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最凶  作者: なっしー
62/130

062 盗賊狩

61話の続きです。

試し斬りの結果はまずまず。そうなると次は対人戦をやってみたい。

と言っても兵士に喧嘩を売るわけにもいかない。

となれば…。


私は1人でアクア共和国へ向かった。前回一通り盗賊退治を行なったが、簡単には絶滅しないだろう。という訳で各村の様子を見つつ噂がある怪しい場所に向かう。


「なんじゃワレェー!」


根城らしきほったて小屋にたむろする盗賊。普段なら『重力(グラビティ)』等を放って終了だが今日は表に出てきてもらう。


「お前らがこの辺を荒らしている『黒獅子の牙』か?」

「おおよ!これまたスッゲーべっぴんじゃねえか!野郎ども!今日はお楽しみだぜっ!」

「「「おおぉぉぉ!」」」


ざっと10人か。こんなもんだろう。私はサクセスを腰から抜く。


「おいおい、そんな棒っきれで俺たちの相手ができるのか?」

「お頭!アレであそこを攻めてもらいたいんっすよ!ギャハハハハ!」

「ナルホド!こいつはとんだビッチだぜっ!そんなオモチャじゃ物足りない身体にしてやるぜ!」


いい加減下品な会話は聞くに耐えない。まぁ、以前のバーン時代は兵士もこんな感じだったし…。


「サクセス!行くぞ!」

「待ってました!」


私はサクセスをスタンにすると翠の刃が現れる。


「え?」


盗賊…なんだっけ?まぁいいやコイツらに向かってサクセスを振るう。ブンブン、ブン、ブブン。

まるで紙を切るかのように盗賊達に切りかかると翠の光に当たった者は地面に崩れ落ちる。

ブン、最後の盗賊が倒れる。


「うーむ、これじゃ練習にならないじゃない」


抵抗のての字もなかった…。とりあえず『拘束(バインド)』してアクアの兵士に報告だけしておく。


他に3件ほど試して見たが結果変わらず。

やっぱ盗賊じゃあこんなもんか…。

なんかいい相手いないかなー。



不完全燃焼である。

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