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最凶  作者: なっしー
118/130

118 目覚め

失礼しました。書いている途中の投稿になってしまいました。

私は久しぶりにムスターファに呼び出しをくらった。

用件は言っていなかったが、至急来て欲しいとの事だった。

マールと私は世界樹へと向かう。今回は状況がわからないのでフランはお留守番だ。


「ムスターファ、来たぞ」

「ユキ様、お待ちしておりました」


ムスターファは立ち上がり迎え出る。


「さぁ、どうぞ」


私達はソファーに座って尋ねる。


「で?今日は何事だ?」

「ええ、実は…」


どうやらムスターファは精霊王オベロンの要請で私を呼び出したらしい。しかし、精霊王か。1回会ったがそれほど話してはいないのだが…。

私達は世界樹の階層を上がり召喚陣の部屋へと向かう。

ムスターファが魔力を注ぐと中央に蔦で覆われた球体が出現して中から精霊王オベロンが姿を現わす。


「やぁ、久しぶりだね。身体は在るが器の釣り合わない者よ」

「愛の精霊の件以来だな」

「そう、その件なんだが…、もう目覚めているのだろう?」

「オベロン様、久しぶりなの」

「なっ!」

「ちょっと前に目覚めたの」


って全然気づかなかった!


「やっぱり貴女の周りは心地いいの」

「ふむ、愛の精霊は君のコトが気に入っているようだね。ならば新しい名前を付けるといい。ただの名前では無く魂に刻む真名を」

「え?なんで?」

「新しい真名を与えると今迄の名を捨てるので下手な召喚に応じ無くても良くなるからだよ。いわば上書きといったところかな」


むう、それって必要なのか?


「まぁいいか…。なら、新たな名前はモモというのはどうだ?」


ピンク水晶についているからモモ!いちいち愛だのアモーレだのなんて呼べない!


「モモ、いいかもなの!」


一瞬眩く光るとモモは嬉しそうに微笑んだ!こうして大人しくしていると本当に愛の精霊なんだけどな…。

次回に続く。

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