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最凶  作者: なっしー
119/130

119 忠告

118の続きです。

「さてと、次はあまり良くない知らせなのだが…。」


オベロンは言いにくそうに語る。


「君は先日沈黙山脈の封印を彼方に飛ばしたね」

「ああ、何かまずかったか?」

「いや、それ自体に問題はないのだけど、守護竜を封じていた者を見過ごしているね?」

「…一応手の者を使って調査しているが…」

「もうあそこには現れないから無駄に終わるかな?」

「…精霊王はかの者が誰だか知っているのか?」

「あれは悪魔だよ」

「なっ!悪魔だ…、と…?」

「そう、色々な次元を渡る悪魔。あの存在は次元の狭間を経由せずに異次元を渡る存在だ」

「っ!」

「問題は悪魔が施した黒い鎖を君が解除してしまったコトだ。いつになるかわからないが、必ず悪魔は君の前に現れるだろう。気をつけたまへ」


マズイ、マズイ、マズイ、マズイ!

こんなコトなら守護竜はほっとけばよかったか?いやいや、そうもいかなかったし…何よりもう手遅れだ!


「先生?」


…いかん、我を忘れていた。今慌てても仕方がない。


「まぁ、いずれこんなコトが起こるかもとは思っていた。仕方がない」

「まぁ、悪魔も気まぐれだからね。いつ現れるかもわからないし。コレは忠告として思っていてくれたまへ」

「嬉しくない忠告だが、ありがたくもらっておこう」

「この世界を頼むよ」


言うだけいってオベロンは消え去った。

最凶もそろそろ佳境ですね。

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