青年期3
「ついでに水場も整備し直そうか」
人も増えたけど、家畜もだいぶ増えた。て事は、こいつらの水場だってそう遠くないうちに…ってな訳で、馬房のある水場へやってきました。
なんか汚くね?
そういえば最近こっちに来てなかった。レンガ作りとかの時は足繁く通ってたけど、それも1年前くらいには終わってた。
久しぶりに改めて見た水場は、水草が繁茂して池の面影が薄くなってる。とりあえず土水のご両名にお願いして、池を底から浚ってもらい、土手の方に引っこ抜いた草を寄せてもらう。
コレで水面がだいぶ見える様になった。なったんだけど、水自体がだいぶ汚れてない?
ここって水の抜けていく先がないから、時間と共にゆっくり煮詰まってる様なもんじゃね?
レンガ作りの作業してた時なんかは、臭いが気になると『浄化』したりしてたけど、最近来てなかったからなぁ。
チャチャっと水を綺麗にして、水場を整備。
根本解決?…分かるかい!
水の逃げ道作る?湧出する成分の濃縮?スマンが俺には科学的アプローチをする程の知識はない。魔法の力しかないんや…
せめてと思って、初期のぬた場を土ちゃんにお願いして、掘っては堰き止め掘っては堰き止めと一旦隔離。石爺に適当に石積みお願いして補強して隔離完了や。
水場の源流からの流れを作って、そこだけは綺麗な水を確保出来る様にする。池部分はどうすれば良いか分からんわ。
増水時の堰きとか、源流の整備は皆んなが必要応じてなんかするでしょ。もしくは困ったら知恵出してや。思いつく事はやったけど、あとは頼むぜ。よし、これでしばらくは問題無いはず。
そんで、馬小屋の方よ。コイツらも今じゃ20頭近く増えて、どんどん子孫繁栄をしてる。着実にハザードを起こしてるけど、この村にはもはや必要不可欠な存在になりつつあり、大事に世話されてる。
コイツらの数に合わせた農耕具なんかも数を増やして、雑然としてる。そもそも馬房なんかも場当たり的に増やしてきたから、雑な感じに拍車がかかってる。でもこの辺は目を瞑る。
問題はコレから加速していく増産に土地が足りなくなっていきそうな事。
コイツらの生息域も拡張してかないとか…
引き合いは来てるんだけど、どんな結果になるか分からんくて怖いので、まだお断りしてる。そのうち去勢馬をドナドナする日は来るんだろうか…ハザードマップが広がっても責任取れないよ…
そう思いながら、新規馬房をこさえて仔馬のお迎え体制を整えていく。まだまだイケるじゃろ…
村が発展するに伴って様々な不具合も出てきているけど、概ね順調に回っている事に満足しているのだった。




