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リング~家族の絆 石橋を叩いて渡りたい~  作者: オスゴリラ
第1章
42/74

第42話

国籍:日本国

名前:武田宗一郎

ランク:☆4

スキル:一家団欒『四次元に部屋を作成(ランク依存)』


国籍:日本国

名前:武田美晴

ランク:☆3

スキル:鉄拳制裁『仲間が攻撃されると能力+5%』


国籍:日本国

名前:武田詩織

ランク:☆3

スキル:暴飲暴食『どれだけ食べても太らない。食材による能力UP』


国籍:日本国

名前:毛利彩乃

ランク:☆3

スキル:戮力協心『魔物に与えるダメージ+二%×共闘者』


成長が早いのか遅いのか分からないが、全員☆3は超えていた。


「☆3って強いの?」


「さぁな、弱くはないだろうが・・・・・丁度、試す相手が来たぞ」


ナイスなタイミングで猪が見えた。距離は少し遠く、此方には気づいてないようだった.


詩織が鉈斧でシールドを叩き猪を誘き寄せる。そしてこちらに気が付いた猪はこちらに向かって走り出してくる。


「パパは手を出さないで見てて」


近づいてきた所で猪が二頭いる事に気がつくと、彩乃も前に出て応戦する。

二人とも猪の突進を軽く躱し態勢を整えるが、さすがに反撃のカウンターまでは出来なかったみたいだ。今の娘達の防具では、猪の突進を受けると致命傷は無いにしてもそれなりの怪我をしそうではある。そんな緊張の中で突進を躱す事が出来るのは彼女達のセンスの良さだろうか。


彩乃はもう一度突進してくる猪に左手で掬っていた土を投げつけ、少し怯み速度が落ちた猪を躱した彩乃は金属バットを振り切った。


ガンッ


頭部に衝撃を受けた猪は前のめりに体勢を崩して滑り転げていき、すぐに追い打ちをかけ猪は黒く霧散していった。いや、中々に上手い立ち回りだ。


詩織は彩乃が仕留めた後すぐにシールドを叩きヘイトを自身に向けていた。そして突進を上手く受け流した所にスタンガンを当てて、三度目のスタンガンで漸く動きが鈍くなった所で鉈斧を取り出し止めを刺した。


「パパ程じゃないにしても、前よりも動きやすくなったって感じかな」


「そうね、突進の衝撃もそこまで強く感じなかったし、能力の向上を感じるわ」


頼もしいお言葉だ。娘達も成長しているみたいだった。


「宗ちゃん、所で私の相手は何処?」


おっと、妻の美晴がふんすふんすと鼻息が荒い。


「そ、そうだな・・九階層じゃダメかい?」


「じゃっ、そこで♪」


戦闘狂がここに一人いるのを忘れていた。鼻息荒く、獲物を探す姿が怖いんですけど。そんな美晴の無双が見れるのは、ほんの少し先のお話だ。

その後、九階層に降りる階段を見つけた俺達は直ぐに九階層へ向かうと、今までの草原ではなく草木が少なく断層も見える渓谷だった。


「ヒュー、壮観ね」


まるで映画の世界に来たような絶景が見て取れる。例えるならグランドキャニオンのような景観だった。

私達はグランドキャニオンはおろか海外旅行に行ったことすらないが、テレビで見た映像より遥かに美しく感動すら覚えた。


「そうだな、いつか行ってみたいと思っていた場所に来たみたいだ」


定年を迎えたら美晴と二人で海外旅行にでも行きたいな。



階段を降りた場所から見た九階層はかなり広い。全部隈なく探索するとなると、ひと月はかかりそうな程に広く、その分楽しそうではあり子供のようにワクワクしてきた。しかし、旅行気分で探索出来るわけなどなく、命がけの探索であるのは間違いない。

そんな広大な渓谷の探索の第一歩を踏み出した。

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