表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【梱包】スキルが万能すぎて、異世界で困ることは何もありません。〜時間の止まった箱から取り出す伝説の剣と、ほかほか炊き立ての白飯〜  作者: マランパチ
第三幕:技術屋メイの物語

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

252/309

第93話:第一装甲パージ!溶岩の河を越えろ

 安らぎの時間は終わり、ついに境界線を越える時が来ました。

 アークが「禁忌の円環」へ踏み込んだ瞬間、世界は牙を剥き、少女たちの五感を容赦なく焼き焦がします。

 眼前に広がるのは、煮え滾る溶岩の河。昨日まで自分たちを守っていた装甲を、自らの手で地獄へと投げ捨てる、壮絶な「消耗」の行進が幕を開けます。

 「――来るよ。みんな、衝撃に備えて!!」

 メイの叫びがアークのコクピットに響いた直後、世界から「色」と「音」が奪われた。

 アークの巨大な無限軌道が、目に見えない「境界線」を越えた瞬間。それまで窓の外に広がっていた穏やかな赤茶色の砂漠は、一瞬にして、網膜を焼き切るような暴力的なまでの朱色に塗り潰された。

 

 ドォォォォォォォォン!!

 

 それは音というより、大気そのものが爆発したかのような圧力だった。

 アークの気密室キャビンは、外部からの凄まじい熱膨張によって、ギリギリと嫌な音を立てて軋み始める。昨日まで、ノアの街を軽快に走っていたはずの装甲が、今はまるで見えない巨人の手に握り潰されているかのように悲鳴を上げている。

 「……っ、……ぁ、……が、……はっ……!!」

 メイは操縦桿を握りしめたまま、激しい嘔吐感に襲われた。

 気密は保たれているはずだ。それなのに、装甲越しに伝わってくる輻射熱ふくしゃねつが、車内の酸素を一瞬で希薄に変えた。肺に吸い込む空気は、まるで沸騰した鉛を流し込まれたかのように熱く、喉の粘膜を容赦なく灼き焦がす。

 

 視界がチカチカと明滅し、耳の奥では高周波の耳鳴りが止まらない。

 昨日まで、ここでフラウロスと笑い合い、フェネクス様をモフり、アスタロトに髪を整えてもらっていた。その温かな記憶が、この一瞬の熱風によって、遠い前世の出来事のように剥がれ落ちていく。

 

 コンソールの外気温計に目を向けるが、そこにはもはや数字は表示されていなかった。

 [ ERROR: OVER LIMIT (400.0℃+) ]


  視界の端で、アークの計器類が次々と「死」を宣告し始める。電子基板が熱で膨張し、内部のハンダが微かに溶け出す異臭が、エアコンの吹き出し口から混じり始めた。それは焦げたゴムと、死んだ機械の油が混ざったような、胸を突く不快な臭いだ。

 「……はぁ、……がはっ……!!」

 メイは、自分の肺が熱で焼き付くような錯覚に陥った。吸い込む空気が重い。まるで、喉の奥に熱した砂を直接流し込まれているような感覚だ。メイの指先は、グローブ越しでもはっきりと分かるほど激しく震え、操縦桿を握る握力が奪われていく。

 窓の外に広がる溶岩の河。その表面で弾けるガスの泡が、アークの風防にぶつかり、視界をドロドロとした朱色で塗りつぶしていく。昨日まで、この窓から見えていた穏やかな星空や、フラウロスと笑い合った景色は、もうどこにもない。

 

 脳裏に、おじいちゃんの声が響く。『メイ、機械ってのはな、自分の身を削ってでも持ち主を守ろうとする時がある。……その時、お前ならどうする?』

 「……守らせ……ないよ、……おじいちゃん……っ!! 私が、……私がアークを守って、……一緒に、行くんだから……!!」

 メイは、こみ上げる胃液を無理やり飲み込み、真っ白になった頭で、ただ前方の火の海だけを凝視した。

 「……ざぁこ。……あんた、……死にたいの!? ……意識を、……飛ばすんじゃないわよ……っ!!」

 背後の工房車から、通信越しにフラウロスの悲鳴に近い叫びが届く。

 彼女の声もまた、激しく震えていた。いつもなら余裕たっぷりにキーボードを叩いているはずの彼女が、今は自らの冷却デバイスを首筋に押し当て、必死に浅い呼吸を繰り返しているのが音だけで分かった。

