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騎士の俺がお妃様!?  作者: 現野翔子
コンシアンス王国編

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敵陣へ

 治癒士としての日々を過ごす中でも、少しは情報を手に入れられる。アルバトロス公爵家は戦争継続に反対しており、そのため譲歩して治癒部隊のみの派遣を行っていただけで、支援を送ることにも否定的な立場だった。そのため、一定期間が経過したら治癒部隊も領地へ戻し、再びの遠征もまた熟考してから決定するという立場を取っているそうだ。おかげで俺達も今が戦争中ということすら忘れてしまうほど安穏とした日々を送っていた。

 そんな中、久し振りにアルエット様とラフィネ様からお茶会の招待を頂いた。再び、と言うべきだろうか。単なる治癒士とその夫をそう何度も茶会に呼び出すとは思えない。何か勘付かれただろうか。今回もドレスを貸してくださったが、それどころではない。それなのにお二人は落ち着いた様子でお茶を楽しまれている。何か用件があったのではないか。

「そうね、先に済ませてしまいましょう。アルエット、後回しにしては可哀想だわ。」

「そうだな。現在の国王の容態はご存知だろうか。それと戦争に対する態度も。」

 説明してくださる内容は、現在陛下は病に臥せっておられ、しかし会話は可能な状態だという。政務のほとんどを王太子殿下が担っておられるが、大きく方針転換はされていない。そこまでの権限は譲られていないそうだ。

 突然の内情説明。俺達はあくまで旅の治癒士であり、ヴェルート王国から来たことも隠していない。国内で隠された事実でないとしても、わざわざ説明する意味は分からない。

「まあ聞いてくれ。」

 続く説明では国王陛下と王妃殿下は主戦派、王太子殿下と第二王子殿下は反戦派、と教えてくださった。王太子殿下は反戦派だが、一時的に政務を肩代わりしているだけのため、大きな方針転換まではできない。第二王子殿下も指示に従い、戦場で指揮を取っておられる。俺達が会ったことのあるあのお方が第二王子殿下だ。少し会っただけのため人柄などはあちらからも分からなかっただろう。

 葉も落ち始めた季節の今、戦争は激しさを増しているだろうか。それとももう疲弊しているだろうか。

「そこで、だ。王太子殿下は少々危険な頼み事をされている。詳細は俺達の口から伝えられないが、君の実力ならきっと上手くいく。いざとなっても君達ならヴェルート王国に逃げられるだろう。受けてくれるか?」

 内容も伝えないまま言われても答えなど出せるわけがない。この領主軍にも俺以外の優秀な治癒士はいる。それなのに入ってから最も日の浅い俺達に依頼する理由はなんだろう。しかも、いざとなってもヴェルート王国に逃げられる、と言い添える。逃げなければならないような状況になり得る、ということか。断ったほうが安全だが、潜入任務は危険を伴うものだ。これは中枢に入り込むための好機だ。

 受けますと答えれば早速王宮へ行く日程が決められる。アルバトロス領主軍から王宮へ引き抜かれたという形を取るらしい。つまりアルバトロス領主軍の治癒士ではなくなる。何か起きても守ってくれる相手はいない。いざとなればファルの魔術で逃げることはできるだろう。その場合、魔人が侵入していたとして魔王国との対立は深まってしまうかもしれない。戦争が続いている現状を考えれば、挑戦してみる価値はある。


 春を待つことなく王宮からの使者が俺達を迎えに来た。彼らが欲しているのは治癒士である俺だけだったが、アルバトロス公爵家から夫婦で迎えるよう交渉してくださったそうで、ファルも一緒に、という話になっていた。しかし王太子殿下が何を頼みたいのかという質問には返事がなく、ただ王都へ連れて行かれる。そして王宮へ、さらに奥へと案内される。

 どこまで進むのだろう。ファルは別の人に預けられ、別の場所へと案内されていった。ただの治癒士がこんなに奥まで招かれるはずがない。不安になっても口には出せない。案内人でも、ただの旅の治癒士である俺よりは上の立場だ。侍女に引き渡され、身を清めると言われる。夫と共に旅する治癒士ということになっているのに脱がされては困る。夫がいない場所で肌なんて見せられないと抵抗したのに、微笑みが返って来た。

「愛らしい女装の治癒士様と伺っております。どうぞ安心して身をお任せください。ご希望であれば男性が世話いたしますが、如何されますか。」

 夫のいる身という設定を貫くなら女性に世話してもらうべきだ。そうこの侍女に世話を頼む。彼女なら俺がここまで連れて来られた理由を教えてくれるかもしれない。そんな期待はこの後陛下と会うことしか知らないという返事に打ち砕かれる。いや、陛下と会えるなら良いが、何故急に陛下に会えることになったのだろう。陛下は毒に侵されているのだろうか。国王ならもっと腕の良い治癒士も招けるはずだ。ファルが万一のためにと身を守る術を掛けてくれているとはいえ、俺も用心しよう。武器がない状態での戦い方も騎士団で学んでいる。

