↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
45/100

テーマ

着手

全国大会にて、浜田はまだ松蔭しょういんリトルに屈辱的敗北になった。そしてマウンドに上がった杏菜あんなも全く歯が立たなかった。このままではダメだと、自由研究を兼ねて新しい変化球を覚えた方がいいと考えた。


久しぶりに「変化球のススメ」を読む杏菜あんなであった。握力をあまり使わずに肩や肘になるべく負担のかからない変化球を模索していた。


まずは変化球を覚えてから精度を上げていこうと考えていた。その中で杏菜あんなが注目をしたのはスローカーブ、パームボール、カットボール(別名カットファストボール)だった。


カットボール、カットボールの握りは、変化と同じくストレートとスライダーの中間で、ストレートの握りから、全体的に指一本分ボールの外側へずらして握ります。リリースはストレートと同じです。

同じ様にリリースすれば、握りが外側にずれた分スライダー回転がかかってスライダーの様に手首を外側へ向けれるほど球速が落ち、変化量が大きくなります。


スローカーブ、握りはカーブと同じ。

ただ、カーブよりも更に抜かなければいけないので、弱く握ったり、浅く握ったり、人差し指を浮かせて中指と親指だけで握ったりと工夫が必要です。


リリースはカーブより更に"抜く"ことを意識して、

まずはコントロールを考えずにこの極端に"抜く"感覚を覚え、後からリリースポイントを調節して狙ったところに投げられるように安定させましょう。

カーブより山なりの軌道になるので、リリースの向きも高めにし、出来るだけストレートと同じ腕の振りになるようにし、明らかに腕の振りが遅い、腕の角度が違うということがないようにしましょう。


パームボール、手のひらで包み込むように握ります。指先はすべて浮かせ、指の根元の関節で握ります。リリースは手首は使わずに指の根元から振った腕の遠心力で放るようにし、投げる時に最初から指を浮かせてボールを握っていると、打者に見破られてしまう可能性があるので、リリース付近までは指は浮かせずにボールに付けておくと良いかもしれません。


そうと決まったら、キッズスマホで宏斗ひろと君と将希まさき君に連絡をして河川敷かせんしきのグラウンドに来て欲しいと連絡した。


ジャージを着て、「変化球のススメ」とキャッチャーミットとピッチャー用グラブとキッズスマホを向かう杏菜あんな。投球の幅を広げないとピッチャーとしてひと回りも大きくならないといけない。


しばらくすると宏斗ひろと君と将希まさき君がやって来て、新球覚えたいからとキャッチャーミットと杏菜あんなのキッズスマホを渡して、動画を取って欲しい。


ブルペンに行って、ピッチングとキャッチング、そして撮影とそれぞれかわるがわる行っていた。そう簡単に新しい変化球を習得出来ず、気がついたら日が暮れていた。続きは明日の練習でしようと解散をした。


どれか1つでもモノに出来ればと考えていたが、中々そう上手くはいかないものだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。