「だろ?だったらさっさと撤退しないと!」そう言って一目散に黄鬼を引きずりながら出て行ってしまった。


ここからは女性達だけの飲み会になってしまった。女子会というやつか?羅夢がそんな事を思いながら宴会が再開する。

が、妲己の色気が増していくと羅夢だけは妙にイラっとしてくるのだが他の女性達は美しさに見とれながらおしゃべりを再開する。

なんだかんだと妲己は人気者なんだなとその様子を羅夢は見ていた。あの魅惑的な目鼻立ちと豊満なバディで誰彼構わず抱き着いたりキスしたりする性格の悪い女だが……。

いろいろ聞いてくる女性達にたいしてアドバイスのような事もしてる。

それだけ見てると結構いいやつなのかもしれないとさえ思ってしまう。そんな事を考えていると……。

「あ!羅夢さん!こっち座りません?妲己さんとお話聞かせて貰いましょうよ!」

美琴が自分の横をポンポンと叩きながら呼んでくる。

「……別にいいけど」

と返すと美琴は嬉しそうに「それじゃあ、お隣失礼しますね~」と言って嬉しそうに席を立つ。


それからしばらくの間は3人でおしゃべりをしているが……いつの間にか妲己は隣に来ていた。そしてそのまま腕にしがみ付いてきた。豊満なおっぱいが押し付けられる形で腕を掴まれる。


「おい、妲己!」

「うふ♡何かな?」

「前から思っていたんだけどな、一回でいいからスクリューパイルドライバーかけさせてくれねーかな?お前見てるとむしょーにかけたくなるんだわ」

そう言うと妲己は

「イヤー!怖い事言わないでよ。それだけは勘弁して~」と懇願するので

「ああ、大丈夫だ。一回だけだから。死にゃーしねーだろ!」と羅夢が妲己の胴体に両腕を回した。

そのまま持ち上げようとしたら……

「いやいや、ちょっと待ってよ!」と妲己が慌てて手足をじたばたさせる。


しかもお尻をくねらせるものだからおっぱいが揺れる揺れる。


「何だよ、動くなよ。かけずらいだろーが!」と言いながら力いっぱい持ち上げようとしたところで……。

「ちょっと!やめなさいよ!」と後ろから羽交い絞めにされて引きはがされた。

振り向くとそこには美琴の姿があり……

「もう!何してるんですか!?そんなことしたら死んじゃいますよ!」と怒られてしまった。

そして解放された妲己はと言うと涙目になりながらブルブル震えていた。

それを見て思わず吹き出しそうになるがなんとかこらえることに成功する。

「いやいや冗談だって」と美琴に言うが……

「何が冗談ですか!そんな強引にやったら駄目でしょ」とさらに叱られる始末である。

一方、妲己はというと……

「ヒークション!」と大きなくしゃみをしながら鼻水を垂らして涙ぐみながら言う。

「ひどいわ!あんな強引に投げられたら死んじゃうって!羅夢さん本当に怖いんだから!」


「あー悪かったよ。だってお前見てると妙に腹立つんだもんよ」


「羅夢さんて私の事可愛いと思わないの?」と不満げな表情を浮かべたが、羅夢は素っ気なく答える。


「は?何言ってんだ?女相手に色気出したってキモイだけだろ」と言ってのけた。

それを聞いた妲己は更に怒り出す。

「何よそれ!失礼しちゃうわね!だから野蛮な女性って嫌なのよ!」

そう言って美琴に抱き着いた。美琴もニコニコ顔になっている。

「美琴さんもそう思うわよね?」と言うと

「もう、二人ともいい加減にしましょうよ。ねえ?ほらみんなでグラス持ってカンパーイ!」


そう言ってカンパイしてみんなで飲み始めた。

美琴の左右にお菊と妲己が陣取り3人は和気あいあいと酒を飲みながら話している。

その光景をなんとなく見ていた羅夢だが……

「あ!羅夢さん!こっち空いてますよ!」そう言って青嵐が自分の横をバンバン叩いて呼ぶ。

「え?ああ、わかった」

そう言って移動すると……

「へへ、今日はよく飲みましたね?」と聞かれたので羅夢は答えた。

「そうだな。最近は自粛してたから結構飲んだな」

「はい!それじゃあ改めてカンパーイ!」と言って乾杯する。

そして夜は更けていった

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