 髪も肌も完璧に手入れされ、旅を始めて以降の傷が全て癒えたのではないかと思うほどの滑らかさだ。その上に装飾控えめなドレスを着せられ、別の案内人に連れて行かれる。治療しに行く服装ではない。どんな目的なのか全く見えない。緊張しつつ部屋に入れば、厳しい表情の男性がソファに座っていた。彼がコンシアンス王国で最も権力を握っている人間、国王陛下だ。年齢は俺の父より上に見える。王族を前にしている時の礼を思い出し、何とか完璧にしてみせた。

「こちらに座りなさい。」

 何故か自分の隣を示される。疑問に感じても拒否権などない。ただ黙って従うだけだ。あの侍女まで俺が女装治癒士と知っていたなら陛下が知らないはずがない。側室に求められることはないはずだ。陛下の視線からはそのような色めいたものも感じられない。一体何なのかと思いつつただ陛下のお言葉を待つ。

「クランティフ侯爵の心身を健常にしたと聞いた。毒に臥せり、気力までも失っていた彼を支えたのは旅の治癒士の献身だと。」

 どういった伝え方をしたのか知らないが、毒の治癒自体は難しいものではなかった。解毒できる治癒士なら誰でもできるだろうものだ。それまで治癒されていなかったのは本人が拒否していたからではと思う程度のもの。それでも、元気になって、と傍にいる姿を見せたことも確かだ。陛下は彼のように弱っているように見えないが、気丈に振る舞っておられるだけだろうか。

「まだ気力は衰えておらん。彼女の無念を晴らすまでは臥せってなどおられん。」

 陛下が恨みを抱いている。国を治める者として感情で動いてほしくないが、突然そんなことを言っても反感を買うだけだ。まずは話を聞くことから始めよう。彼女とは一体誰なのか。とても大切な女性だとは分かるが、誰からもそんな話は聞いていない。

 お話を。そんな小さな願いは簡単に聞き届けられる。誰かに聞いてほしかったのかもしれない。その女性は側室の一人で、身分の低い今の王妃殿下を支えるため側室に上げられたそうだ。その経緯もあり、国王陛下からの心象も悪くないが異性として見る相手ではなく、互いに他人の行動が続いた。それがいつの間にか変わり、陛下が求めて王妃とした彼女と同じように想うようになっていった。そんな側室の彼女はよく国境地帯の魔物によって傷ついた傷病兵の慰問に向かわれる。そこで帰らぬ人となった。

「魔物は戦う術を持たぬ女子供でも容赦してくれん。国境近くでは大男すら魔物に殺されたとの報告も相次ぐ。このまま我らの地を好き勝手させるものか。」

 魔物と魔人が混同されているのだろう。魔とついているから魔物も魔王国の管轄と思っているのかもしれない。その場合、国内に発生する魔物は何だと思っているのだろう。魔花から生まれると知らないのだろうか。魔物は魔人の支配下にない。

 思うところはあるが何も言えず、ただ復讐の念に燃える陛下のお言葉を聞く。これをどう変えれば良いのか。旦那様は元々気の弱い方で、強く復讐に燃える民と向き合えなかっただけ。積極的な戦争の意思はなかった。一方で陛下は積極的に魔王国と争おうとされている。他人の考えを変えることは難しい。どう向き合うべきだろうか。

 言葉を選び、魔物のことを尋ねてみる。魔物に怪我をさせられる人も知っているが、魔物について詳しいわけではない。治癒士なら自然なことだ。どういった生き物なのか、どこからやって来るのか、どんな対処をしているのか。

「魔力を操れる生き物だ。多くは魔王国からやって来る。現状は見つけ次第討伐という対応しかできていないな。」

 ファルから聞いた話と違う。魔花から生まれる、魔力を操る動植物で、その魔花も世界各地に点在する。ヴェルート国内にもコンシアンス国内にも存在するはずだ。対処はファルの屋敷付近と似ており、彼らは間引くと言っていた。ヴェルート王国でも魔花近くには強い魔物が多いと討伐隊が組まれることもあった。魔王国からも流れて来ていたが、その件に関してはファルクスがヴェルート王国に説明を行っている。国境付近の魔物はより弱いヴェルート王国側に流れやすい。魔王国側にも来るが速やかに排除されるため、逃げるようにヴェルート王国側に行ってしまうのだと。行かないような対処も取っていたそうだが、全てを閉じ込められるわけではない。十年の一度の訪問でも魔王国による襲撃だという印象は消せていた。ヴェルート王国でも甚大な被害になっていなかったからだろうか。