 「……フラウロス、ちゃん……。……これ、……本当、に……、人間が……行っていい場所じゃ、……ないよ……」

 メイは嗚咽を堪え、滲む涙を拭おうとした。だが、その涙さえもが、頬を伝う前に熱風で蒸発し、皮膚にヒリヒリとした痛みを残す。

 窓の外。そこには、七つの火山から溢れ出した溶岩が合流し、巨大な大蛇のようにのたうつ「火の河」が横たわっていた。

 川幅は、目測で五百メートル以上。

 その対岸は、立ち上る黒煙と陽炎のせいで、まるで蜃気楼のように揺らいで見える。

 河の岸辺には、いくつもの「残骸」が転がっていた。それはかつて、クロノス・シンジゲートが莫大な予算を投じて開発し、この境界線を越えようとした末に、一歩も進めず溶け落ちた調査車両たちの成れの果てだ。

 真っ赤に焼けた鉄の骨組みが、まるで地獄の入り口で絶望を叫ぶ骸骨のように、無数に突き出している。

 「……メイ。前を見ろ。……恐怖に飲まれるな」

 背後から、アスタロトの低く、静かな声が響いた。

 彼女は、この熱気の中でも鎧を脱がず、メイの震える肩をその冷たい小手で力強く押さえていた。

 「……私がいる。……フェネクス様も、フラウロスもいる。……お前が直したこのアークが、……お前を死なせはしない」

 アスタロトの手の冷たさが、メイの狂いそうな意識をわずかに繋ぎ止めた。

 

 「……うん。……分かってる。……分かってる、けど……っ!!」

 

 メイは操縦桿を押し込んだ。

 アークの巨大な無限軌道が、ドロドロと煮え繰り返る溶岩の波へと、最初の一歩を踏み出す。

 

 ジュゥゥゥゥゥゥゥッ!!

 

 水が蒸発する音ではない。鉄が、油が、そして自分たちが昨日必死に作り上げた「第一装甲」が、物理的な限界を迎えて液体へと還ろうとする、絶望的な溶解の音だった。

 

 車体全体を、これまでに経験したことのない異常な振動が襲う。

 アークの内部に張り巡らされたセンサー類が、一斉に断末魔の警告音アラートを上げ始めた。

 「――第一層、臨界点突破!! 熱遮断隔壁、溶解開始!! このままじゃ十秒以内に内壁が溶けるわよ!!」

 フラウロスの叫びが、アークの崩壊を告げるカウントダウンのように響く。

 「……ごめん。……ごめんね、アーク……っ!!」

 メイは、右側に設置された重厚なパージレバーを両手で握りしめた。

 昨日、四人で誓いを立てながら取り付けた、十七層の「命の層」。

 その最初の一枚を、自分たちの手で、地獄の業火の中へと投げ捨てなければならない。

 

 「……第一装甲、……パージ(切り離し)ッ!!」

 

 メイは、嗚咽を噛み殺しながら、レバーを力任せに引き抜いた。


 メイが渾身の力でレバーを引き抜いた瞬間、アークの巨体が内側から爆発したかのような衝撃に跳ねた。

 ガガガガガッ、ドォォォォン!!

 車体四隅に仕掛けられた爆砕ボルトが一斉に火を噴き、熱膨張で歪みきっていた第一層の外殻が、自重に耐えかねて剥がれ落ちる。真っ赤に灼け、もはや飴細工のように柔らかくなっていた特殊合金のプレートが、轟音と共に足元の溶岩の河へと没していく。


 メイの目には、アークの左舷から剥がれ落ちていく、自分たちが手塩にかけて磨き上げた合金プレートがスローモーションのように映った。昨夜、フラウロスが毒づきながらボルトを締め、アスタロトが祈るように表面を撫でた、あの装甲だ。

 真っ赤に灼けたその塊が、溶岩の渦へと呑み込まれ、一瞬で跡形もなく溶けて消えていく。それは、自分たちの肉体の一部を地獄に捧げたかのような、耐え難い欠落感だった。


 ジュゥゥゥゥゥッ、ボォォォォォッ!!

 剥がされた装甲が溶岩に呑み込まれ、凄まじい噴煙を上げる。その刹那、車内を支配していた、脳を直接焼くような輻射熱が、一瞬だけ凪いだ。

 「……はぁっ、……っ、あ……」

 メイは操縦席に突っ伏した。新しい冷却層が露出したことで、アークの空調システムが息を吹き返し、冷たい空気がコクピットを循環し始める。だが、その爽快感は一瞬の救いであって、勝利ではない。

 「……冷却効率、回復! 内部温度、三百度まで低下。……でもねメイ、見てなさいよ。……剥き出しになった第二層が、もう変色し始めてるわ。……このペースじゃ、一分も持たないわよ!」

 フラウロスの悲鳴がスピーカーを割る。

 メイは震える顔を上げ、窓の外を睨みつけた。

 第一装甲を脱ぎ捨てたアークは、一回り「細く」なっていた。それは、彼女たちが昨日まで必死に積み上げた努力が、地獄の業火によって一枚、また一枚と剥ぎ取られていくプロセスの始まりだった。

 「……あと、十六枚。……まだ、四分の一も進んでないのに……」

 絶望的な計算が、メイの脳裏を過る。

 溶岩の河は、アークの重厚な無限軌道を容赦なく焼き、粘り気のある炎で車体を絡め取ろうとしている。ドロドロとした溶岩の抵抗は想像を絶し、アークの強力なエンジンをもってしても、進軍速度は鈍亀のように遅い。

 ガゴォォォォン!!

