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最凶  作者: なっしー
63/130

063 訓練

62話の続きです。

今日はアクア共和国で兵士の合同訓練だ!

今アクアの兵士は警察活動をしている。というのも戦争の心配が無いからだ。

私が決めた法律の中にアクアは基本攻められない限り戦争はしないと言うものがある。専守防衛である。もちろん、アクアに攻め込んだ場合、私からの報復もあるので攻めて来る国も無いだろう。

そうすると兵士の仕事は激減するので訓練や警察活動をすることにした。今まで手が回らなかった僻地(へきち)や寒村にも巡回できるようにしている。

とりあえずサクセスの対人戦ができるというもの!


「うらぁぁぁ!」

「フン!」


コン、ココン、と木刀の打ち合う音が鳴る。

うむうむ、以前のバーンの兵士とは思えない!


「ユキ様!」


ザザッ。兵士の1人が私に気づくと兵士は皆膝をつける。


「気にしないで訓練を続けなさい!」

「「「「ハッ」」」」


私は闘技場の隅を借りる。


「マールとミクはここで見てるように。おい!そこの兵士達!私の訓練を受けてみないか?」

「「「…っ!イエスマムっ!」」」


「実戦形式で行く。実剣を装備しなさい!大丈夫!私は傷つかないし、お前達も軽く気を失うくらいで傷はないから」

「…、大丈夫でしょうか?」

「大丈夫だって!さあ乱戦想定!多対1のバトルだ!かかってこい!」

「イエッサー」


サクセスをスタンモードにスイッチを入れるとシュッと翠色の剣ができる。

コン、ブン、ブブン、ココン、ブン。


「ぐわぁ」

「オウチ!」

「オゥ」


兵士達を一刀のもとに斬り伏せる。


「次っ!」

「やぁぁぁ」

「エイっ!」

「ユキ様ぁー!」


ブブン、コン、ブン、ブン…。

うみゅ、いい感じである。サクセスは軽いので私は回転しながらすり抜けざまに斬りつける。


「あうっ」

「うぎゃ!」

「アァッ♡」


うみゅ、我ながらなかなかの剣さばきじゃないか?

ん?なんか変な声もあったが…。さて次は…。


「魔法騎士はいるか?」

「私達がそうであります!」

「少々実験をしたい。付き合ってくれるか?」

「もちろんであります!」


先ずは魔方陣を展開させる。それをサクセスで切ってみる。サクセスをキルモードにして…。紅い光の剣ができる。魔方陣がある場所に斬りつけると、スン!軽く空気が震えて魔方陣が霧散(むさん)する。


「え?」


驚くのも無理はない。通常魔方陣を斬ったりできない。それを目の前でやったのだから。

次は魔方陣を複数展開させる。魔法騎士の数の魔方陣ができる。サクセスをレーザーモードにして狙いをつけてボタンを押すと30cm位の蒼色のレーザーが魔方陣に当たり霧散させる。『解除(ディスペル)』より早い!広範囲以外なら使えそうだ。


「次は私に向かって…そうだな、『業火(ファイア)』を放ってくれ」

「いや、しかし…」

「大丈夫だから!」

「…ハイ」


術者が5m下がって魔力を練る。


「燃え盛る業火よ!我が意思となりて燃え広がれ!」


私に向かって3mくらいの火炎が迫る!サクセスを振るうと火炎は霧散する!

やはりか。


「サクセスは魔力を斬っているの?」

「魔力っていうか俺っちに斬れない物はないっす。形が在ろうとと無かろうと…」


それはともかくおそらく魔力で作った物なら魔力を通した剣ならば切れるのではないか?コレはチョット研究する価値があるかも…?


ふと訓練場を見ると1個師団の半数を気絶させていた…。いかん、やり過ぎたか?


「今日はここまでとする!各兵士は気絶した兵士を部屋まで運んでやれ!」

「「「ハッ」」」


マールとミクが寄ってくる。


「先生は何か剣術をしていたのですか?流れるような剣さばきでした!」

「キレイダッタ!」

「昔、少しね。それよりも、忙しくなるぞー!」

「ハイ?」


私はできたらサクセスの廉価版を作りたい!

兵士の1人はムスターファと同じ性癖のようだ。

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