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幸運とスキルで転生先でも生き残る  作者: なお
村興し

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青年期10

隊長を見つけて激詰めした結果、セシル君はセシルちゃんで、隊長の関心を買いたい奴が多かったり、後継ぎで問題があったりで、途中で聞くのを辞めた。


あ、そういう一族のドロドロとかやめてねー。聞きたくないんやー。


そこに都合よく何の色も付いてない、安牌中の安牌な俺がいたと。そりゃ、そこらの無関係な村人に過ぎないですからね、俺って。


経緯を理解したので、程々にフォローしますと請け負っておく。

村の連中はどうしてるかな?と覗きに行くと、片手剣と長盾を装備した歴戦の風格を漂わせる冒険者が居た。うん?何処かで見た様な……


あれ?以前門番をされていた方じゃないですか?えぇ、そうです。馬鹿でかい馬で商売に…あ、あのどうしました?ありがとう?脚が良くなった?あぁ、確かにマッサージで。あれ効きましたか?それは良かったです!所で、今回うちの村から……



歴戦の門番がウチの連中の面倒を見てくれる事になった。アザマッス!


「おう、お前ら!この方の言う事ちゃんと聞けよ!そしたら生きて、レベル上げて、五体満足で村に帰れるからな‼︎馬鹿みたいに燥いでると、魔物と間違えて俺の魔法が飛んでくると思えよ!1人でくたばるのは勝手にすれば良いけど、そいつに足引っ張られて仲間が死ぬかもしれないんだからな!門番さんの言う事には絶対従えよ!」


「何でまだ門番なんだよ…まぁ良いが…それより皆が聞いたコイツの話は確かにその通りだ!いいか、初陣の連中はとにかく槍を前に突き出す事だけ考えてろ!動くな!穂先を並べておけば、雑魚は近寄る事も出来ないからな!馬鹿みたいに飛び出さなきゃ死にはしない。死ななきゃレベル上げのチャンスが来る。好奇を待て!」


俺達が訓示を垂れてる側で、燥ぐバカがいた。


「俺は勇者だぞ!槍を持つなんてできるか!それに、剣術のスキルが有るから、槍じゃなくて剣をくれよ!あと、俺の幼馴染たちの所に俺を配属してくれ‼︎今回の氾濫はいつもと違う大規模氾濫なんだ!俺はこの日の為に鍛えて来たんだ、幼馴染を守れる様になる為に‼︎頼むよ!」


門番さんが親指をクイクイして、説明してくれる。


「良いか、アレが駄目な例だ。隣の仲間と息を合わせろ。下手に前に出ようとするな。アイツの両隣は悲惨だぞ?アイツが穴になって、食い破られるかもしれない。アレは外したほうが良いな。周りが危険だ」


「そうですね…隊に組み込むのは難しそうですね…ただ、あそこまで自信満々で何か知っていそうな口振はちょっと面白そうなんですけどね…もしかして、彼も私と同じで悪ガキかも知れませんし、隊長に掛け合ってみますか」


なんか面白そうな玩具がいるなぁ!

俺は知ってるときましたか!勇者です⁉︎




ニマニマが抑えられない、悪い笑顔でスキップしながら隊長に凸した。セシルちゃんの静止を振り切って軍議中に凸したから、しこたま怒られた。だって、極上の玩具が見つかったんだもん、仕方なくない?

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