表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

208/260

208話 蜃気楼では無いぞ!本物だ!

◇◇◇◇◇



「森…じゃのぅ?」



前方の影へ向かい、一、二刻程、歩いた頃…


遠くに見えた、謎の影は視界に、まだぼんやりとだが、より、確実に見えるようになった。



「本当だ!まだ、かなり遠いけど…

森に見えるよね?…キラキラ光るのは…水?」



フィアロアの呟きに、イルも答える。


前方に見える影は、肉眼で形が分かる程になっていた。


森のような、こんもりとした木々と、キラキラとした光る水辺のようなものが、見えるのだ。



「いわゆる、オアシスといったものでしょうか?」



オーフェンは、首を傾げながら前方を見る。



「本当に…エルフの森…だったのなら、良いのですが」



…と、オセは苦笑いに肩を竦ませる。



「蜃気楼…という可能性もあるからな、

もっと近く迄…寄らないとな?」



リーンも慎重になる。

無闇に喜び走れば、体力の消耗にもなる。


とはいえ、

あと…歩いて、一、二刻くらいで到着しそうな

前方の影を前に、休憩は後回しにせざるを得ないだろう。


一行は、更に一刻歩き…遂に前方の影は、

目前に迫っていた。



「わぁ!やっぱり森だ〜!泉もあるよ〜」



イルは、はしゃぐ。


この一週間ほど、ずっと地平の彼方まで砂しか無かった視界に、ようやく豊かな緑林が見えたのだ。



「もっと近くまで行かなければ、分からないが…

エルフの森にしては…やや規模が小さいような」



リーンは首を捻るが…

世界樹消失の影響で森が、ここ迄衰退したのかと考えれば、納得もいく。



「森があるなら…

エルフも、絶滅して無いかもしれませんね」



オーフェンも、一息吐く。


もし、ここが本当にエルフの森なら…

この森の中へ入れば、世界樹はすぐなのだ。


一行は、懐かしい仲間…ランシェの再会を


心待ちに、森の方へ向かって行く。



◇◇◇◇◇

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