新たな自分
抱負
1年の経は元旦にあり。その言葉があり、元旦ではなくなったものの新しい年になって願いをお願いをした杏菜。
これだけは外せないとお賽銭をいれた。2013年の願いはこれだ。それは無病息災。
野球をするにも学校に行くのも、虹恋ちゃんと遊んだりやお泊まりにパーティーをするにもまずは兎にも角にも怪我や病気をせずに健康でいる必要がある。
福山家は無縁だったものの、2009年の秋から冬にかけて新型インフルエンザで全国的に流行して、各都道府県では学級閉鎖や学年閉鎖によって大変だったというニュースをまるで昨日の如く鮮明に覚えている。
インフルエンザを始めとする感染症は完全に防ぐのは不可能。もし可能とするのならばそういった感染症のない地域に行くしかないのでそれは現実的ではない。
感染症対策として、ワクチンがよく挙げられる。中には毎年ワクチン接種をして毎年、罹患をしてしまう人もいる。だが、打つのと打たないのでは重症化するかどうかも変わってきてしまう。
2019年の冬にほぽ女の愛称で知られる桜桃学園たんぽぽ女子学園の受験した帰りに事故を起こして何故だか2012年に戻ってきた杏菜だが、当時と同じ部分、異なる部分もありつつもこの生活にだいぶ順応してきた。
野球での目標としては、やはりリトルリーグに入団したからには全国の頂点に立ちたい。杏菜はリトルリーグに入団する時にそこまで詳しいは調べてはいなかったが、夏の全国大会で優勝すると世界大会に出場が出来、凡ゆる世界の猛者と戦える。
昨秋、虹恋ちゃんが新たに福山Phoenixリトルに加入をした。ピッチャー陣も充実して左のエース宏斗君、右のエース将希君、どこまで守らされて先発も途中でマウンドに上がる両投げの杏菜。そして投打の中心の虹恋ちゃんという4本柱がいる。今なら全国でも負ける気はしない。
勝負の世界において絶対という言葉はない。特に負ければ終わりのトーナメント戦を価値抜かなければならないリトルリーグにおいてどれだけ戦力が整っていても負けたら意味がない。
先述したピッチャー4本柱、そして打撃陣も3番から6番まで虹恋ちゃん、将希君、宏斗君、杏菜が務める。当然その日に誰が投げるのかにもよってポジションや打順は変わっては来るものの投打の柱である事には変わりない。
だからこそ野球だけでなく、日常生活においても細心の注意を払っている杏菜。自分が1番上手いとは思っていないからこそバッターとしても、ピッチャーとしても誰よりも走り込みや素振りをして、投げない日は守備やベンチから大きな声を出して仲間を鼓舞する。
今の杏菜が世界の猛者にどれだけ通用するのか気になる。そのためには全国大会を勝ち抜くのが必須になってくる。