 突然、アークの船底を巨大な衝撃が突き上げた。

 「――っ!? なに、今の……!」

 「……地磁気の乱れだ! 溶岩の中に含まれる鉱物が、車体の制御システムを物理的に狂わせている!」

 アスタロトが、メイの座席の背もたれを掴み、鋭く叫んだ。彼女の銀色の鎧さえも、熱気で不気味な鈍色に輝いている。

 

 計器盤の針が狂ったように踊り、エンジンの回転数が急激に落ち始めた。

 アークが、熱い泥濘に沈み込むように傾く。もしここで止まれば、第二層どころか、内側の全装甲が数秒で融点に達し、メイたちは生きたまま鉄の棺桶に閉じ込められることになる。

 「……止まらないで、アーク! ……動いてよ、お願い!!」

 メイは操縦桿を死に物狂いで左右に振り、無限軌道の回転を無理やり同期させた。

 「フラウロス、後部スラスターに予備電力を回して! 足場にする冷えた岩を探すよ!」

 「――ざぁこ! 予備電力なんて、……もうパージ用しか残ってないわよ! でも、……やるしかないわね。……あんたの腕、信じてるわよ、ざぁこ整備士!!」

 フラウロスがコンソールを叩き、アークの背面に増設された緊急ブースターが火を噴いた。

 メイの視界には、陽炎の向こうに、溶岩の表面でわずかに冷え固まった、黒い地殻の欠片が見えた。

 「……あそこだ……っ!」

 メイはアクセルを床まで踏み込んだ。

 アークのエンジンが、この世のものとは思えない絶叫を上げる。

 アスタロトが、メイの肩に手を置いたまま、自らの体力を削るかのように立ち尽くしていた。彼女の存在そのものが、メイの折れそうな心を辛うじて繋ぎ止める「重石」となっていた。

 「……メイ。迷うな。……お前が直したこの機械は、まだ生きている」

 アスタロトの言葉が、耳鳴りを突き抜けてメイの脳に届く。

 メイは嗚咽を飲み込み、視界を塞ぐ汗を拭うこともせず、黒い岩の足場へとアークを躍らせた。

 バキバキバキッ!!

 地殻がアークの重みで砕ける。だが、その一瞬の抵抗が、沈みかけていた無限軌道に推進力を与えた。

 「――抜けるよ!!」

 メイが叫び、アークが溶岩の河の対岸へと這い上がろうとしたその時。

 シュゥゥゥゥゥッ!!

 第二装甲の隙間から、真っ赤な高圧蒸気がコクピットへと噴き出した。

 「……っ、第二層、……臨界!! メイ、早く!!」

 

 メイは再び、隣のレバーに手をかけた。

 突入からまだ、十分も経っていない。

 それなのに、二枚目の「命」を、彼女はもう捨てなければならなかった。


 「――第二装甲、パージッ!!」

 メイが二度目のレバーを引き抜くと同時に、アークの側面から巨大な鋼鉄の板が、火薬の爆発によって弾き飛ばされた。真っ赤に熱せられた第二層の残骸が、溶岩の河の岸辺を叩き、激しい火花を散らしながら暗い底へと沈んでいく。

 ガコンッ、と車体が大きく沈み込む。

 装甲を二層分失ったアークは、明らかにその「肉」を削がれ、骨格が剥き出しになりつつあった。昨日までの重厚な威容はどこへやら、今のそれは、狂ったような速度で自らを破壊しながら進む、痛々しい鉄の塊に過ぎない。

 「……はぁっ、……はぁっ、……っ……」

 メイは操縦桿に額を押し当て、荒い呼吸を繰り返した。

 汗が目に入り、視界が滲む。だが、それを拭う気力さえ惜しい。アークの内壁からは、第三層の冷却システムが作動する「ヒュゥゥゥゥ」という高い金属音が響き、不気味なほど冷たい風がメイの背中を撫でた。外側の地獄と、内側の人工的な冷気。その極端な温度差が、メイの三半規管を狂わせ、平衡感覚を奪い去っていく。

 「……メイ。……顔を上げて。……まだ、終わっていないわよ……っ!」

 通信越しに聞こえるフラウロスの声は、もはや怒鳴る元気さえないほどに掠れていた。彼女もまた、工房車の中でシステムの暴走を食い止めるために、指先の皮が剥けるほどの猛スピードでコンソールを叩き続けているのだろう。

 アークが溶岩の河を完全に抜け、ゴツゴツとした黒い岩場に乗り上げた。

 だが、安堵の時間は一秒たりとも与えられなかった。

 

 ゴォォォォォォォォォォォォッ!!

