状況の把握
この小説は完結していません。 7/5
前回投稿時に誤って投稿してしまいました。
本当に申し訳ありません。
僕はすぐにロイスの元に駆け寄った。
ロイスは気を失っているようで体には無数の傷があった。
僕が何が起きたのか分からずに茫然としていると先生達が担架にロイスを乗せて医務室に向かっていく。
僕も医務室に向かう事にした。
医務室に着くとそこにはレミーユお姉様とリディアナがいた。
「レミーユお姉様、リディアナ、一体ロイスに何があったんですか」
「落ち着いてトーラス。私が説明するから一旦出ましょう。レミーユお姉様、少し出ていいですか?」
レミーユお姉様が了承すると、リディアナは僕の手を引っ張って外に出た。
「リディアナ、取り乱してごめん」
「落ち着いたみたいだね。こんな取り乱したトーラス見たの初めてよ。まぁこんな状況だし当然だけどね」
「それで何があったの?」
僕の問いにリディアナは細かく状況を教えてくれた。
「ロイスの初戦の相手は三学年の先輩だったでしょ。そいつがロイスをあんな目に合わせたのよ。トーラスは覚えてるかな? 一緒に街に買い物行った時、帰りの馬車を待ってた時に絡んできた上級生」
「もちろん覚えているよ。まさかロイスの相手って!」
「そのまさかよ。あの時、私をかばったトーラスを殴った方よ。私、トーラスに剣とプロテクターを渡した後、ロイスが気になって試合を見に行ったの。そしたら対戦相手がそいつでびっくりよ。試合を止めるわけにもいかないからそのまま試合を見守ったの。序盤はロイスが攻勢に出てそいつに対して押しているように見えたわ。そしてロイスがそいつに一撃入れたの。そしたらそいつの雰囲気が変わって逆に攻勢をかけてきたの。ロイスは必死に耐えていたけど持ちこたえられずに剣を弾かれて倒れたわ。そこでロイスは降参を宣言したわ。私も試合が終わったと思ってほっとしたわ。しかし、その時よ! そいつ降参を宣言して起き上がろうとしたロイスを剣で殴ったり蹴ったり痛め付けたのよ。何発も何発も! 審判の先生が止めに入るまで!」
リディアナの話を聞いてその上級生に対して凄まじい怒りが込み上げてくる。あの時、こてんぱんに潰しておけばよかったと本気で思った。
「リディアナ、そいつ、今どこにいる?」
「怒りはわかるけど、落ち着いて! そいつは今、生徒会長に呼ばれて事情聴取されてるわ。当然、失格になるわよ」
僕はそいつが失格になる程度では納得出来なかった。
ふと、僕は次の対戦相手がそいつだというのを思い出した。
そう考えると僕の足は勝手に生徒会長がいる部屋に向いていた。
「トーラス、どこに行くの?」
「生徒会長の所に行ってくるよ!いいことを思い付いたんだよ」
「トーラス、ブラック化してるわよ。でもわかったわ。私も一緒に行くわ」
僕らは生徒会長の元に向かった。
部屋の前に着くと、ルミエールさんが立っていた。
「あら、二人ともどうしたの?」
「お疲れ様です。今、中にいる奴に話があって来たんです。中に入らしてもらってもいいですか?」
「あらら。この状態が噂に聞いたブラックトーラス君なのね。これはこれで可愛いわ」
「ルミエールお姉様、状況をかんがえてください」
「リディアナちゃん、ごめんなさい。場を和ませようと思ったの。冗談は置いといてトーラス君、何か考えがあるみたいだけど、私に話してみてくれないかしら。私が納得出来たら中に入れてあげるわよ」
「分かりました」
僕はルミエールお姉様に考えた作戦を話した。
「なるほどね。でも本当に大丈夫なの?」
「はい。僕を信じてください!」
僕は真剣な目でルミエールお姉様を見た。
「わかったわ。中にどうぞ! 責任は全て私が取るから」
「責任は全て僕にあります」
「可愛い後輩の力になるのは当たり前の事なのよ。気にしないで。あなたは全力で頑張ることだけに集中しなさい!」
「ありがとうございます」
中に入ると生徒会長、数人の先生、ロイスにあんな目に合わせた奴がいた。
最近、面白い小説を見つけてしまい、更新に手が回っていませんでした。すみません。




