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リング~家族の絆 石橋を叩いて渡りたい~  作者: オスゴリラ
第2章 新ダンジョン
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第59話

・・・・・・自衛隊がダンジョン協会を制圧する少し前・・・・・・


「宗ちゃん!!」


ん?どうしt・・・ホブゴブリン!?

美晴が呼ぶので、振り向きゃそこにホブゴブリンが階段を降りてきた。

チッ、異常に気付いたようだ。ついでに、異常を引き起こした犯人が俺達だと言う事も気付いたようだ。怒り具合が顔に出てるし。


「彩乃、詩織!そっちは頼む!」


「了解。こっちは私達に任せたままでいいわよ」


美晴は適正距離を維持したまま、攻撃を当てつづけていく。と、そこへ俺が合流し迎撃が開始された。

まずホブゴブリンの射程圏内に入った俺は、攻撃を誘発させる。すると間髪入れず右手を振り下ろしてきたが、それを盾で軽く当て軌道をズラした。よしよし、この盾はいい仕事する。そしてもう一度攻撃を誘発させ、またもや盾を拳に軽く当てただけで軌道がズレた。実はこの盾、衝撃を吸収する上に敵の攻撃を反射させる効力を持っていた。フッ、俺もチートの仲間入りだな。

と、遊んでいたら、体勢を崩したホブゴブリンに美晴の鞭が容赦なく襲い掛かり、皮膚がズタズタになり、最後は首に巻き付いた鞭を解きながら引き抜くと、首の肉が抉れホブゴブリンは崩れ落ちた。


一息付いた所に、もう一匹のホブゴブリンが姿を現した。そういや三体程いたな。じゃぁとっとと片付けrk・・・

言うより早く美晴の鞭が襲い掛かり、ホブゴブリンはその場に崩れ落ちた。文字通りの瞬殺だ。

美晴の方へ振り向くと、頭をコテンと傾け、どう?と一言。可愛い~、、、、いかんいかん娘達の前だ。落ち着け俺。


後方の階段を意識しながら、尽きる事が無い前方の魔物をひたすら倒していると、背後から気配を感じ振り向き確認すると・・・・・自衛隊か。


見られたな・・・どうするかな。


「ここを頼む」


「頑張って言い訳してきてね~」


「ここをあの人達に押し付けて逃げるとか?」


「宗ちゃん、自衛隊も一緒にやっつけちゃえ」


好き勝手な事言うなよ。俺は今、言い訳を考えるのに一杯一杯なんだよ。あぁー当たって砕けるか。


「こんにちは、何か用です?」


「武・・・・・田さんですよね?」


「いえ違います」


俺は武田だ。武と田の(あいだ)に変な()は無い。


「いやいや、いつもダンジョンに多量の荷物を持ち込んでいる武田さんですよね?」


「チッ、そうです、武田です」


バレてるな。言い訳、言い訳・・・何も思いつかない。


「あ、あの、別に問い詰めている訳ではないので、正直にお答え頂けたらと思います。それで、武田さんはここで一体何を?」


「私は探索者なので探索です」


「そ、それは分かるのですが、ここは立ち入り禁止になっていたはずですが?」


チャンス到来!!!!!


「それは知りませんでした。申し訳御座いません」


逃げるが勝ちだ!!!!!


「美晴、彩乃、詩織、帰るぞ~。ここは立ち入り禁止だってさ~」


「「「は~い」」」


よし逃げ切った!!!!!残りの魔物はよろしく!!!


「稲葉ぁ、ここはいいから上から応援呼んで来い」


ここで、今まで一言も喋らず後ろでじっとしていた男が一歩前に出て、稲葉と呼ばれた男に指示を出し稲葉と呼ばれた男は応援を呼ぶために階段を昇っていった。


「いやいや、すみませんね。私は俵と言いまして自衛隊に所属しております。と、その前に失礼」


俺達より前線側に出た俵さんはしゃがみ、一言言葉を発した。


「城鉄堅壁!」


何!?地面に手をつけた俵さんが言葉を発すると、薄っすらと青色の透明な膜が広がっていき、魔物が襲い来る通路を塞いでいく。勿論それに気づかない魔物は透明な壁に次々とぶつかり止まった。おいおいスキル持ちか。


「どうです?これならゆっくりとお話し出来そうでしょう?」


俺達は回り込まれたってやつか。現実でやられたのは初めてだよ。

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