 

 地響きのような、あるいは巨神の咆哮のような音が、アークの全方位から押し寄せてきた。

 窓の外。

 火山の熱気が生み出した気圧の壁が衝突し、空を黒く染める「巨大サイクロン」が、そこには立ち塞がっていた。

 それは単なる風ではない。火山の噴火によって巻き上げられた「鋭利な火山礫」と「超高温の砂」を孕んだ、巨大な天然の研磨機サンドブラストだ。

 サイクロンの壁に触れた岩石が、一瞬で粉々に砕け、塵となって消えていく。

 その嵐は、風などという生易しいものではなかった。

 空を埋め尽くすのは、火山の噴煙で黒く染まった巨大な漏斗雲。その内部では、溶岩の飛沫が空中で冷え固まった、ナイフのように鋭い黒曜石の欠片が、音速を超えて荒れ狂っている。

 

 パシィィィィィンッ!!

 

 アークの風防に、小さな火山礫が激突した。防弾ガラスの表面に、蜘蛛の巣状の亀裂が走る。

 「……嘘、だよね……。まだ、ここ……、入り口なのに……」

 メイの指先が、レバーの冷たさを求めて彷徨う。あと十六層。いや、もう二枚目を捨てたから、十五層だ。

 

 このサイクロンを抜けるまでに、あと何枚の「命」を捨てればいい?

 十枚か? 十五枚か?

 もし、ゼロさんの目の前に着いたとき、アークに一枚も装甲が残っていなかったら?

 「……いいえ。……たとえ骨組みだけになっても、……ボルト一本になっても、……私は止まらない。」

 

 メイは、自分の唇を噛み切り、鉄の味を噛み締めた。

 熱で朦朧とする意識の中で、アスタロトの手の重みだけが、自分がまだ「ここにいる」ことを教えてくれていた。


 溶岩の「熱」の次は、嵐による「切削」。

 アークの装甲は、今度は溶かされるのではなく、文字通り「削り取られる」ことになる。

 「……アスタロト、……フェネクス様。……私たち、……辿り着けるのかな」

 メイが漏らした弱音を、アスタロトの冷たい手が、力強く、そして静かに遮った。

 アスタロトはメイの隣に立ち、窓の外の地獄を、一片の迷いもない瞳で見据えていた。

 「……辿り着けるかどうかではない。……辿り着くのだ。……メイ、お前が直したこのアークの心臓は、まだ一度も折れてはいないぞ」

 アスタロトの言葉に呼応するように、メイの膝の上で沈黙を守っていたフェネクスが、ゆっくりと黄金の瞳を開いた。

 「……うむ。因果の糸は、今まさに極限まで引き絞られておる。……ここで止まれば、糸は切れ、お前たちの存在は灰となるだろう。……だが、進めば。……その先にのみ、ことわりを超えた修復のときが待っておる」

 フェネクスは、少年のような小さな手で、メイの紺色のグローブをそっと撫でた。

 「……行け、メイ。お前の『修理』は、まだ始まったばかりではないか」

 メイは大きく一度、深呼吸をした。

 肺を焼くような空気。耳を劈く嵐の音。

 けれど、そのすべてが、自分が今「生きている」ことの証明に感じられた。

 

 「……そうだよね。……まだ、……あと十五層も残ってるんだもん。」

 メイは、震える手で操縦桿を固く握り直した。

 「……行こう、アーク。……君の全部を使い切ってでも、……ゼロさんのところまで連れて行って!!」

 メイがアクセルを床まで踏み込む。

 アークのエンジンが、この世の終わりのような咆哮を上げ、黒い砂塵の渦巻くサイクロンの壁へと、その身を投じた。

 バキバキバキッ!!

 第三層の装甲に砂礫が衝突し、凄まじい火花が窓を埋め尽くす。

 

 削られ、溶け、崩れながら進む。

 それが、彼女たちが選んだ「修理屋」の行進だった。

 地獄の深淵まで、あと十五層。

 ご愛読ありがとうございました。

 第一装甲、そして第二装甲のパージ。アークがその身を削るたびに、引き返せない絶望が現実味を帯びて迫ります。

 しかし、溶岩の河を越えた先に待っていたのは、更なる物理的な壁――空を削り取る巨大なサイクロンでした。

 次回、第94話「削削の嵐、沈黙のフェネクス」。

 吹き荒れる砂礫の中で、残された15層の装甲が悲鳴を上げます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