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武器装甲。これは自分の魂に刻まれた能力が武器に乗る。
もちろん自分の魂に合っていない武器は能力が乗らない。
レスの剣には、炎が乗っている。なんかすごいな。
「私の不死鳥に勝てるかしら。」
「あぁ。強そうだ。だが、俺には勝てない。」
俺の武器の能力は氷狼
そして、試合が始まった。
まずはレスから仕掛けてきた。
「フェニックス。舞うよ。狐火!」
レスがそのまま詰めてきた。
俺は剣を構えそのまま守りの姿勢に入った。
が、剣がすり抜けてきた。
「ちっ。氷花!」
氷花。フェンリル唯一の守りの型。そして、最強どんなに強いものでも通らない。
「へー。私の狐火を防ぐんだ。」
「当たり前だ。」
狐火。消えたり現れたりする火のこと。それを剣に宿しているから剣も消えたり現れたりする。
俺的には厄介だ。
「だが、俺的には負けるわけにはいかない。フェンリル。氷雨の雪原。」
そして、あたりの気温がマイナスまで下がった。もちろん俺はフェンリルの加護で無事だがレスはどうかな。
「降参したらどうだ?このままだと停滞温床で命に関わるぞ」
しかしレスは止まろうとしない。
「奥儀。拡散火炎。」
レスの周りの気体から徐々に燃えている。威力が強い。だが、俺には勝てない。
「雪風巻。これで終わりだ。」
雪風巻。周りに吹雪が起きる。相手にダメージを与えるようではなく。単純な目くらましだ。
「どこ行った?」
「ここでフェニックスを正しく使えなかったのがお前の敗因だ。氷剣!!」
相手の隙をついての一撃。ちなみに俺のフェンリルの威力が強かったのか。フェニックスの拡散火炎は速攻でなくなっていた。
「う・・・s」
レスは最後まで言葉を言いきれずに倒れこんだ。
「ありがと。フェンリル。」
俺はフェンリルにお礼をいい、武器装甲を解除した。
「いやー。すごかったな。お疲れ。イリス君。」
「お疲れじゃないですよ。」
そして、学院長は俺の勝利を宣言した。
学院長はレスを保健室に運ぼうとしだしたが俺が止めた。
「大丈夫とは、どういうことだ。」
「見ていて下さい。武器装甲!!」
再び武器装甲した俺に学院長は不思議そうな目をしているが俺はかまわず続けた。
「現れよ。デメテル。」
「ちょっと待てイリス君。」
俺は現れた精霊を剣に装甲し、学院長の話を聞く。
「どうして、精霊が二人?ただでさえ武器装甲をできるだけでもすごいのにありえない。一人の魂には一人の精霊しかないはずだ。」
「えーと。あまり言いたくないのですが、僕の体には魂が二つあるのです。それで、二人の精霊が使えるというわけです。あと、もうレスさんの傷は癒しましたから多分もう大丈夫ですよ。」
二人分の魂があるのには訳がある。それを今説明するべきではないので説明はしないがいつかはしよう。
「ん?んーー」
五分ぐらいたっただろうか、レスが起き上がった。
「あれ?ここは。」
そして、レスは学院長に話を聞きその場を立ち去ろうとした。俺も自分の部屋に戻ろうとしたのだが学院長が止めた。
「ちょっと待て。レス君。約束忘れてないよね。」
はて?約束なにしたっけ?
しかしレスは何か覚えていたのか走って帰ろうとした。
流石学院長と言わんばかりにレスを捕まえていた。
そして、なぜ学院長が持ち歩いているかは謎だが首輪を取り出した。
あれは「隷属の首輪」
これを付けられたものはつけたものの隷属になる。こんな簡単なものだ。
「ちょっと。学院長何を取り出してるんですか。しかも僕は約束なんて覚えてませんでしたので大丈夫ですよ。気にしないで、レスさんも戻りましょ?」
俺は部屋に戻ろうとした。
しかし、目の前でレスが学院長から首輪をむしり取り。むしり取り!
「ちょ・・・待っ」
止めようとした瞬間。レスが首輪をつけてしまった。そして
「イリス・アークロード。」
言ってしまった。言ってはいけないことを。
首輪は自らつけ。相手の近くで相手の名前を言っても作動する。
瞬時に首輪が反応し、俺の魂とレスの魂に刻まれた。
俺の命令は絶対であると。
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