表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幸運とスキルで転生先でも生き残る  作者: なお
村興し

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/152

少年期54

「あの日あの場所で、結局何があったんだ?」


「え、本当に聞きたいんですか?さっきそれで隊長壊れちゃったんだよ?頭抱えて発狂し出したの。覚えてない?また心労で発狂するよ?」


「いや、今なら大丈夫だ…信じられないかもしれないが、さっきは不意に来たが、今なら心構えが出来ている。多少の事なら耐えられる」


本当か?軽めのジャブでもヘビー級のジャブやぞ?耐えれるんけ?



「軽めで行く?重めで行く?どっちが良い?重めで行くとまぁ、隊長また壊れると思うんだけどね」


「それじゃ、軽めで頼む。頭の中を掻き回される様なあの感じは、ゴメンだからな」


「それじゃ軽めにね。疑問があってもそう云うモノだって思って。深掘りすると、たぶん隊長耐えられなくなるから。あと、あんまりノって来ると俺も耐えられなくなるから」


耐えるってか取り繕うってかなんだけど。社会に馴染むために必要な面というか。どっちの自分も誇らしくあるし。ただ、捲れた自分は純真過ぎて、暴走しがちなのが難点ってだけ。あっちの自分も嫌いじゃないのよ。


「お前も耐えられない?」


「そう。興がノってくると俺も耐えられないのよ。抑えてる気持ちが溢れて捲れちゃうから、あんまり刺激しないでねー。そう云うもんだと飲み込んで。でも聞きたいならそれはそれで良いんだけどね。隊長はあの場に居た当事者だし、知りたいと思うんだ俺も教えることに吝かじゃないないのよ?なんなら是非知って欲しい!あの場でどんな奇跡が起き…」


ふーーーーー


「少し落ち着きました。軽めに説明しますね」


嫌いではないのよ?本当よ?純真なだけだから!



「端的に言っちゃえば、あの時あの場に居た俺以外の人間が全員、一瞬死にました。でもその一瞬の後、復活しました。大体元通りで皆さん復活した筈ですよ?」


だから何にも問題ないじゃろ?心臓が止まった訳じゃないし。


「死んだが生き返った?それが本当だとして、何が起きて、どうしてそうなった?そんな中途半端な話で…いや、それでやめとけという事か?」


「別に知りたければ止めませんよ?なんなら俺は話たいまで有りますんで。隊長は忘れているみたいですから、是非とも思い出して頂きたい!あぁ私もあの時の真なる秘蹟をあなた方が!……」


ふーーーーーふーーーー


「隊長、まだこの話続けたい? もう止まらないよ?」


俺の態度の変化にトラウマを刺激させる何かがあったのか、額の汗や手汗を頻りに拭ってる。無言で首を振り、項垂れてる。深淵はいつでもお越しをお待ちしております。覗こうとする前からガン見してるタイプの深淵なんで。


「隊長、今夜ゆっくり休んで早めに出発しなよ。ここに居るのは隊長にはまだ少し辛いみたいだから」


「あぁ、悪いがそうするとしよう。また少し話疲れたみたいだ」


「ゆっくり休んでよ『安眠』」



一度粉々に砕けた魂までは癒せないけど、気休めに回復しとくよ。

アレほどの奇跡を起こせるのは神の成せる技だよ。



てか、『降神』に近しいことを可能にするあの天秤はなんの聖遺物なんだよ…。手に余ります‼︎

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