 他にも王妃殿下のことやその側室様のこと、他の側室様のことなどを聞いてみるが、国王陛下の心を変える手掛かりは見つからなかった。そうしている間に面会の時間は終わり、部屋に戻される。俺のために用意された部屋は快適で、丁重にもてなされていると感じられた。当然だが後宮ではなく、陛下の寝所にも近くはない。食事も十分で、入浴の手伝いもしてもらえる。今日の仕事は終わりと流されるままに布団に入る。ふかふかと柔らかく、寝心地が良くなるよう配慮されているはずなのにどこか落ち着かない。自宅でないことは理由にならない。旅の間もクランティフ侯爵家にいた時も同じ条件だ。結婚前は一人で寝ることなんて当たり前だったのに、一体どうしてしまったのだろう。

 落ち着かないと思いながら眠れはした一夜を過ごし、侍女の手を借りて着替えを済ませる。何だか城内が騒がしいが、何があったのだろう。侍女も詳しくは分からないと言いつつ、俺を昨日とはまた別の部屋に連れて行く。案内の人も緊迫感のある表情で、人数も二人と多い。その上二人とも体の鍛え上げられた人だ。前後を挟むように移動しており、何だか罪人にでもなった気分になる。部屋に入る前に体を案内人の二人、それから部屋の誰かを守っている護衛に確かめられ、ようやく入室だ。陛下に会う時もこんなに厳重な確認ではなかった。この先には一体誰がいるのだろう。

「よく来た。お前が招かれた治癒士か。幾つか質問する。嘘偽りなく、隠し事なく全て答えよ。」

 名乗ることなく彼は質問を始めた。まずは名前。フラウと事前に考えた名を言えば、すぐに家族構成を尋ねられる。これも夫が一人と答えられる。両親のことも尋ねられるが、ヴェルート王国の貴族で詳細は伏せたいと答えた。家出してきた令嬢ならこれも自然な行動だ。強く疑われることなく、夫に関する質問に移った。これも設定を考えているため滞りなく答えられる。ファルという名の旅人で、魔物に襲われているところを救われた。こう言うことで逸れてしまった場合にも必死に探す理由になるそうだ。夫婦ならわざわざ理由を用意しなくとも望んで夫婦になったからとだけ言えば良い気もするが、ファルにとってはそれ以上の理由も必要だったようだ。続いて毒物に関する知識。ヴェルート王国にいて簡単に入手できる毒物に関しては一通り学び、解毒もできるようにした。その他は書物で見かけた程度で、解毒できるかどうかはやってみなければ分からない。

 俺や毒に関係しないだろう質問も続き、ようやく一度途切れた。視線も張り詰めた空気もずっと感じている。この目の前の男性だけでなく、部屋の中にまでいる護衛からもずっと。

「君の体調は問題ないか。」

 眠りが浅かった程度で、まだ不調とまでは言わない。寝不足にもなっていない。食事も豪華な物を頂いたが、胃も問題ない。言葉こそ優しいものだが、そこに俺の身を案じる色がないことは分かる。この人は何を探ろうとしているのだろう。

 またどこかへ連れて行かれる。彼が扉越しに呼びかければ開かれた。誰かの寝室だ。眠る青年は息苦しそうにしている。

「私の弟だ。この毒を解けるか。」

 許可を頂き、解析を試みる。纏わりつくような甘さに、耳鳴りのような音、木々の香り。俺の知る限りこれらの特徴を持つ毒はない。それぞれの特徴を持つ食材や薬は知っているが、薬も単体では強い作用のある物ではない。特定の香辛料と合わせて摂取した場合に効果が強くなりすぎるため、処方される際には取らないよう注意されるはずだ。もう一つは化粧品に含まれる成分で、少量なら口に含んでも体調は崩さない。当然飲み込んだ場合には不調が出るだろう。どれも調達が簡単で、単体なら持っていても怪しい物ではない。化粧品など侍女なら誰でも持っているだろう。薬もありふれた痛み止めに含まれる成分のため、少し頭痛を訴えれば処方してもらえる。香辛料は調理場に行けば手に入れられる。自分でお菓子を作る人も持っているだろう。

 ともかくこれらの成分が互いに作用し合うような状況を改善し、体に悪さをする成分が早く体から出るようにすれば良い。一つ一つ意識し、慎重に魔力を操る。静かな部屋で、治癒の完了を伝えた。あとは十分な水分を取ればすぐ体外に排出されるだろう。既に呼吸は落ち着いているため、きっと安心してもらえる。

「ふむ、確かなようだな。では同様の症状の者も見てもらえるか。」

 王宮の治癒士はいないのか、手が足りていないのか。一人くらいなら痛み止めを飲み、それを忘れて食べてはいけない香辛料の使われた菓子を食べ、うっかり化粧品が口に入る人もいるかもしれないが、何人も同時に発生するとは思えない。誰かが全てを混ぜた菓子でも作ったのだろうか。

