少年期53
名前:アルス
種族:ハーフエルフ(先祖返り)
年齢:13
職業:精霊使い[農民 聖者 工人]
恩寵値:1/100
レベル5
HP 62
MP 307
STR 21
VIT 22
INT 97(軽い制限)
MEN 108
AGI 55
DEX 63
LUK 142
スキル
幸運 毒耐性LV5 狂信LV3 神聖魔法LV7[回復 解毒 安眠 浄化 誓約 天秤 裁定]環境耐性LV5 精神耐性LV9 魔力操作LV7 魔力回復LV6 精霊魔法LV7[水 土 木 草 火 風 石]隠密LV2 探索LV3 カリスマLV3 魔力増加LV5 睡眠耐性LV2 農業LV3[開墾 運搬 刈取] 罠LV2 飼育LV4 肉体強化LV2 工作LV2[陶芸 石工]
特殊スキル
ステータス ハルモニアの加護 運命の天秤
特異事項
転生者 聖痕 天秤の使徒 精神疾患(多重人格)
「拠点に踏み込む時に勘付かれて、矢の応酬があったんだ。その時の流れ矢で案内の男は死んだよ。頭を射抜かれて即死だった。運が良かったのか悪かったのか…あそこで生き延びて、下手に恩赦をされたとてあの身体だしな…楽に死ねたのは救いだったかもな…」
運が良かったのか悪かったのか、評価の分かれる結果だった。
そりゃそうなるか。あの罪人は『運が良かった』から天秤が傾いたし、なんならその前、『運が良かった』から襲撃失敗の時に生き残れていた。そして最期は『運が尽きた』様な終わり方をした。最期は慈悲だろうな。せめて苦しまずと。
「その後拠点に乗り込み、制圧したのだが…中核メンバーは逃走した後だったかもしれん」
見張りは継続しているらしいけど、網にかかる事は無さそうだとぼやいていた。残党に強いのがいなかったのかな?もしくは、あの夜の中に手練がいたとか?分からん殺ししちゃったから、相手の実力とか俺も分からん。
「それより隊長、良いもん持って来てくれたんじゃないの?樽は無くなるは塩は無くなるわで、散々な結果なんでご褒美がぜひ欲しいところです!早く早く!」
苦笑を浮かべながら荷物を漁る隊長。あ、隊長の乗って来た馬は水場の方にある馬房に居るから。朝にでも顔出してね。馬に乗ってた荷物は玄関の方に置いてあるよ。
「そう催促するな。しっかり報奨金が出てるから少し待て」
薄暗い中、お目当ての物を見つけた様で、皮袋を俺に手渡してくる。
ほぅ、ほうほぅ、んー、まぁまぁか…そうか?少なくね?
なんか思ったほどじゃなかった。なんなら全然だった。暗くて良く分からんかったけど、よく見たら硬貨の種類間違えてね?
そんな俺の心情を察したのか、隊長も苦笑いだ。
「思ったほどじゃないって顔だな。仕方なかろう。賞金首という訳でもなく、村が襲われたと前回は陳情があったからの上乗せだ。今回は弁償代と、俺の心付けだ」
マジかよ…あの金額を夢見てたってのに。ほぼマイナスじゃないってだけじゃん。しょっぱいなぁ。アレくらいの金額が有れば、次に街へ行った時にドンと大人買い出来ると思ってたのに。当てが外れたぜ。
「それとコレを教会から預かって来た。俺たちが任務で不調になって帰った後、教会で治療を受けたんだが、大司教殿が大層驚いていたぞ。良く生きてたと。報酬を渡しに行かないといけないと言ったら、序でにコレも持っていってくれと頼まれたんだが」
そう言って隊長が手紙を渡してくる。やり過ぎた事の釘刺しかなぁ。見る人が見れば分かるのかな…痕跡が凄そうな秘蹟だったからな。
「なあ、結局、あの日に何があったんだ?」
隊長の呟きが夜の闇に呑まれて消えた。




