↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
23/100

部活はどうするか

極める

練習試合とはいえど、初めて試合に出て嬉しいと感じた杏菜あんな。それも試合を決めるサヨナラの場面でよく水瀬みなせ監督は素人同然の杏菜あんなを使おうと思ったなと感じる。残っていたのが杏菜あんなで、塁に出ればもうけもの位の気持ちでいたのかなと勝手に考察していた。


そうなると学校の部活は必然的に運動部ではなく、文化部に入る路線になりそうだな。前に入っていた科学部が決して嫌という気持ちはない。15歳の学力を持って実験したりするのはそれはそれで面白そうと学校では科学部、課外活動としてリトルリーグをしようと決めた。


毎年、テレビで理科の実験中に児童や生徒が怪我けがや煙を吸って気持ち悪くなるというニュースは多々聞くため、より怪我けがには気をつけなくてはという気持ちが高くなった。それは理科の実験や科学部の実験だけでなくて体育や日常生活においても同様である。


授業後に久しぶりに行く科学部。メンバーは当時と変わらずだが、間違ってもここで久しぶり。みんな元気にしてた?なんて言おうものならば誰かと勘違いしてる。大丈夫なのかと保健室に連れてかれない。


あくまでも初対面の振る舞いをしないと馴れ馴れしい人。この子とは仲良くなれないと言われかねないどころか浮いた存在でイジメの対象になって、部活に入っても居場所がない。そうなってはならない。


何か分からなければ顧問の先生に聞く。もし、他の子が困っていたら助けてあげるそれが大事だし、人との信頼関係ってそういうものだと考えていた。


しばらく実験をしている様子を眺めていると見覚えのある人がいた。同級生は覚えていても上の人までの記憶に関してはあまりない杏菜あんな


実験が終わって片付けをしていると、杏菜あんなと目があった。それは同じ福山ふくやまPhoenixリトルのエースを務める大竹おおたけ宏斗ひろと君だった。


正直驚いた杏菜あんな。申し訳ないけど、小学校の時にいた記憶がない。リトルリーグで会った縁もあるし、宏斗ひろと君に色々これから聞こうかなと考えた。


実験に夢中だったのか、杏菜あんながいるとは思わず目が見開いていた。どうしてここにいるのかという顔をする。


ランドセルを背負って帰ろうとしていた杏菜あんなに声をかけた宏斗ひろと君が同じ方角なら一緒に帰ろうと声をかけてきた。


別に悪い気もしなかったため、いいよと学校の近くにある公園に向かった。15歳の杏菜あんながたまに出てしまいがちだから気を付けないと。


話を聞いてみると福山ふくやまPhoenixリトルは少数精鋭でやっているため、1人が複数ポジションやっているよと言われてピッチャーで投げない時はファーストや外野を守っていると聞いた。


思わず杏菜あんなならどこのポジションを兼任出来るのか聞いた。今は左利きのグローブしか持っていないけど、右でも投げれる事は伝えた。


昨日のあのバッティング出来てまさかの両投げ?鬼に金棒だと言い出し、明日からピッチングの練習をしようと突然話を持ちかけられた。


詳しく話を聞くと宏斗ひろと君の他にも倉敷くらしき将希まさき君という5年生の2人で試合を回しているらしく、1人でも投げれる人が増えればと前から考えていたみたい。


そうは言われたものの、初心者にピッチャーが務まるのかと不安な気持ちでしかない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。