「これは手当が遅れれば死に至るものか。」

 一度摂取した程度なら先程の彼のような症状にはならない。呼吸に影響が出るほどなら既に大量に摂取した後だ。食事もままならないため放置して良いわけではないが、悲観するほどでもない。何人もいるなら時間を惜しんで治癒には当たりたい。

 他にいるなら早く案内してほしい。そう呼びかけても少し考え、ようやく彼は歩き出した。弟の治癒が行われたというのに感謝も感動もない。本当に弟だろうか。顔はよく似ていたが、兄弟の情が何もない。下手に突っ込んで本来の目的から外れたくはない。そう黙って彼について行く。

 今度はただの茶ができそうな部屋だ。彼は腰掛け、侍女が茶を出して退室するのを待ってからようやく言葉を発した。

「挨拶が遅くなったな。先に君の腕を自分でも確認したかったんだ。」

 ようやく彼が何者か判明する。彼はコンシアンス王国の王太子だそうだ。先程の人物は第三王子殿下。そして国王陛下も似たような容態らしい。体の小さな第三王子殿下のほうが先に重い症状になるのは納得だ。国王陛下はまだそこまでひどい状況ではないが、これ以上悪化する前に一刻も早く治癒に当たるべきだ。

「いや、頼みたいのはそうではない。戦争を止めるには殺すしかないとは思わないか。」

 陛下は主戦派。民の疲弊は報告されているのだろうか。その目で見られているのだろうか。知れば何か変わらないだろうか。いや、王太子殿下のほうがその辺りはよくご存知のはずだ。そんな人が殺すしかないと判断している。しかし少し話しただけであるが、民を悪戯に苦しめる悪王のようには見えなかった。何かすれ違ってはいないだろうか。

「クランティフ侯爵家からも、アルバトロス公爵家からも、君は信用に値する人物だと聞いている。」

 どちらでも治癒すれば良かった。治癒士としての仕事で、信用を勝ち取れた。殺すことは治癒士の仕事と真逆だ。戦争に反対の立場を取っていることは伝わっているのだろう。しかしそのために治癒士が人を殺すなどしても良いのか。

「迷う気持ちも分かる。だが、もう一刻の猶予もないことは旅をしてきた君にも理解できるだろう。」

 民は既に余裕のない生活を送っていた。餓死者のないことを誇るなんて異常だ。働き盛りの世代のいない村はどう冬の乗り切るのだろう。冬への備えは十分にできるのだろうか。魔物なら冬でも出現する。しかしそれを狩れるような人間があの村々にいるだろうか。支援は国から行われるのだろうか。

 殿下はまた別の部屋に俺を案内される。彼の呼びかけで扉が開かれ、誰かの寝室に入れられた。高貴な人の寝室のようだ。そう眠る人を覗き込めば、それは国王陛下だった。

「護衛も侍女も全て退室させた。ここには誰も入れない。君は君の仕事をしてくれ。」

 飾られた儀礼剣に軽く触れ、殿下は退室された。戦争を止めるには殺すしかない。そんな言葉が頭の中で何度も繰り返される。儀礼剣の刃は潰されているが、剣ではある。それを使って殺せと言われているわけではない。恐る恐る陛下の体に解析術を掛ける。おそらく第三王子殿下と同じ毒だ。解毒できるということはその効果を増幅させることもできる。この場にある物で簡単に殺せる。それも俺が診た限りでは治癒できるものではなかった、第三王子殿下とは異なる毒だったと証言すれば良い。解析されても俺が毒を投与した証拠はない。治癒士を名乗りながら毒を用いて人を殺すのか。戦争を止めるためでもこれは正しいことなのか。治癒を拒んでも今しばらく生きていられる。魔力が不足していると言い訳して一日なら引き延ばせる。そうしたところで答えが出るわけでもないだろう。

 国王を殺しただけで本当に戦争は止まるのか。あの王太子殿下が実権を握れば可能なのだろうか。戦争を止めるには殺すしかない。そう言ったということは、殺せば戦争を止められると受け取って良いのだろうか。俺の仕事は陛下を殺すことなのだろうか。苦しげな呼吸は助けを求めているように聞こえる。時折うわ言を呟いている。手を握れば瞳はこちらを向いた。復讐に燃えていた瞳はない。この人に対する恨みはない。それなのに俺が殺すのか。彼らは罪を被るわけにはいかない。だから部外者の俺に最後の一押しをさせようとしている。ファルなら迷わず殺したのだろうか。それともこの方法では今後の友好関係に差し支えるとして助けるのだろうか。

 俺には、答えが出せなかった。

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