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最凶  作者: なっしー
24/130

024 後日談

23話の続きです。

「しかし、光の塔の地下の管理は今後どうするのです?」


光の塔から帰還してお茶飲んでいるとマールが尋ねてきた。


「うん、フラウが自白させられていたコトを考えるとカッツネラ教国が干渉するのは時間の問題だったからね。あそこは地震のどさくさに封印しておいた」


地下は崩壊させて魔法干渉できないようにして『強固(ストレングス)』を施した。

また、育成していたスライムを地下に放っておいたので『次元の狭間』の監視は大丈夫だろう。

とはいえ実験段階のスライムなのでちょっと不安だが。


「それに光の塔は半壊したコトでカッツネラ教国の経済は大ダメージ、騎士や魔術師もほとんどが負傷しているので復興もままならないだろう」


観光名所の光の塔が半壊したのと、被災地なので今後のカッツネラ教国は寂れるだろう。とはいえ、宗教の総本山なのでおとなしくしているのは200年くらい…か?


まぁ、とりあえず当面の不安を取り去ったので問題無いだろう。


「ああ、あとフラウには長期休暇を与えよう。何年も休み無しで働いてくれたし、特別ボーナスもあげるか」


潜入調査のため私生活も犠牲にしてくれたのだ。このくらいしないとね。


「しっかし、あの国とはホント相性悪いなぁ」


ムスターファ曰く、信じるコトで救われる人も少なからずいるので一概に断ずるコトはできないらしい。


「まぁ、警告はした。次はホントに…」




その2日後、ムスターファから連絡があった。


「ユキ様、ちょっとやり過ぎですよ」

「私の身内に手を出してタダで済むなどあり得ない!」

「何処のヤ○ザですか!」


むぅ、人をチンピラと一緒にしないでほしい。


「とはいえ、ミクさんに対しての抑止力にはなったでしょう」


うみゅ、この先各国からミクが狙われるかもしれない。コレで楔は打てたかな?


「それから、カッツネラ教国から復興支援金の援助依頼が各国宛に届いているようですが…」

「フン、どこも援助などするまい。とはいえ、信者に対しての取立てが増えるのはかわいそうだ…。ムスターファ、上手く調整しておいてね」

「また面倒なことを…」

「それでこないだの件はチャラにしてやる」


通話を切ってお茶にする。

世界の管理などムスターファにやらせればいいのだ。


次はホントに黒い悪魔が…。

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