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幼児期8

カミラちゃんと一緒に麦芽飴をもしゃりながら考える。


蜜蜂飼いてぇな


まぁ、無理なんですけどね?純粋に手が足りない。知識は制限されてるし、制限されてなくても、蜂のご飯まで面倒見切れない。ウチには毛玉の肉とチーズしか飼う余裕が無いんだ。なので、勝手に居着いて貰って搾取する方向にするか。

精霊魔法で木ちゃんを呼びます。家の近くの木でウロがある物を探してもらって、目星を付ける。

分蜂したばかりっぽい女王蜂を巣毎もぎる。その際、安眠の魔法で蜂一家は寝る!

で、その巣をウロの中にシュート。ウロの周りに麦芽飴塗ってお詫びにして、運が良ければ居着いてくれるだろの精神で放置。成功率とか知らん。やり方が合ってるか間違ってるかも知らん。


俺は、不労所得で!蜂蜜が、食べたい!


はい、幸運さん任せましたよ。今年は数を増やすために様子見するとして、来年の分蜂時期までには適当な素焼きの壺でも用意するから、住み着かないかなぁ。


三カ所に蜂さんをぶん投げて、このタスクは未来に先送りしよう。来年の俺、任せた。

上手くいったら、甘味と蜂の子が手に入る。もしくは金。でもこの村、金があってもなぁ。ぶっちゃけて、使い途がほぼほぼ無い。

物々交換とか、対価は労働とか、余った時はお裾分け。残しておいても腐るだけ。こんな村社会だから、別段お金が介在しないでも成り立ってしまっている。

うーん、何か村外から買う時苦労しそう。そういう意味ではお金を貯めておくのもありか?

というか、物の価値とか全然知らないわ。外部の情報が全然入って来ないから、知りようもないんだけど。行商の伯父さんが来たら、聞いてみるか。


取り留めもなく考えながら作業してたら、羊にど突かれた。コノケダマァ!




暫く経って、行商の方の伯父さんが来たら、馬車がグレードアップしてた。めっちゃ羽振り良くなってますやん。荷馬車を三台連ねて、塩とか農具とかを載せてる。後ろの荷馬車の御者さんは危険な香りがするオジ達だった。護衛兼ってところか?さすがにあの量の物資は、平和な場所とはいえ護衛無しでは無理だったんだろうな。


何の大口取引なんだ?とボケっとしてたら、家から兎が消えてた


なんで?


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