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幸運とスキルで転生先でも生き残る  作者: なお
村興し

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34/122

少年期20

名前:アルス

種族:ハーフエルフ(先祖返り)

年齢:10

職業:精霊使い[農民 聖者]

恩寵値:1/100


レベル5

HP 53

MP 225

STR 16

VIT 17

INT 62(制限あり)

MEN 98

AGI 43

DEX 47

LUK 89


スキル

幸運 毒耐性LV5 信仰LV9 神聖魔法LV5[回復 解毒 安眠 浄化 誓約]環境耐性LV5 精神耐性LV8 魔力操作LV6 魔力回復LV5 精霊魔法LV6[水 土 木 草 火 風]隠密LV2 探索LV2 カリスマLV1 魔力増加LV3 睡眠耐性LV2 農業LV3 罠LV1 飼育LV3 肉体強化LV1


特殊スキル

ステータス ハルモニアの加護


特異事項

転生者 聖痕

隊長のなんちゃって従者となってからここ何日かは、砦で寝泊まりしてる。今は交代で休息中だ。隊長の身の回りの世話っぽいことはあんまりしてないかも。

まぁ、俺自身が戦力に格上げされたっぽいしええやろ。

飯食って爆睡して、起きたらまた飯。それから焼肉製造。たまに生残りを処して、上がったステータスを眺めてニンマリ。

職業もいつの間にか増えてた。自他からの認識で、名乗っても通る職業が反映されるのかな?設定職業で力が増減するのかはまだ不明。職業獲得なのかレベルなのか、新たに魔法も増えてて大満足ですわ。そんな事を考えて流せるほど、討伐は作業化していた。


俺も含めて砦全体が、終わりが見えて油断したか、それとも連日の疲労が限界を迎えたか。あるいは敵の力が純粋にこちらを上回っていたか。


氾濫から16日目

朝から氾濫は起こらず、いよいよ終息したかと思われた。一応何日かは様子を見て、何も起きなければ終息を宣言するらしい。

当日夜半、弛緩しかけていた空気が一変して、怒号が響いた。

俺も既に寝入っていて、状況は良く分かっていないが、結構な数の強個体が一気に這い出て来たらしい。戦力の逐次投入をやめたって訳だ。最後の総力戦が始まったみたいな感じらしい。

迷宮の状況を確認するための偵察部隊が組まれて、中に入ったところ、猿っぽいのが猿知恵働かせて、地下1階の出入り口に陣取って魔物を溜めていたらしい。


言ってしまえば、地上と逆のパターンが迷宮内で布かれていた。命辛々、脱出を試みるも伝令を走らせるのが限界であったらしい。殿部隊となって、食い止めて居たが救出部隊編成前に湧き出して来たってのが今の状況らしい。


「次!出てくるぞ!」

デカブツが迷宮入り口の邪魔な物を押し除ける様に這い出てくる。

出し惜しみは無しだと言わんばかりに、バリスタから投網が幾重にも発射され、魔物自体を障害物にしていた。それをグイグイと押し除ける様に、巨猿が全身を針鼠にしながらも退けきった。その後ろから馬っぽい魔物に乗って、騎兵の様に登場するボス猿と取巻き猿。

10騎くらいのライダー猿が、一気に堀を飛び越えて、2段ジャンプの要領で城壁に取り付こうとする。マジか!

各所で集中砲火を浴びながらも、城壁上の弓兵を薙ぎ払い、外へ飛び出そうとする猿達。弩の装填が間に合わないと思われた時、駆けつけたエリート兵や上位の冒険者が各所で切り結び、足止めや討伐を行った。外へ逃げようとした奴は射抜かれるか、背後から切り裂かれた。

ボス猿も、大剣パワーさんが歯を剥き出した良い笑顔でパワーしてた。

あそこには触れるまい。

ただ、問題が一つ。堀を飛び越える脚力を持つ馬っぽい魔物が数匹、城壁を飛び越えた。まさかの跳躍力だった。猿型が城壁をよじ登っている対応に追われた間隙を突かれた。更に、直前で投網を打ち出してしまったのも痛かった。驚異の跳躍力で、まるで風を掴む様に飛び跳ね、城壁外の闇に消えてしまった。



新たに呼べる様になった風ちゃんも、マジか⁉︎みたいな顔で側にいた。

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